いよいよ名門復活の時がやってくるかもしれません・・・

2021年夏の移籍市場において、マンチェスターユナイテッドは着々と強化を進めています。

遅々として強化が進まないライバル達を尻目に必要なトップクラスのタレントを着実に射止め、あるいは9シーズンぶりのプレミアリーグに手が届くのではないかという期待感さえ感じさせます。

しかし、それでも強化はまだ十分ではありません。

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残された移籍期間のうちに解決しなければならない課題がいくつかあるのです。

課題とは一体何なのでしょうか?

そしてその課題をマンチェスターユナイテッドはどのように解決するのでしょうか?

今回は2021年マンチェスターユナイテッドの移籍の噂についてお伝えします。

名門復活?マンチェスターユナイテッドへの期待が高まる理由

アレックス・ファーガソンが退任してからの8年間、マンチェスターユナイテッドは敗北の歴史を重ねてきました。

ディビッド・モイーズ、ルイス・ファン=ハール、ジョゼ・モウリーニョ・・・

名だたる監督達がマンチェスターユナイテッドの名門としての権威を維持するために指揮を執ってきましたが、そのいずれもが成功をおさめることはできませんでした。

2018年12月にモウリーニョの後任として監督に就任したオレ・グンナー・スールシャールは、マンチェスターユナイテッドの指揮官としてふさわしくないなどと批判を浴びながらも少しずつチームに組織力を植えつけていきました。

守備力と献身性が高い選手を中心に11人を構成し、堅守を中心としたカウンターサッカーで2020-21シーズンはプレミアリーグで2位、ヨーロッパリーグで準優勝というまずまずの結果を残しています。

そして、名門復活という期待を抱かせながら2021年の夏を迎えました。

いかにして残された課題をクリアするか?

新型コロナウィルス感染拡大の影響を受けて、いまやヨーロッパ中のサッカークラブが財布の紐を固く締めた緊縮財政に舵を切っています。

しかし、国際的なブランド力が高く世界中にサポーターがいるマンチェスターユナイテッドは、比較的財政的な余裕を残していました。

ライバル達が買いよりも売りに走る中で、マンチェスターユナイテッドは攻めの姿勢で強化に奔走しています。

しかも必要なポジションに世界でも有数の実力者を補強することに成功しているのです。

7月30日時点で移籍が成立しているのがこちらの2名です。

ジェイドン・サンチョ
(21歳/イングランド代表)

(ドルトムント→マンチェスターユナイテッド)

ラファエル・ヴァラン
(28歳/フランス代表)

(レアルマドリード→マンチェスターユナイテッド)

いずれもそれぞれのポジションで世界でもトップクラスのタレントで、特別な付加価値もあります。

ウイングのサンチョはまだ21歳という若さで、チャンピオンズリーグやユーロなどの大舞台を経験済みで、さらなる伸び代を残しています。

ヴァランは8年間にわたりフランス代表とレアルマドリードで最終ラインの中心的な役割を担ってきており、しかもチャンピオンズリーグ、ワールドカップというビッグタイトルを獲得した経験がある真の勝者です。

サンチョが約110億円、ヴァランが約60億円と安い買い物ではなかったですが、このレベルのタレントを2人も獲得することによってスカッドは飛躍的に充実したと言えます。

なお、セルヒオ・ロメロとリー・グラントという第三・第四GKが退団したゴールマウスは、元イングランド代表のトム・ヒートンを獲得し、不測の事態に備えています。

今夏の移籍市場において、サンチョ、ヴァランという二人のタレントを釣り上げたマンチェスターユナイテッド。

しかし、まだ補強が必要なポジションが残っています。

資金的な余裕がないだけに獲得には慎重を喫する必要がありますが、財政状況を見つめながら残された移籍市場でマンチェスターユナイテッドはどのような動きを見せるのでしょうか?

