ついにこの時が来てしまいました。

レアルマドリードのジュレン・ロペテギ監督が解任される見通しだというのです。

仕方がないのかもしれません…

ロペテギ監督は、崖っぷちにまで追い込まれてしまったからです。

なぜ、ロペテギ監督はレアルマドリードをコントロールできなかったのでしょうか?

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そして…

新たに誰が、レアルマドリードの監督として指揮を取ることになるのでしょうか?

今回はレアルマドリードのロペテギ監督が解任される理由と、新監督候補についてお伝えします。

監督強奪という横暴がすべて混乱の始まりだった

2018年夏、レアルマドリードに二つの大激震が起こりました。

一つはクリスティアーノ・ロナウドの移籍。

そして、もう一つがジネディーヌ・ジダン前監督の退団です。

ただし、ロナウドの移籍に関しては、実際には既定路線だったとも言われています。

ロナウドはフロレンティーノ・ペレス会長との関係性が完全に破綻して移籍を望んでいたし、ペレス会長自身もロナウドを放出して、新しいい チームを作りたいと感じていたからです。

ただし、ジダン前監督の場合は違いました。

ペレス会長は2018年以降もチームをジダンに率いてもらうつもりでいたし、それは選手たちも同じだったのです。

レアルマドリードをヨーロッパで3連覇に導いた監督が、なぜ退任するのか?

クラブはそうタカをくくっていたのです。

しかし、ジダン前監督の辞任の意思は固く、豪腕会長の説得を持ってしても覆すことはできませんでした。

そして、やってきたのがジュレン・ロペテギ監督だったのです。

ロシアワールドカップの開幕直前で、レアルマドリードと契約したことがスペインサッカー協会の幹部の逆鱗に触れて解任されていたロペテギ。

ロペテギがスペイン代表との契約を延長し、ロシアワールドカップ以降も指揮をとる見通しとなっていた状態での強奪に、それこそスペイン中がレアルマドリードとロペテギを非難していました。

やり方はともかく、レアルマドリードの首脳陣はスペイン人が多いチームをロペテギが率いることに大きな不安を感じていませんでした。

また、ペレス会長はジダンが去るならば忠実なイエスマンであるロペテギの就任には前向きだったと言われています。

しかし、誰もがロナウドとジダンが抜けたレアルマドリードが成功するとは思っていませんでした…

誰もがレアルマドリードは厳しいと感じていた。でもシーズンが始まると…

シーズンが始まるとレアルマドリードは目を疑うような快進撃を見せました。

開幕から6試合(リーガエスパニョーラ:5試合、チャンピオンズリーグ:1試合)で5勝1分けという好成績を収めだのです。

勝ち点を落としたのは、アウェーでのビルバオ戦のみ。

ロペテギに対する懐疑論を唱えていたメディアも、手の平を返してこの新監督を賞賛していました。

しかし、突然チームの歯車が狂い始めたのです…

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レアルマドリードが異常事態に陥った理由

9月27日のセビージャ戦に敗れると、そこから1分け4敗と急降下。

レバンテやアラベスと言った大きく戦力の劣る格下にまで敗戦を喫し、プルゼニ戦で6試合ぶりに勝利するまで1ヶ月近い時間を必要としました。

もちろん、プルゼニ戦での勝利はロペテギ監督のレアルマドリードでの未来を保証することにはなりません。

残念ながら…

10月29日に行われるバルセロナとのクラシコは、結果に関わらずロペテギのレアルマドリードの監督としての最期の試合だと言われています…

なぜ、レアルマドリードはこのような無残な状態にまで落ち込んでしまったのでしょうか?

