新型コロナウィルスの感染拡大により中断された2019-20シーズンのラ・リーガ。

多くの人々が自宅待機を強いられていますが、移籍に関する噂は留まることを知らずに浮かんでは消えていきます。

レアルマドリードにまつわる移籍の噂もその例に漏れず、方々から聞こえてきます。

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ジダン監督の第二次政権の実質1年目となる2019-20シーズン、レアルマドリードはやや不安定な日々を送っています。

強豪に勝利したかと思えば、翌週に格下にあっさりと負けるというシーンが目に付くのです。

結果だけを見れば、新レギュレーションとなったスペイン・スーパーカップは制したものの、リーガもチャンピオンズリーグも逃す可能性があり、一歩間違えれば不本意な成績に終始してしまう可能性もあるでしょう。

成績とは別にオーバー30のベテランが比較的多いレアルマドリードは、2019年夏の移籍市場における失敗もあり、今夏の市場においても陣容の見直しが必要となっています。

それでは、2020年夏、レアルマドリードは移籍市場においてどのような動きをするのでしょうか?

ポジション別に要補強箇所と移籍の噂を検証していきましょう。

不安定なジダン第二次政権1年目・・・2019-20シーズンはいかなる終幕を迎えるか?

2019-20シーズンのレアルマドリードは非常に不安定飛行を続けています。

4チームによって争われたスペイン・スーパーカップこそ制したものの、コパ・デル・レイではソシエダに敗れて敗退。

ラ・リーガはバルセロナやアトレティコといったタイトルを争うライバルに勝った翌週にベティスやマジョルカといった格下に敗れるなど、パフォーマンスが安定しません。

チャンピオンズリーグでは苦しみながらグループステージを突破しましたが、決勝トーナメント1回戦ではマンチェスター・シティの奇策にはまりホームで敗戦。

リーガもチャンピオンズリーグも戴冠の可能性は残されているものの、反面全てのタイトルを逃してもおかしくない状況となっています。

問題の根源は選手の安定感の不足にあるのは明らかでしょう。

一部のポジションを除いて頭数こそ充分ながら、コンスタントに能力を発揮した選手がごく僅かで、それが不安定な結果に繋がっています。

顕著なのは前線のアタッカーです。

序盤は得点を量産したカリム・ベンゼマ、18歳にしてレアルマドリードのスタメンに定着しかけたロドリゴ、昨シーズンの救世主ヴィニシウス、絶大な期待をもって獲得したエデン・アザール、開幕2試合で2ゴールと躍動したガレス・ベイル・・・

これらのメンバーがシーズン中に深い谷間を作ったことで、ジダン監督の計算を狂わせています。

また、近年は陣容の入れ替えを最小限に留めて将来性の豊かな若手の獲得にターゲットを絞って獲得してきただけに、マイナーチェンジの必要性もあるでしょう。

2020年の夏、レアルマドリードは移籍市場においてどのような動きを見せるのでしょうか?

【2020年夏】レアルマドリード移籍の噂①GK編

補強の必要性:低い

《現有戦力》

<1番手>

ティボー・クルトワ

生年月日:1992年5月11日
身長・体重:199cm・96kg
国籍:ベルギー代表
背番号:13
去就の予想:残留濃厚

<2番手>

アルフォンス・アレオラ

生年月日:1993年2月27日
身長・体重:195cm・88kg
国籍:フランス代表
背番号:1
去就の予想:残留濃厚

2年目を迎えたクルトワが文句なしのパフォーマンスを見せて、ゴールマウスに安定をもたらしました。

とりわけハイボールの処理とペナルティエリア外からのミドルにおいて抜群の存在感を放ち、失点はほとんどが彼の責任ではないノーチャンス。

課題だった足元のプレーも決して無理をしないセーフティーな選択で、表面化していないという状況です。

パリからレンタル中のアレオラは2019-20シーズンまででレンタル期間が終了の予定ですが、3月上旬の報道ではレンタル期間の延長についてクラブ間での交渉が始まったと言われています。

現時点で世界最高峰に位置するクルトワとの比較で見劣りするのは事実ですが、バックアッパーとしてこのレベルの選手を確保するのは難しく、現行のスカッドが維持できるのであれば2020-21シーズンに向けて大きな不安はないと言えるでしょう。

今のレアルマドリードにデ・ヘアは必要か?