【2021年夏】マンチェスターユナイテッド強化プラン<右サイドバック編>

アーロン・ワン=ビサカにとりわけ攻撃面での不足感が強い右サイドバックは、アタッキング志向が強いキャラクターを移籍市場において求めています。

ワン=ビサカに加えてマルチのアクセル・トゥアンゼベやブランドン・ウィリアムズ、ミランへのレンタルを終えて帰還したディオゴ・ダロもまだまだ若く年齢的な伸び代は十分に残しているだけに、より経験値が高ければ理想的です。

【マンチェスターユナイテッド移籍の噂①】キーラン・トリッピアー(アトレティコマドリード/イングランド代表)

真っ先に聞こえてくる噂はキーラン・トリッピアー。

長らくトッテナムでプレーし2019-20シーズンにアトレティコマドリーへと渡った右サイドバックで、正確なクロスやプレースキック、積極的な攻め上がりが持ち味で、ワン=ビサカとの補完性は非常に高くなっています。

イングランド代表としてはワールドカップやユーロを経験しており、トッテナム時代にはチャンピオンズリーグのファイナルも経験済み。

最も持ち味が発揮されるのは、2018年ロシアワールドカップや2020-21シーズンのアトレティコマドリードでのパフォーマンスが示すとおり右ウイングバックですが、右サイドバックでも守備力の低さはさほど問題にならないと思われます。

堅実な守備者としても振舞えるルーク・ショーが反対サイドに構えていることを想定すると、むしろバランスは良さそうです。

アタッカーとしては献身性の高いサンチョが右サイドで起用されそうな点も踏まえて、持ち味が発揮できる環境といえるでしょう。

トリッピアーが獲得できた場合には3-4-1-2のフォーメーションをオプションとして採用する可能性もスールシャールの頭の中にはあるようで、現在のスカッドに右ウイングバックへの適性が高いキャラクターが不在である点も含めて、非常に魅力的な人材だと言えます。

移籍に向けて障害となっているのが現所属のアトレティコマドリード。

本人は家族とともにイギリスで生活したいという意向を持っているようですが、アトレティコマドリードは移籍を拒否している模様。

実際に移籍金25億円のオファーを提示したと噂されていますが、アトレティコからは突き返されたようでその後移籍交渉に進展はないと噂されています。

【マンチェスターユナイテッド移籍の噂②】マックス・アーロンズ(ノーリッジ/U-21イングランド代表)

19歳の若さでノーリッジのトップチームでレギュラーの座を掴み、その勢いのままにプレミアリーグでも有数のサイドバックとして注目されるようになったのがマックス・アーロンズ。

無尽蔵のスタミナを活かして攻守に奮闘するタイプながら、足下のスキルもすばらしいという欠点らしい欠点が見つからない右サイドバックです。

ただし前述したように右サイドバックは非常に若い人材で構成されており、求められる人材は将来有望な若手ではなく経験豊富なベテランです。

ワン=ビサカとトゥアンゼベが23歳、ダロが22歳、ウィリアムズが20歳という年齢構成を考えるとアーロンズまで加えた場合明らかに若すぎるのです。

実際にマンチェスターユナイテッドはアーロンズの動向を把握する程度で、獲得へ本腰は入れていない模様。

現時点では三番手以下の選択肢というのが、マンチェスターユナイテッドのアーロンズに対するスタンスです。

【マンチェスターユナイテッド移籍の噂③】デンゼル・ダンフリース(PSV/オランダ代表)

ユーロ2020のオランダ代表でベストパフォーマンスを見せたのが記憶に新しいデンゼル・ダンフリース。

攻守の切り替えの速さが最大の持ち味で、闘争心や逆境でもパフォーマンスを落とさない精神的な強さを備えています。

クロスの精度などの攻撃面のクオリティはトリッピアーには及びませんが、最後まであきらめずに戦い抜く姿勢や例え無駄になったとしてもフリーランニングをやめない敢闘精神は、どこか古き良きマンチェスターユナイテッドの姿を見るようでサポーターやOBに愛されそうなキャラクター。

右ウイングバックへの対応も可能で、4-2-3-1から3-5-2の可変式フォーメーションを実現する上では適性が高いタイプという意味でも獲得のメリットは非常に高いと言えます。

一時期はバイエルン・ミュンヘンへの移籍が濃厚と噂されてきましたが、ユリアン・ナーゲルスマン新監督の教え子でもあるノルディ・ムキエレにターゲットが変更されたようで、移籍の噂はやや沈静化されました。

トリッピアーを取り逃がした際の次善の選択肢になりうるでしょう。

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【2021年夏】マンチェスターユナイテッド強化プラン<セントラルMF>

活躍が散発的なポール・ポグバ、年齢的な衰えが著しいネマニャ・マティッチ、献身性は買えるものの致命的なパスミスが多すぎるフレッジ、高額な移籍金に見合った活躍が全くできていないドニー・ファン・デベーク・・・

