サッカー日本代表のハリルホジッチ監督が本田圭佑に対して最後通告を行ったことについてニュースが入ってきた時、 耳を疑ってしまいました。
なぜならハリルホジッチは本田圭佑のことを常に擁護し、 優先して代表での試合ー特に重要な試合には、 一貫して起用し続けてきたからです。
しかし、
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ハリルホジッチと本田圭佑の蜜月も終わり、 2人の間には大きな亀裂が残っています。
1月4日にハリルホジッチが本田圭佑に向けて、 代表での生き残りについて最後通告を行ったのです。
これまでハリルホジッチが本田圭佑に向けて、 ここまで厳しい表現で警告を発したのは、初めてのことでした…
一体、ハリルホジッチと本田圭佑の間に何があったのでしょうか?
あなたはこの記事を読み終わった時、 2人の間に起こった衝撃的な出来事を知ることになります。
ハリルホジッチが本田圭佑に最後通告…その言葉がコレだ!
1月4日、サッカー日本代表監督のヴァヒド・ハリルホジッチが、ACミランの背番号10番に対して、このような言葉を発し、メディアを大いに賑わせました…
そのハリルホジッチが本田圭佑に向けて発したという言葉がコレです…
「もし彼が十分な出場機会を手にできなければ、私は明確なメッセージをすでに送ったと思っている。私は本田にすでに伝えた。代表でプレーし続けたければ、彼はもっと試合に出なければいけない」
ハリルホジッチの言葉はこれまでのどの発言よりも高圧的なものでした。しかもその言葉がただ一人に向けて発せられたのです。
これまでは本田圭佑を我慢強く起用し続けてきたハリルホジッチですが、ついに我慢の限界を迎えたようです…
このような事態になると、ハリルホジッチと本田圭佑との間に何か大きな問題があったとしか思えません…
一体2人の間にどのような問題が起こったのでしょうか?
ミランで出場時間87分の本田圭佑が代表で暴走…
ロシアワールドカップ・アジア最終予選を戦うサッカー日本代表。
初戦のUAE戦では不可解な判定により敗れたものの、 その後9月のタイ戦、10月のイラク戦、オーストラリア戦、 11月のサウジアラビア戦で確実に勝ち点を重ね、 現在はグループで2位に位置しています。
特にグループ最大の難敵であるオーストラリアに対してアウェーで 引き分け、 首位のサウジアラビアとの天王山を勝利したのは非常に大きく、 内容はともかく、 ポジティブな結果を得てサッカー日本代表は2016年の全日程を 終えました。
絶望的な状況からは脱した。
選手もサポーターもそんな安堵感に包まれながら、 アジア最終予選は折り返し地点を迎えたのです。
しかし、そんな周囲の安堵感とは打って変わって、 イライラを溜め込んでいる男がいました。
それが、本田圭佑です。
2016年の日本代表は新戦力が台頭しました。
原口元気、大迫勇也などがその筆頭です。
そして本田圭佑は充実する日本代表のチームの戦力の中で余剰戦力 となりつつあります。
メディアやサポーターもそのことに気づき始め、 不要論を展開し始めました。
ハリルホジッチ監督はそうした指摘に対して、 これまで頑なに押し通してきた
「 クラブで出場機会をえていない選手は代表には招集しない」
という自分の信念を捻じ曲げてまで、 本田圭佑を優先して先発でき擁しました。
しかし、2016- 2017シーズンのミランで1月時点でたった87分間しかピッチに立っていないこの男を起用し続けることは世論が許しませんで した。
そして、 本田圭佑はついにこれまで辛抱強く起用し続けてくれたハリルホジ ッチ監督に対して反旗を翻しました。
「俺は自分の力で代表での地位を切り開いてきた。 俺を外すならその理由を説明しないといけない」
この本田圭佑のハリルホジッチへの造反発言を受けて、ネットは本田圭佑批判で炎上しました。
なぜチームの編成を考える現場の最高責任者である監督が一選手に対して、起用法を伝えなければならないのか?
そんな批判が本田圭佑に向けられたのです。
欧州では監督が選手と対等の立場に立って、起用法の説明責任を果たすケースは少なくありません。
日本は上司の命令には素直に従うべきという慣習があるので、この男にはかなり激しい批判が浴びせられました。
本田圭佑がまだ若く、選手として上り調子だった頃、日本代表では今回のこの男と同じような出来事が起こりました…
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なぜ、あの伝説の背番号10番はベンチ降格したのか?