気になるのはダビド・デ・ヘアを売却を検討中というマンチェスター・ユナイテッドの動向です。

未だにトップクラスのGKであるのは間違いないですが、近年はややプレーが不安定でつまらないミスが散見されており、マンチェスターでのプレーにもはやモチベーションを感じていないようにも見えます。

スペイン代表の正GKをレアルマドリードのゴールマウスに据えるというのはペレス会長の悲願でもありますが、上述したように今のレアルマドリードのGKのスカッドには手を加える余地がなく、よっぽどのメリットがなければ獲得に動くことはないと噂されています。

同じ理由でそれぞれチェルシーとミランからの退団が噂されるケパ・アリサバラガジャンルイジ・ドンナルンマの獲得の可能性も現時点ではないと言えるでしょう。

<移籍の噂>

ダビド・デ・ヘア

生年月日:1990年11月7日
身長・体重:193cm・76kg
所属クラブ:マンチェスター・ユナイテッド
国籍:スペイン代表
移籍の可能性:低い

ケパ・アリサバラガ

生年月日:1994年10月3日
身長・体重:185cm・84kg
所属クラブ:チェルシー
国籍:スペイン代表
移籍の可能性:非常に低い

ジャンルイジ・ドンナルンマ

生年月日:1999年2月25日
身長・体重:196cm・90kg
所属クラブ:ミラン
国籍:イタリア代表
移籍の可能性:非常に低い

【2020年夏】レアルマドリード移籍の噂②センターバック編

補強の必要性:あり

《現有戦力》

<1番手>

セルヒオ・ラモス

生年月日:1996年3月30日
身長・体重:183cm・82kg
国籍:スペイン代表
背番号:4
去就の予想:退団の可能性あり

<2番手>

ラファエル・ヴァラン

生年月日:1993年4月25日
身長・体重:191cm・78kg
国籍:フランス代表
背番号:5
去就の予想:残留濃厚

<3番手>

ナチョ・フェルナンデス

生年月日:1990年1月18日
身長・体重:179cm・76kg
国籍:スペイン代表
背番号:6
去就の予想:残留濃厚

<4番手>

エデル・ミリトン

生年月日:1998年1月18日
身長・体重:186cm・79kg
国籍:ブラジル代表
背番号:3
去就の予想:残留濃厚

2020年の夏の移籍市場に乗り出すべきか極めて判断が難しいポジションと言えるでしょう。

現状はセルヒオ・ラモスとラファエル・ヴァランのコンビで大きな問題はないですが、2018-19シーズンに崩壊しかけていた最終ラインが安定したのは、両者の活躍によるところが大きい。

ただし、来シーズン以降もこの安定感が保たれるかはわかりません。

セルヒオ・ラモスは健在とはいえ34歳になり、ナチョは年明け以降やや出番を減らしつつあり、ミリトンは現時点では期待に応えられたとは言いがたい状況で、つまり確実に信頼できるのはラファエル・ヴァランのみ。

現状の4人という体勢には不足感を感じる一方で、仮に新戦力を加えての5人体制も出場機会を減らすであろうセルヒオ・ラモスが不満分子化する可能性もありそうで、極めて慎重にならざるを得ないナイーブな案件となっています。

困難なマネジメントを解決する理想の人材は誰か?

渡りに船の報道が飛び込んできたのは3月下旬。

バイエルン・ミュンヘンのダビド・アラバがラ・リーガへの移籍を希望しているとのニュースが入ってきたのです。

このオーストリア代表は左サイドバックが本職ですが、最終ラインに故障者が続出した2019-20シーズンのバイエルンで主に最終ラインのセンターレフトを任されており、さらにオーストリア代表では守備的MFも務めてきたマルチロール。

2021年をもって満了するバイエルンとの契約を更新する意思が本人にはないようです。

スピードを生かして広範囲をカバーすることが可能なのでセルヒオ・ラモスと同じ役割が期待できるし、なによりもサイドバックとの兼任で「4・5人目」として、セルヒオ・ラモスが好調時には左サイドバックにスライドできるという、マネジメント面と戦力面の両方を解決しうる最高の人材になりうるでしょう。

バルセロナとの競合が予想され、レアルマドリードはアルバロ・オドリオソラのレンタル期間延長、もしくはドルトムントのアクラフ・ハキミの譲渡を交渉材料に含めるようです。

センターバックの選任の候補者として名前があがるのがインテルのミラン・シュクリニアル

近い将来このポジションで第一人者になる可能性を秘めたセリエA屈指のセンターバックで、対人プレーに持ち味があるストッパーです。

本人はインテルへの愛着が強く残留を希望しているようですが、財政的な余裕がないインテルにとっては換金した際の見返りが大きい上、若いアレッサンドロ・バストーニが成長しつつあり、断固拒否という姿勢ではなさそうで、交渉の余地は充分にありそう。