なぜ、レアルマドリードは深刻な不振に陥ったのか?理由①得点力の低下

レアルマドリードが成績不振に陥った原因はいくつかあります。

最も大きな原因は、クリスティアーノ・ロナウドに変わる新しい得点源を見つけることができなかったことです。

『チーム全体で埋める』

と豪語していたシーズン開幕前のロペテギの発言は、今や虚しく響き渡るだけです…

ベンゼマとベイルはシーズン序盤のパフォーマンスを保つことが出来ず、下降線を辿るチームを引き上げることができませんでした。

リヨンから復帰したマリアーノや、ネクスト・ネイマールの触れ込みでブラジルからやってきたヴィニシウスも、現時点ではレアルマドリードに貢献できていません。

また、得点力不足の穴を埋める戦術的な解決策も見いだすことができていません。

やはり、年間40〜50を保証してくれたロナウドの代役は是が非でも確保しておくべきだったのでしょう。

レバンテ戦では481分というクラブの無得点記録を更新しています。

なぜ、レアルマドリードは深刻な不振に陥ったのか?理由②チーム内不協和音

そして、ロペテギ監督はレアルマドリードのメンバーとも、あまり良い関係を築けていないようです。

特に不和が噂されているのが、クロースとマルセロです。

ロペテギ監督の下で不動のレギュラーの座を与えられていたクロースですが、実際には起用法に満足していないと言われています。

クロースは試合中のほとんどで低い位置に留まらされているからです。

この役割では本来の自分の持ち味は発揮できないと感じ、ペレス会長に状況の改善を訴えたようです。

それが、ロペテギの逆鱗に触れたのでしょうか…

クロースは10月20日のレバンテ戦でベンチに座らせられています。

レアルマドリードへの忠誠度が高いマルセロは、半ば厄介払いをするかのように退団させたロナウドへの仕打ちが我慢ならなかったようです。

今は、そのロナウドに誘われてユベントスへの移籍が頻繁に噂されています。

一方でセルヒオ・ラモスやイスコのようにロペテギ監督に厚い信頼を寄せているメンバーがいるのも事実ですが、監督に対する評価が大きく異なる2つのグループがあるのは間違いないようです。

このような状況はジダン監督時代にもありました。

反ジダン派の筆頭はベイルとハメス・ロドリゲスでしたが、レアルマドリードが確かな結果を残していたことにより、彼らの不満は抑え込まれていたのです。

次なる焦点はレアルマドリードが監督交代に踏み切った場合、誰が後任に座るか、という点です。

監督選択が2019年以降の未来すらも変えうるという事実

レアルマドリードの監督候補として6人の具体的な名前があがっています。

極めて可能性が高い存在として2人、残りの4人がレアルマドリードにやってくる可能性はかなり低いです。

レアルマドリード新監督候補①サンチャゴ・ソラーリ

レアルマドリード監督就任の可能性→最有力

現役時代にレアルマドリードやアトレティコマドリード、インテルで活躍した元アルゼンチン代表のレフティーが、最も有力な新監督候補として伝えられています。

第一次銀河系軍団の一員だったソラーリの現職はBチームの監督。

内部昇格ということもあり、大きな障害はなく、ペレス会長がゴーサインを出せばトップチームを指揮することができます。

ソラーリ本人もトップチームの監督就任に、前向きだと言われています。

ただし、ソラーリがレアルマドリードの監督に就任する場合、契約期間は2018-19シーズンが終わるまでの“つなぎ”と見られています。

長期契約を結ぶには結果を出さなければなりません。

レアルマドリード新監督候補②グティ

レアルマドリード監督就任の可能性→有力

ソラーリと同じく、レアルマドリードのトップチームで現役時代を過ごしたガラクティコスの一員です。

2009年にレアルマドリードを退団後、ベジクタシュでキャリアに幕を引きました。

その後、U-18チームの指揮官として監督業をこなしていますが、ソラーリと同じくトップチームでの経験はありません。

現役時代に培った抜群の勝負強さとカリスマ性で一時代を築けるか、その去就に注目が集まる新進気鋭の監督です。

現在はキャリアを終えたベジクタシュのアシスタントコーチです。

ソラーリとの元OB対決で劣るのは、やはり現在はベジクタシュでの仕事があるからです。

内部昇格があっさり進みそうなソラーリとは、勝手が違うのでしょう。

現役時代は練習嫌いと奔放さで有名でしたが、今やレアルマドリードのOBの選手としては最も有望と評価されています。

カリスマ性は高いだけにレアルマドリードの監督としても尊敬を集めることができるでしょうか?

レアルマドリード新監督候補③コンテ

レアルマドリード監督就任の可能性→微妙

ソラーリやグティとは異なり、経験豊富な外様にロペテギの公認を任せる決断をしたのだとしたら、コンテは有力な候補となります。

セリエA復帰後、中位を彷徨っていたユベントスをヨーロッパのトップクラスに引き上げ、イタリア代表にも勝者のメンタリティーを注入することに成功しています。

チェルシーでは1シーズン目の途中に、当時プレミアリーグでは馴染みのなかった3-4-3システムで席巻。

戦術家としての腕前も確かであることを証明しました。

ネックは高額の年俸と、我の強さです。

そしてコンテがレアルマドリードの監督に就任した場合、遠ざかっていくのはエデン・アザールの獲得という悲願です。

ベルギー代表のエースとコンテの折り合いが悪かったのは周知の事実で、元上司が憧れのクラブの監督に就任した場合…

アザールの心がレアルマドリードから離れていくのは間違いありません。

現在はフリーの身ですが、本格的に招聘に乗り出すとしたら、ガットゥーゾの解任が噂されるミランとの綱引きとなりそうな情勢です。

レアルマドリード新監督候補④ポチェッティーノ

レアルマドリード監督就任の可能性→2019-20シーズン以降?