これが現在のマンチェスターユナイテッドのセントラルミッドフィルダーの状況です。

すなわち信頼を寄せてピッチに送り出せるのは生え抜きのスコット・マクトミネイだけなのです。

個人的には右サイドバックよりも手を加える必要性が高いという印象です。

こうした状況ゆえにかなり多くの噂が挙がっては消えている状況なのです。

理想的なシナリオはポグバとファン・デベークを売却し、その移籍金を原資として2枚の即戦力を獲得することです。

金満のパリ・サンジェルマンからオファーがあったポグバは、換金対象としてだけでなく代理人(ミーノ・ライオラ)を含めた厄介者を追い出すというマネジメント上の意味でも放出のメリットが大きいでしょう。

移籍金は80億円と噂されており、これが実現すれば強化に向けて大きな追い風になります。

問題なのは買い手らしい買い手がバルセロナしかいないファン・デベーク。

本人も同胞が多いバルセロナへの移籍に向けて前向きな様子ですが、当のクラブは財政が火の車で新戦力を獲得する資金的な余裕は全くありません。

このまま残留に落ち着きそうな可能性が高く、アヤックス時代のパフォーマンスを取り戻せなければこのまま不良債権化するでしょう。

【マンチェスターユナイテッド移籍の噂④】ルベン・ネベス(ウォルバー・ハンプトン/ポルトガル代表)

現陣容に不在の司令塔タイプの獲得を狙うなら、ルベン・ネベスがもっとも有力な新戦力候補です。

パサータイプとしては水準以上の守備力を備えており、ボックス・トゥ・ボックスタイプのマクトミネイとは相性が良さそうなだけでなく、ポルトガル代表として共に中盤を形成するブルーノ・フェルナンデスとの連携という意味でも獲得のメリットは大きい。

プレミアリーグやポルトガル代表としての実績など24歳としては高い経験値を備えており、過渡期を迎えたウルブスも売却はやぶさかではないようで移籍金も約30億円ほどに抑えられそうな点も魅力的。

移籍に向けて障害らしい障害もなく、すんなりと契約が決まるシナリオもなくはなさそうです。

【マンチェスターユナイテッド移籍の噂⑤】デクラン・ライス(ウェストハム/イングランド代表)

より守備的なタレントに目を向けるなら、デクラン・ライスが最も理想的な人材です。

センターバックもこなせるほどの守備力に加えて、大胆なドリブルで局面を進める展開力、フリーランニングによる攻め上がりとリーダーシップまで備えている超逸材です。

22歳の若さですがすでにウェストハムのトップチームで132試合に出場した実績を備えており、ユーロ2020を通して国際レベルでも通用することを証明しています。

レジスタ(司令塔)的な資質は高くないですが、ソリッドな堅守速攻をさらに深化させる人材としてはネベスを適性で上回るでしょう。

障害は同じ街のライバルであるマンチェスターシティと移籍金です。

移籍金は安くても100億円に到達すると噂されており、仮にポグバを換金したとしても手が届かない計算。

獲得するとなったら他のポジションの強化方針すら見直さなければならないほどの出費になるのは間違いなく、相応のリスクを覚悟する必要がありそうです。

【マンチェスターユナイテッド移籍の噂⑥】エドゥアルド・カマヴィンガ(レンヌ/フランス代表)

18歳としては極めて完成度が高いのがエドゥアルド・カマヴィンガ。

17歳で2020-21シーズンのレンヌでレギュラーの座を掴み、一躍移籍市場の注目を集めた逸材です。

フランスではエンゴロ・カンテ(チェルシー)の後継者として期待されており、そのポテンシャルの高さにレアルマドリード、バイエルン、パリ・サンジェルマンなど列強のメガクラブが動向を注視しています。

ボールと相手の間に身体をねじ入れたり、パスコースを先読みしたりと守備面の引き出しが非常に多く、生まれながらに備えている身体能力の高さも加わって、守備者としてはほぼ完成の域に達していると評価して良いでしょう。

課題は繋ぎの部分。

無難な選択をしがちだし、ドリブルもやや大きくなりがちで、プレッシャーをかけられるとあわてる姿も目に付きます。

有望株であるのは間違いないですが、ファン・デベークの失敗を鑑みれば今は将来性よりも即戦力を確保したいというのがスールシャールの思惑です。

【マンチェスターユナイテッド移籍の噂⑦】ウィルフレッド・ディディ(レスター/ナイジェリア代表)