ライプツィヒのダヨ・ウパメカノは21歳の若さでクラブのスタメンに定着して3シーズンまでという超逸材。

世界中のメガクラブが注目を集めるフランス産のセンターバックで、驚異的なスピードで最終ラインを広範囲にカバーしながら、正確なパスで攻撃の起点にもなれる現代センターバックに求められる資質を備えたタイプ。

レアルマドリードよりもセンターバックの補強の必要性が急務で、昨夏にマタイス・デリフト(アヤックス→ユベントス)の獲得に失敗したバルセロナが獲得に躍起になっているという噂。

確かにバルセロナのハイラインのポゼッションサッカーを支えるにはウパメカノのようなスピードを持つタイプのセンターバックは必要不可欠で、最終的にはこの同国のライバルが獲得レースを制するのではないでしょうか。

グラナダにレンタルに出しているヘスス・バジェホは思い描いたように成長せず、このまま放出となる見通しです。

《移籍の噂》

ダビド・アラバ

生年月日:1992年6月24日
身長・体重:180cm・74kg
所属クラブ:バイエルン
国籍:オーストリア代表
移籍の可能性:可能性あり

ミラン・シュクリニアル

生年月日:1995年2月11日
身長・体重:189cm・79kg
所属クラブ:インテル
国籍:スロバキア代表
移籍の可能性:可能性あり

ダヨ・ウパメカノ

生年月日:1998年10月27日
身長・体重:186cm・79kg
所属クラブ:RBライプツィヒ
国籍:フランス
移籍の可能性:低い

ヘスス・バジェホ

生年月日:1997年1月5日
身長・体重:183cm・78kg
所属クラブ:グラナダ
国籍:スペイン代表
移籍の可能性:低い

【2020年夏】レアルマドリード移籍の噂③右サイドバック

補強の必要性:あり

《現有戦力》

<1番手>

ダニエル・カルバハル

生年月日:1992年1月11日
身長・体重:173cm・73kg
国籍:スペイン代表
背番号:2
去就の予想:残留濃厚

<2番手>

エデル・ミリトン

生年月日:1998年1月18日
身長・体重:186cm・79kg
国籍:ブラジル代表
背番号:3
去就の予想:残留濃厚

<3番手>

ナチョ・フェルナンデス

生年月日:1990年1月18日
身長・体重:179cm・76kg
国籍:スペイン代表
背番号:6
去就の予想:残留濃厚

開幕から絶好調だったカルバハルの陰で、出場機会を与えられながらも力不足を感じさせたオドリオソラが半年のレンタルでバイエルンに移籍。

それでもマルチのナチョとエデル・ミリトンの存在があるので、少なくとも2019-20シーズンまでは大きな問題はないといえるでしょう。

現在2人の若者をレンタルで武者修行に出しており、2020-21シーズンの戦力としてどちらが値するかを判断しなければなりません。

ひとりは上述の通りオドリオソラで、もうひとりはドルトムントでプレーするアクラフ・ハキミです。

前者が伸び悩む一方で、後者はドルトムントで過ごした2シーズンで飛躍的な成長を遂げており、とりわけ攻撃面のクオリティは出色で得点力に関してはサイドバックの枠に収まらないレベルだといえるでしょう。

懸念はやはり守備力になります。

2018年夏にレアルマドリードからの退団を余儀なくされたのも、あまりにも守備力が低すぎるからでした。

現在のドルトムントでは3-4-3のウイングバックを任されており、4バックのサイドバックに比べると守備面の粗が目立たなくなっています。

ドルトムント側は買取りを希望していることもあり、まだレアルマドリードサイドから明確な答えは出せていないようです。

筆者の予想では、アクラフのレンタルバックとオドリオソラのレンタル延長になると予想します。

フェデリコ・バルベルデの台頭と左サイドバックの世代交代が進んだ(攻撃的なマルセロからフェルラン・メンディへ)こともあり中盤から最終ラインにかけての守備力が高まった現在のレアルマドリードは、アクラフのような攻撃的なキャラクターが生かしやすい環境だと言えるでしょう。