トッテナムが不振に陥ったことで、俄かにレアルマドリードの監督に電撃的に移籍する可能性があります。

そのトッテナムではプレミアリーグで2位、チャンピオンズリーグでベスト16という近年では最高の成績を収めましたが、チームとしてはややピークを過ぎた感があります。

かつて、

『エスパニョールでプレーした私が、バルセロナの指揮を執ることはない』

と発言しており、マドリディスタの好奇心をそそっています。

とはいえ、就任の可能性があるとしたらやはり2019-20シーズンからとなるでしょう。

例えば、ソラーリがレアルマドリードの監督に就任したとしたら、同胞の後輩の後をついて銀河系軍団の指揮を執っていてもおかしくありません。

戦術的な観点から見たら、指向するサッカー(ダイレクトなカウンターサッカー)が、現在のレアルマドリードのメンバーとの適合性で落ちるという点がネックとなります。

レアルマドリード新監督候補⑤ミカエル・ラウドルップ

レアルマドリード監督就任の可能性→限りなく低い

現役時代の2年間をレアルマドリードに捧げた、ダニッシュ・ダイナマイトの象徴的存在。

10月中旬に突如として就任の可能性が報道されましたが、可能性は限りなくゼロに近い。

ラウドルップ本人も、

「マドリードからオファーを受けていないし、自分から売り込んだりもしていない」

と否定した通り、どうやら監督業復帰の意思はないようです。

レアルマドリード新監督候補⑥アッレグリ

レアルマドリード監督就任の可能性→2019-20シーズン以降?

ポチェッティーノと同じく、現職(ユベントス監督)があるという時点でシーズン中の招聘の可能性は低くなっています。

そのため、就任の可能性が高まるのは2019年の夏になります。

攻撃力を守備力で、守備力を攻撃力で補えるバランス感覚を備えた指揮官で、カウンター戦術 もポゼッションも両方操ることができる点においても、優秀な監督だと言えます。

ただし、カリスマ性がさほど高くありません。

とはいえ、今やヨーロッパでも指折りの指揮官であることは間違いがなく、在任5年目を迎えたユベントスで目標を達成したと感じたら、レアルマドリードの監督へ栄転を選択してもさほどおかしくはありません。

カペッロやアンチェロッティなど、レアルマドリードの窮地を救ってきたイタリア人は多く、いざ就任となったら期待値はかなり高まるのではないでしょうか?

レアルマドリード新監督候補⑦モウリーニョ

レアルマドリード監督就任の可能性→低い

2010年からレアルマドリードで指揮を執ったモウリーニョが、古巣に帰還するとなったらそれこそビッグニュースです。

このような噂が聞こえてくるのは、モウリーニョ自身の成績が振るわないからです。

指揮を執るマンチェスター・ユナイテッドでは10位と低迷し、ロペテギと同じくメガクラブで最も解任の可能性が高いと言われています。

実績は申し分ありませんが…

チェルシーでのラストシーズン以降、モウリーニョの監督としての成績は芳しくありません。

マンチェスター・ユナイテッドでの主要タイトルはヨーロッパリーグのみ。

しかも、最近は選手たちとの不和を恒常的に抱えるケースが強くなってきて、頼みの求心力が衰えてきているように思えるのです。

レアルマドリードの監督時代にも同じようなことはありました。

ただし、険悪な仲だったイケル・カシージャスやロナウドは既にクラブを去っており、有力な“敵”はセルヒオ・ラモスのみ。

ペレス会長とは今もまだ良好な関係を築いていると言われており、電撃的な復帰の可能性は決してゼロではないのです。

いかなるシナリオをレアルマドリードは計画するのか?

ロペテギの解任が近いレアルマドリードには、この7人の監督候補がいます。

極めて就任の可能性が低いラウドルップは除外するにしても、6人の候補者の中から新指揮官が選ばれることになります。

誰がレアルマドリードの新監督の座に就くのか…?

ペレス会長の決断は10月28日のクラシコの後に下されるようです。

噂が本当なら、このクラシコの結果に関わらずロペテギは解任されるようです…

この試合で、レアルマドリードは力なく敗れ去るのか…

それとも土壇場に追い込まれた監督のために、玉砕覚悟の奮闘を見せるのでしょうか…?

今回はレアルマドリードの監督についてお伝えしました。

そして、下のリンクではクラシコに臨むレアルマドリードのメンバーについてお伝えしています。

負ければ優勝の可能性がほぼ事実上決まるクラシコに、レアルマドリードはどのようなスタメンで戦うのでしょうか?

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