獲得に向けて現実味が高いうえに、プレミアリーグでの実績も豊富なのがウィルフレッド・ディディ。

レスターが、フランス王者のリールからキャラクターが重複するブバカリ・スマレを獲得したことによって玉突きによるマンチェスターユナイテッド移籍の噂が流れたのです。

まだ24歳の若さですがレスターの主力に定着してすでに4シーズンが経過しており、実績は申し分なし。

ベルギーリーグからプレミアリーグに移籍してすぐに結果を出したように、異なる環境への適応能力が非常に高いのかもしれません。

強靭な肉体を活かしたボール奪取が持ち味で、即戦力として大きな期待が持てそうです。

80億円とも言われる移籍金がネックで、若手のレンタルを含めた交渉で値下げを狙いたい。

【マンチェスターユナイテッド移籍の噂⑧】サウール・ニゲス(アトレティコマドリー/スペイン代表)

アトレティコマドリードからの退団が規定路線となっているサウール・ニゲス。

運動量とクオリティを兼ね備えた実績抜群の攻撃的MFで、戦術次第ではダブルボランチの一角としてもプレーが可能でしょう。

ただし、スコット・マクトミネイと同時期用した場合にはどちらがより攻撃的なタスクを担うのか曖昧になりそうで、守備的な相棒を横に据えてあげるのが理想的な起用法だと言えるでしょう。

2020-21シーズンにアトレティコマドリードで不満分子化したこともあって、移籍金は大幅にディスカウントされた50億円ほどに抑えられそうですが、言うまでもなくプレミアリーグは初挑戦。

適応に戸惑う可能性も0ではなく、確実な計算も立たず起用法も難しいという意味ではネベスの方が明らかにプライオリティが高いのです。

最近マンチェスターユナイテッドへの移籍の噂が沈静化しつつあったのはこうした背景があったからでしょう。

【マンチェスターユナイテッド移籍の噂⑨】マルセル・ザビツァー(ライプツィヒ/オーストリア代表)

「走れる司令塔」として国際的な知名度が上昇しつつあるマルセル・ザビツァーも獲得の噂があがった一人ですが、これは限りなく飛ばしに近いでしょう。

高い運動量にパスセンスを兼ね備え、さらにはセントラルミッドフィルダーとしても攻撃的ミッドフィルダーとしても起用可能な極めて汎用性の高いタイプです。

ユーロ2020のオーストリア代表でも見せたように、リーダーシップも兼ね備えています。

ただし移籍金が60億円に達するとも言われており、27歳という年齢を考慮すると現在のパフォーマンスをあと何年維持できるのかが不安要素で、移籍金のわりに稼動期間が短ければもとが取れなさそう。

現在はマンチェスターユナイテッドへの移籍の噂は完全に沈静化されていて、アーセナルやトッテナム、ミランあたりがライプツィヒに照会を行っているようです。

【2021年夏】マンチェスターユナイテッド強化プラン<センターフォワード>

エディンソン・カバーニが契約延長したことによって、一時的な解決を果たしたセンターフォワード。

しかし、ウイングと兼任のマーカス・ラッシュフォード、ムラっ気が大きいアンソニー・マルシアルしか代役がいない状況で、なによりカバーニ自身が2021-22シーズン中に35歳を迎えやや心もとない陣容となっています。

年間30ゴールが期待できる本格派ストライカーを獲得しカバーニをバックアッパーに据えて、ラッシュフォードをもっとも持ち味が生かせるウイングに専念させるのが理想のシナリオですが、右サイドバックやセントラルミッドフィルダーの強化を優先させるなら難しいでしょう。

妥協的な解決策は、サンチョを獲得したことでチャンスメーク能力も得点力も向上したウイングを拠り所としながら、メイソン・グリーンウッドやダニエル・ジェームズの成長を促して、ラッシュフォードとカバーニを最前線で併用するプランです。

それでも優秀なストライカーを一枚確保できれば理想的。

移籍市場に目ぼしい人材はいるのでしょうか?