《移籍の噂》

アクラフ・ハキミ

生年月日:1998年11月4日
身長・体重:179cm・68kg
所属クラブ:ドルトムント(レンタル)
国籍:モロッコ代表
移籍の可能性:大きい

アルバロ・オドリオソラ

生年月日:1995年12月14日
身長・体重:176cm・69kg
所属クラブ:バイエルン(レンタル)
国籍:スペイン代表
移籍の可能性:大きい

【2020年夏】レアルマドリード移籍の噂④左サイドバック

補強の必要性:高い

《現有戦力》

<1番手>

フェルラン・メンディ

生年月日:1995年6月8日
身長・体重:178cm・73kg
国籍:フランス代表
背番号:23
去就の予想:残留濃厚

<2番手>

マルセロ

生年月日:1998年5月12日
身長・体重:174cm・75kg
国籍:ブラジル代表
背番号:12
去就の予想:退団の可能性あり

<3番手>

ナチョ・フェルナンデス

生年月日:1990年1月18日
身長・体重:179cm・76kg
国籍:スペイン代表
背番号:6
去就の予想:残留濃厚

2019年夏の新戦力のフェルラン・メンディがフィットしたのは収穫が大きい。

マルセロとの比較で守備力に雲泥の差があり、最終ラインの安定に大きな貢献をもたらしました。

攻撃面のクオリティは低下しましたが、そもそもマルセロクラスの攻撃力をもつサイドバックを確保するのは困難なので、メンディという選択に落ち着きました。

そのマルセロも、クラシコでの先発起用に応えるなどジダン監督からの信頼は厚い。

それでも補強の可能性を感じさせるのは、そのマルセロ起用時に守備面の不安があまりにも大きいからでしょう。

センターバックの項で紹介したようにバイエルンのアラバはマルセロの後釜としても理想的な人材と言えるし、退団必至のベイルに代わる左利きのプレースキッカーとしても価値が高い理想的な人材です。

セルヒオ・レギロンはレンタル先のセビージャで素晴らしいパフォーマンスを見せていますが、ジダンからの評価が高くなく、本人も残留を希望する発言をしているので、2020年夏にでも完全移籍する可能性が現時点では高そうです。

貴重なカンテラーノで闘争心も豊富というマドリディスタに愛されそうなキャラクターではありますが、守備力以外はメガクラブでレギュラーを張るレベルに達しないのではないかというのが筆者の見立てです。

《移籍の噂》

ダビド・アラバ

生年月日:1992年6月24日
身長・体重:180cm・74kg
所属クラブ:バイエルン
国籍:オーストリア代表
移籍の可能性:可能性あり

セルヒオ・レギロン

生年月日:1996年12月16日
身長・体重:180cm・69kg
所属クラブ:セビージャ
国籍:スペイン
移籍の可能性:可能性あり

【2020年夏】レアルマドリード移籍の噂⑤アンカー/守備的MF

補強の必要性:非常に高い

《現有戦力》

カゼミーロ

生年月日:1992年2月23日
身長・体重:184cm・80kg
国籍:ブラジル代表
背番号:14
去就の予想:残留濃厚

フェデリコ・バルベルデ

生年月日:1998年7月22日
身長・体重:181cm・78kg
国籍:ウルグアイ代表
背番号:15
去就の予想:残留濃厚

トニ・クロース

生年月日:1990年1月4日
身長・体重:182cm・76kg
国籍:ドイツ代表
背番号:8
去就の予想:残留濃厚

レアルマドリードの2020年夏の移籍の噂において、もっとも信憑性が高い強化ポジションです。

充実一途のカゼミーロが不動の一番手ですが、バックアッパーは実質不在でこのブラジル人離脱時の中盤の守備力の低下が極めて著しくなっています。

ジダン監督はフェデリコ・バルベルデやトニ・クロースを代役に据えるなど試行錯誤しましたが、前者は攻撃面でのプレゼンスの低下、後者はフィジカル的な資質の不足により適性不足で、何よりもこの二人はインサイドハーフのレギュラーで、アンカーでの起用は中盤の構成に歪みを生むことになります。

当然ですが移籍市場におけるリサーチや人材の発掘には余念がありません。

獲得に近づいているといわれているのが、レンヌのエドゥアルド・カマヴィンガ

18歳ながらレンヌの中盤に君臨する守備力の高いブラックアフリカンです。

攻撃力こそ平均点ですがボール奪取能力だけなら既に世界のトップクラスで通用するかもしれません。

まだまだ荒削りで成長の余地が多分にあり、レンタルを挟みながら長期的な視野で育成する必要がありそうですが、5年後にはレアルマドリードの中盤で守備を一手に担っていてもおかしくない超逸材です。

即戦力を求めるならジダンがかねてから獲得を必要としていたエンゴロ・カンテか。

ランパード政権下で若手中心のチーム作りを進める今のチェルシーなら売却を決断する可能性も低くはなさそうで、年齢的にも高値で売却するラストチャンスになりそうです。

展開力のある司令塔タイプを求めるならソシエダのイゴール・スべルディア

決して安くはない買い物になりそうですが、近年は選手のやりとりが多いためクラブ間の結びつきは強く、獲得のハードルは低くなさそう。

FPP(ファイナンシャル・フェア・プレー)問題に揺れるマンチェスター・シティでは、ロドリの去就に注目が集まっていますが、こちらは処分の結果次第でしょう。

高い守備力に加えて正確なパスも備えています。

前述したようにアラバはこのポジションにも対応が可能で、獲得のメリットは超絶大といえるでしょう。

《移籍の噂》

エドゥアルド・カマヴィンガ

生年月日:2002年11月10日
身長・体重:180cm。68kg
所属クラブ:レンヌ
国籍:フランス
移籍の可能性:高い

イゴール・スベルディア

生年月日:1997年3月30日
身長・体重:185cm・78kg
所属クラブ:レアル・ソシエダ
国籍:スペイン
移籍の可能性:あり

ロドリ

生年月日:1996年6月22日
身長・体重:191cm・79kg
所属クラブ:マンチェスター・シティ
国籍:スペイン代表
移籍の可能性:あり

エンゴロ・カンテ

生年月日:1991年3月29日
身長・体重:169cm・70kg
所属クラブ:チェルシー
国籍:フランス代表
移籍の可能性:あり

ダビド・アラバ

生年月日:1992年6月24日
身長・体重:180cm・74kg
所属クラブ:バイエルン
国籍:オーストリア代表
移籍の可能性:可能性あり

【2020年夏】レアルマドリード移籍の噂⑥インサイドハーフ/攻撃的MF

補強の必要性:あり

《現有戦力》

<1番手>

フェデリコ・バルベルデ

生年月日:1998年7月22日
身長・体重:181cm・78kg
国籍:ウルグアイ代表
背番号:15
去就の予想:残留濃厚

<2番手>

トニ・クロース

生年月日:1990年1月4日
身長・体重:182cm・76kg
国籍:ドイツ代表
背番号:8
去就の予想:残留濃厚

<3番手>

ルカ・モドリッチ

生年月日:1985年9月9日
身長・体重:172cm・66kg
国籍:クロアチア代表
背番号:10
去就の予想:退団濃厚

<4番手>

イスコ

生年月日:1992年4月21日
身長・体重:176cm・74kg
国籍:スペイン代表
背番号:22
去就の予想:残留濃厚

<5番手>

ハメス・ロドリゲス

生年月日:1991年7月12日
身長・体重:180cm・75kg
国籍:コロンビア代表
背番号:16
去就の予想:退団濃厚

<6番手>

ヘイニエル・ジェズス

生年月日:2002年1月19日
身長・体重:185cm・70kg
国籍:ブラジル
背番号:19
去就の予想:トップチーム昇格の可能性あり

2019-20シーズンに一気に株をあげたフェデリコ・バルベルデは今やチームの中心的存在。

驚異的な運動量とスピードで広大な範囲をカバーすることが可能で、ゴール前への飛び出し、守備への献身、パスの正確さなどどれをとっても平均点以上で、この能力でまだ21歳なのだから末恐ろしい逸材と言えるでしょう。

クロースは左サイドを根城にゲームを作るという独自のタスクで存在感を発揮。

敵を背負いながらボールを受けて、正確なパスで攻撃をコントロールする役割を任されています。

両者をバックアップするのが大ベテランのモドリッチとイスコ。

前者は出場機会こそ減少傾向にあるものの、献身性と正確なパスワークは今も失われていないし、後者はアナーキーさをジダンが良い方向に生かせています。

少なくとも現状はこの実質4人体制で大きな問題はありません。

過密日程により主力がコンディションを落としかけた時期もありましたが、若いバルベルデの驚異的な回復力が選手層にも厚みをもたらしていると言って良いでしょう。

選手の去就に目を向けると、モドリッチとハメス・ロドリゲスは放出の公算が高いと言えるでしょう。

後者はもはや戦力とは言えず、ナポリやアーセナルなどが関心を示すように、いまだ換金の余地がありそうです。

アーセナルにレンタルに出しているダニ・セバージョスは新天地でも結果を出すことができず、本人も折り合いが悪いジダン政権下のレアルマドリードに戻るつもりはないでしょう。

プレミア方面への移籍の噂が散発するクロースは、年齢的に高額で売却する最後のチャンスではありますが、代役確保の困難さを考慮すると残留の可能性の方が遥かに高いでしょう。

次々と現れるインテリオールの新星たち。誰を獲得すべきか?