【マンチェスターユナイテッド移籍の噂⑩】アーリング・ハーランド(ドルトムント/ノルウェー代表)

21歳になったばかりのアーリング・ハーランドを獲得できれば、向こう10年はセンターフォワードの陣容について頭を悩ませる必要がなくなります。

ペナルティエリアの中を根城とする典型的なストライカーで、プレーエリアが広いラッシュフォードとは相性が良さそう。

もちろんドルトムントの前線で共にプレーしたサンチョとの連携は問題なしと、獲得するメリットはそれこそ枚挙に暇がないほどの正真正銘のメガタレントです。

しかし、移籍金は200億超えが予想されるなどすでに今夏の移籍市場に約180億円を投下しているマンチェスターユナイテッドには、どう考えても手が届きません。

サンチョの売却益で懐に余裕ができたドルトムントが金銭的に譲歩して売り急ぐ理由も見つからず、おそらく交渉の余地すらないというのがハーランドを移籍を巡る現状です。

今夏はハーランド獲得から撤退して来夏の移籍市場で再チャレンジするのが理想的なシナリオか。

【マンチェスターユナイテッド移籍の噂⑪】ハリー・ケイン(トッテナム/イングランド代表)

年間30ゴールどころか40ゴールすら期待できるのがハリー・ケイン。

カリスマ性やリーダーシップも備えているように単純に数字に表れる結果以上のものを期待することができます。

ただしトッテナムの強気の要求により移籍金は高騰しており、その要求額は180億円と噂されています。

ハーランドもそうですが、この価格帯の選手は財政的に来夏移行に持ち越さざるを得ないのが現在のマンチェスターユナイテッドの状況なのです。

【マンチェスターユナイテッド移籍の噂⑫】クリスティアーノ・ロナウド(ユベントス/ポルトガル代表)

獲得の可能性がある唯一の大物がクリスティアーノ・ロナウド。

加齢の影響から身体的な衰えは伺えるものの、セリエAとユーロで得点王を獲得したように得点感覚は衰えるどころか年々鋭さを増しています。

ユベントスが売却に前向きなのは間違いなく、今なら50億円ほどでも交渉に応じてくれそうな状況です。

ただし、稼動年数がほとんど残されていない36歳のアタッカーに50億円を投じる価値があるかは疑問です。

前線からのプレッシングが期待できず、レトリート(後退)してブロックを築かざるを得ないなど守備戦術に制約を強いられる存在にもなりかねません。

例えばプレシーズン中にカバーニやラッシュフォードに不測の事態が生じるなどのアクシデントがない限りは、獲得は見送られる可能性が高いのです。

【マンチェスターユナイテッド移籍の噂⑬】ドゥシャン・ヴラホビッチ(フィオレンティーナ/セルビア代表)

2020-21シーズンのセリエAで21ゴールをあげたドシャン・ヴラホビッチ。

190cmの長身に加えて左足の繊細なテクニックを備えており、ペナルティエリア内で勝負するタイプのストライカーではありますが、強烈なミドルも武器になる期待の大型センターフォワード。

センターフォワードの選手層の充実と世代交代という両方の課題を費用を抑えて今夏中にクリアするとしたらこのヴラホビッチが最も適切な人材と言えるかもしれません。

ただし、即座に結果を求めることはできないか。

セリエAで結果を出すまで2シーズンを擁しており、21歳という若さから来るのもありますが異なる環境に適応するのに時間がかかるタイプなのかもしれません。

噂されている移籍金は60億円と言われています。

安くはないですが、将来的にはバーゲン価格と思える期待感を抱かせる逸材であることには間違いありません。

いかにして限られた資金を活用するか?

今回は2021年マンチェスターユナイテッドの移籍の噂についてお伝えしました。

欲を言えばセントラルミッドフィルダーに2枚、センターフォワードに1枚を加えたスカッドで新シーズンに望みたいのがスールシャールの思惑。

しかし、すでにサンチョとヴァランに180億円を投下していることから、すべての要望をクリアするのは難しいように思います。

希望を見出せるとしたら既存戦力の売却ということになりますが、そもそもコロナの影響で移籍市場全体の動きが鈍く、買い手が付きそうなのはポグバくらいのもの。

まずはポグバの売却を最優先事項とし、その売却益がいくらになるかによって残された移籍期間での動きが決まってくるでしょう。

それでも、サンチョとヴァランを加えたことによってレギュラー11人のクオリティーはヨーロッパでも指折りといえるのが現在のマンチェスターユナイテッドだし、必要な戦力もあと2~3人なのであれば解決までの道のりはさほど遠くないでしょう。

フレッジの代役にさえ目処がつけばその質はさらに上昇するし、カバーニは休ませながら起用して健康体を保てれば大きな穴にはならないと楽観的な予測も可能。

現時点では不安より期待の方が大きいと言えます。

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