2020-21シーズンに向けて不確定要素が多いようにも見えますが、新戦力確保に向けた動きは着々と進んでします。

1月に獲得を決めて、すでにカスティージャでプレーしている超逸材のヘイニエルは来シーズン以降の戦力となる見通しです。

長きに渡るレンタル生活を終えて晴れてスカッドに加わりそうなのが、“神童”マーティン・ウーデゴーア

組織的な文脈の中で個の力を発揮することが可能なタイプで、得点力とアシスト能力を兼備している上に、左利きという希少品種。

印象的なプレーで古巣を沈めて見せたコパ・デル・レイでの活躍により、首脳陣もレンタルバックを決意したようです。

アヤックスのドニー・ファン・デ・ベークとも個人間合意に達しており、あとは正式発表を待つのみとも言われています。

運動力とゴール前への飛び出しに優れたジダン監督好みのインテリオールで、バルベルデほどの逸材ではないですが、バックアッパーとして育てていく意向のようです。

ナポリのファビアン・ルイスにもアプローチしています。

レアルマドリードが近年もっとも力を入れている国産の若手で、ベティスからナポリへと移籍するまでのここ3シーズンで飛躍的な成長を遂げたレフティーです。

バルセロナがベティス時代に指導したキケ・セティエン現監督のコネクションを生かして獲得レースを先行しているようです。

ジダン監督の意中の人は間違いなくポール・ポグバでしょうが、あまりにもムラがありすぎるため見送られることになりそうで、若手有望株のカイ・ハフェルツはウーデゴーアがいるので獲得に乗り出すことはなさそうです。

カゼミーロのバックアッパー候補として名前があがったブバカリ・スマレは資質的にはこのポジションで、より安価な選択肢になります。

188cmの長身でポグバをより硬質で直線的にしたようなタイプです。

久保建英はマジョルカへのレンタル契約を継続させるか、レアル・ソシエダへのレンタルの二択となりそうで、復帰はまだ先になる見通しです。

《移籍の噂》

マーティン・ウーデゴーア

生年月日:1998年12月17日
身長・体重:178cm・68kg
所属クラブ:レアル・ソシエダ(レンタル移籍中)
国籍:ノルウェー代表
移籍の可能性:高い

ドニー・ファン・デ・ベーク

生年月日:1997年4月18日
身長・体重:184cm・74kg
国籍:オランダ代表
背番号:アヤックス
移籍の可能性:高い

ファビアン・ルイス

生年月日:1996年4月3日
身長・体重:189cm・70kg
所属クラブ:ナポリ
国籍:スペイン代表
移籍の可能性:あり

ポール・ポグバ

生年月日:1993年3月3日
身長・体重:191cm・84kg
国籍:フランス代表
背番号:マンチェスター・ユナイテッド
移籍の可能性:低い

カイ・ハフェルツ

生年月日:1999年6月11日
身長・体重:188cm・77kg
国籍:ドイツ代表
背番号:レバークーゼン
移籍の可能性:低い

ブバカリ・スマレ

生年月日:1999年2月27日
身長・体重:188cm・70kg
国籍:フランス・セネガル
背番号:リール
移籍の可能性:低い

久保建英

生年月日:2001年6月4日
身長・体重:174cm・67kg
国籍:日本代表
背番号:マジョルカ
移籍の可能性:他クラブへのレンタル移籍?

【2020年夏】レアルマドリード移籍の噂⑦ウイング/セカンドトップ

補強の必要性:あり

《現有戦力》

<1番手>

ヴィニシウス・ジュニオール

生年月日:2000年7月11日
身長・体重:177cm・62kg
国籍:ブラジル代表
背番号:25
去就の予想:残留確実

<2番手>

ロドリゴ

生年月日:2001年1月9日
身長・体重:174cm・63kg
国籍:ブラジル
背番号:27
去就の予想:残留濃厚

<3番手>

ルーカス・バスケス

生年月日:1991年7月1日
身長・体重:173cm・70kg
国籍:スペイン代表
背番号:17
去就の予想:退団の可能性あり

<4番手>

エデン・アザール

生年月日:1991年1月7日
身長・体重:175cm・74kg
国籍:ベルギー代表
背番号:7
去就の予想:残留確実

<5番手>

ガレス・ベイル

生年月日:1989年7月16日
身長・体重:185cm・81kg
国籍:ウェールズ代表
背番号:11
去就の予想:退団濃厚

<6番手>

マルコ・アセンシオ

生年月日:1996年1月21日
身長・体重:182cm・75kg
国籍:スペイン代表
背番号:17
去就の予想:残留濃厚

<7番手>

ブラヒム・ディアス

生年月日:1999年8月3日
身長・体重:171cm・68kg
国籍:スペイン
背番号:21
去就の予想:退団濃厚

2019-20シーズンの序盤はロドリゴが、年明けにはヴィニシウスが徐々に調子をあげてレギュラー争いをリードしてきました。

合格点を与えられるのはこの二人の若きブラジル人だけで、ベテランのバスケスは及第点止まり、新戦力のアザールとベイルは完全に不合格となっています。

2020-21シーズンには長期の負傷から復帰するアセンシオや出場機会に恵まれないブラヒムも含めて、まずはこの7人という大所帯の中から、誰を残留させるかを選択するのが重要なテーマになるでしょう。

筆者の予想では、ヴィニシウス、ロドリゴ、バスケス、アザール、アセンシオが残留で、ベイルは退団、ブラヒムはレンタルでの放出となるでしょう。

腫れ物となっているベイルは、本人がレアルマドリードでもらっている以上の条件の提示がないかぎりは居座る意向のようで、現在は趣味のゴルフやサイドビジネスの方に注力しています。

このままではマネジメント上の不安要素になりそうで、買い手がつかなければ契約解除でもいたし方なしという情勢か。

3月中旬から移籍の噂が絶えないバスケスは、タレント力に限界があるのは事実ですがパフォーマンスの波の少なさや献身性、チームへの忠誠心、右サイドの専門家として未だに価値は高く残留させるべきでしょう。

エムバペが絶対に必要な理由

2019-20シーズンのパフォーマンスを鑑みるとこの5人ではやや心許ないですが、例えば中央もサイドもこなせるキリアン・エムバペを獲得できれば大きな不安はないでしょうし、あとは現有戦力のコンディションやパフォーマンスを改善させることで大きな憂いは生まれないと思われます。

ベンゼマ以外にシーズン20ゴールを期待できるスコアラーがおらず、チーム全体の火力低下対策としてもキリアン・エムバペは理想的な人材と言えるでしょう。

リバプールのサディオ・マネもレアルマドリード移籍の噂が根強い一人です。

アザールのような繊細さはありませんが、献身性と得点力は上回っていて今や世界最高のウイングとも評されたこの2年間で立場は完全に逆転したと言えるでしょう。

ジダン監督がマネの能力を非常に高く評価しており、リバプール内ではモハメド・サラーとの間に亀裂があるようで、悲願のプレミア制覇を達成すればマージーサイドでの自分の役割が終わったと移籍を決意する可能性もあるでしょう。

ただし、アザールやヴィニシウス、ロドリゴの放出が現実的でない以上、マネを獲得した場合には左ウイングは4枚で完全に戦力過多。

いずれかを右サイドにコンバートするにしても持ち味が半減する感はあり、それこそ本末転倒でマネ獲得に動く公算は非常に低いというのが筆者の見立てです。

《移籍の噂》

キリアン・エムバペ

生年月日:1998年12月20日
身長・体重:178cm・76kg
所属クラブ:パリ・サンジェルマン
国籍:フランス代表
移籍の可能性:あり

サディオ・マネ

生年月日:1992年4月10日
身長・体重:175cm・70kg
所属クラブ:リバプール
国籍:セネガル代表
移籍の可能性:低い

【2020年夏】レアルマドリード移籍の噂⑧センターフォワード

補強の必要性:高い

《現有戦力》

<1番手>

カリム・ベンゼマ

生年月日:1987年12月19日
身長・体重:186cm・80kg
国籍:元フランス代表
背番号:9
去就の予想:残留濃厚

<2番手>

マリアーノ・ディアス

生年月日:1993年8月1日
身長・体重:180cm・75kg
国籍:ドミニカ共和国代表
背番号:24
去就の予想:退団濃厚

<3番手>

ルカ・ヨビッチ

生年月日:1997年12月23日
身長・体重:181cm・79kg
国籍:セルビア代表
背番号:18
去就の予想:レンタルでの退団濃厚

クラシコの英雄となったマリアーノも、生粋のストライカーとして期待値が高かったヨビッチも完全に不合格。

軸となったベンゼマもラ・リーガでは26試合14ゴールと一定の成績は残しているが、チームが調子を崩した年明け以降はやや低調で、肝心なときに点が取れていないという印象です。

現にマンチェスター・シティ戦やクラシコでもゴールは奪えませんでした。

マリアーノには古巣のリヨンが、ヨビッチにはナポリが関心を示しており、両者の放出はすんなりと決着がつくでしょう。

後者はまだ22歳で伸び代も見込めるので、完全移籍ではなくレンタルになる見通しです。

2020年夏の重要事項は、いかに良質なバックアッパーを獲得するかというところに尽きるのですが、現状市場に適性が高い人材が多く見当たるわけではありません。

やはり最優先で獲得すべきはエムバペです。

センターフォワードだけでなく、ウイングやセカンドトップでの起用も可能で、俊足ばかりに注目が集まりがちですが周囲を生かす黒子的な役割も無難にこなすことができる、今のレアルマドリードにとっては完璧なストライカーだといえるでしょう。

2020年冬にザルツブルクから移籍したドルトムントで即座に結果を残して一躍時の人となったアーリング・ハーランドも、獲得にはまだ時期尚早と言えるでしょう。

生粋のストライカータイプであるヨビッチに比べると、プレー範囲も広くポストプレーやアシスト能力も備えているだけにベンゼマのバックアッパーとしての適性は高そうですが、レアルマドリードのようなメガクラブでプレーするプレッシャーに耐えられるメンタル的な資質を備えているかどうかが最大の焦点になるでしょう。

4月上旬に突如獲得候補として名前があがったウォルバー・ハンプトンのラウール・ヒメネスはハードルが低そうで、エムバペやハーランドの獲得に失敗した際の次善策としては適任でしょう。

190cmという長身で空中戦が強く、ウルブスではターゲットマンとしての役割を果たしていますが、以外にもモビリティや足元のテクニックにも秀でたメキシコ人らしい一面も備えています。

ラウタロ・マルティネス獲得の噂はあくまでバルセロナへの横槍だと言われていて、レアルマドリード自身はその気は全くないようです。

《移籍の噂》

キリアン・エムバペ

生年月日:1998年12月20日
身長・体重:178cm・76kg
所属クラブ:パリ・サンジェルマン
国籍:フランス代表
移籍の可能性:あり

アーリング・ハーランド

生年月日:2000年7月21日
身長・体重:194cm・87kg
所属クラブ:ドルトムント
国籍:ノルウェー代表
移籍の可能性:あり

ラウール・ヒメネス

生年月日:1991年5月5日
身長・体重:190cm・78kg
所属クラブ:ウォルバー・ハンプトン
国籍:メキシコ代表
移籍の可能性:あり

ラウタロ・マルティネス

生年月日:1997年8月22日
身長・体重:174cm・72kg
所属クラブ:インテル
国籍:アルゼンチン代表
移籍の可能性:低い

レアルマドリードはいかなる強化を進めるべきか?

ここまで各ポジション毎に補強の必要性と移籍の噂を考察してきました。

それでは、レアルマドリードはいかにして放出と獲得を進めるべきなのでしょうか?

《放出》

オドリオソラ

マルセロ

ハメス・ロドリゲス

ベイル

ブラヒム

マリアーノ

ヨビッチ

オドリオソラ、ハメス、ベイル、ブラヒム、マリアーノ、ヨビッチは2019-20シーズンのパフォーマンスを鑑みても放出すべきでしょう。

マルセロは経験値の高いベテランでありロッカールームのまとめ役という点を考慮すれば残留の芽はありそうですが、新戦力の獲得が首尾よく進めば放出が妥当なのではないでしょうか。

移籍の噂が耐えないモドリッチですが、筆者は残留させるべきだと考えます。

36歳になるベテランですが、衰えらしい衰えは感じられず、ピッチに立てば常に及第点以上のパフォーマンスを見せてくれるし、そのプロフェッショナリズムを考慮すれば、新戦力の獲得に資金を費やすよりも計算が立つのではないでしょうか。

《獲得》

アラバ

アクラフ

カマヴィンガ

カンテ

ウーデゴーア

エムバペ

現有戦力の弱点を的確に補えるアラバエムバペは戦力的にマスト。

そのアラバに加えてアクラフが復帰すれば最終ラインに大きな憂いはなくなるでしょう。

ウーデゴーアはレンタルバックで復帰が決定しそうで、争奪戦が激化しそうなカマヴィンガは早めに獲得しておいてカスティージャとトップチームで併用するかレンタルを挟みながら育てるべきでしょう。

選任のバックアッパーとしてはやはりカンテは必要となるでしょう。

モドリッチが残留という想定なら、ファン・デ・ベークの獲得は一年先送りにするべきというのが筆者の考えです。

比較的少人数に抑えているのは、やはりエムバペ獲得には200億円以上の大金が必要だからです。

そのためにも余剰人員の売却は早めに済ませなければならないでしょう。

今回はレアルマドリードの2020年夏の移籍の噂について検証してみました。

新型コロナウィルスの影響により、ラ・リーガやチャンピオンズリーグの中止の可能性すらも検討されているヨーロッパサッカー。

それに伴って各クラブも緊縮財政を迫られていますが、ここ数年倹約に務めてきたレアルマドリードはメガクラブの中では比較的余裕がある方だといえるでしょう。

FPP(ファイナンシャ・フェア・プレー)に違反したマンチェスター・シティの分解なども予想され、予想が非常に難しい夏がやってこようとしています。

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