それは2010年のことです。
岡田武史監督率いる日本代表は南アフリカワールドカップに向けて強化を重ねていました。
しかし、日本人のボールテクニックの高さを活かしたパスサッカーはなかなか機能しなかったのです。
当時、本田圭佑はまだ日本代表で絶対的な地位を築いてはいませんでした。
なぜなら、本田圭佑と同じトップ下のポジションには当時の日本代表の背番号10・中村俊輔が君臨していたからです。
中村俊輔は2009年の夏に長年在籍し、レジェンドとまで讃えられたスコットランドの名門・セルティックを退団。
スペインの中堅エスパニョールに移籍していました。
しかし、このカタルーニャのチームで中村俊輔は本領発揮することができず、ベンチ生活が続きます。
ワールドカップを直前にした日本代表での地位に危機感を覚えた中村俊輔は2010年の1月に古巣・横浜F・マリノスに復帰したのです。
残念ながら一度落としてしまった試合勘はなかなか取り戻すことができず、日本代表でも中村俊輔の存在感は上がらなかったのです。
そして、岡田武史監督は大きな決断を下します。
それが中村俊輔のベンチ降格だったのです。
そして、本田圭佑、長谷部誠、長友佑都を中心としたカウンターサッカーにチームの方針を切り替えたのです。いわばこの変革は今の日本代表の骨格を作ったチームで、この時のメンバーを中心に未だに戦っていることを考えると、本当に歴史的な方針変換だったのです…
この時、中村俊輔は岡田武史監督の方針には何も口出しせずベンチ降格を無言で受け入れました。
そして、南アフリカワールドカップ終了後に中村俊輔は日本代表を引退。
2003年から日本代表を引っ張り、南アフリカワールドカップの予選ではほぼ1人で日本代表を勝利に導いてきた男の淋しすぎる代表生活の幕引きとなりました。
それからまもなく7年の年月が経とうとしています…
本田圭佑は逆の立場に立った時、あまりにも往生際の悪い態度を取りました…
なぜ、本田圭佑は日本代表を追放されようとしているのか?
2017年、いよいよ本田圭佑に落日の時がやってきました。
このままミランでベンチを暖め続ける生活が続くのであれば、間違いなくハリルホジッチ監督はこの男を代表から追放するでしょう。
本田圭佑の王様のような造反発言はハリルホジッチの逆鱗に触れたと言われています。
それでは、ハリルホジッチはどのような論理でこの男のベンチ降格を説明するのでしょうか?
ハリルホジッチが本田圭佑をベンチ降格させる理由①原則クラブで試合に出場していない選手は召集しない
ハリルホジッチが就任当初から唱えてきたのは、所属クラブで試合に出場していない選手は召集しないという方針です…
これはわざわざ語るまでもなく当然の対応と言えるでしょう。
試合に出場していない選手は当然コンディションや試合勘に不安を残します。
これまで本田圭佑はミランで同じような状況に陥ったことがありましたが、当時は日本代表に召集されればゴールやアシストなどの結果を残してきました。
ちなみに日本代表では途端に本領発揮するこの男に対しては、イタリアメディアが批判することは珍しいことではありませんでした。
しかし、ここ最近の本田圭佑はクラブではもちろんのこと、日本代表でも特に印象的な働きができていません。
アジア最終予選のUAE戦では先制ゴールこそ決めましたが、それ以外はほとんど試合から消えていました。
そして、本田圭佑が代表から追放される2つ目の理由は、チーム全体に影を落とす深刻な問題なのです。
ハリルホジッチが本田圭佑をベンチ降格させる理由②クラブで結果を残す若手の不満が爆発
本田圭佑をベンチに降格させなければ、もっと深刻な問題がハリルホジッチを悩ませることになります。
それは、クラブで結果を残す若手選手たちが、この男が居座ることで、日本代表で貴重な経験を積む機会を奪われているからです。
そうなると、近未来への布石を失うことにもなり、さらにチームマネジメントにも問題を抱えることになります。
なぜ、ミランで試合に全く出ていない本田圭佑が日本代表では試合に出場できるのか?
ハリルホジッチ監督は、クラブで出場機会を得ている選手が代表にも招集される資格あると話していたのに…
現に2016年の11月には手倉森リオオリンピック代表監督が新たに日本代表のスタッフに入閣。
選手とコーチ陣を繋ぐような役割を任せられました。
恐らく、他所から手を借りなければならないほど、ハリルホジッチ率いる日本代表はチームマネジメントの面で問題を抱えていたことが伺われます。
ハリルホジッチ監督は日本代表において、浦和レッズの槙野智章を 一貫して招集し続けています。
このムードメーカーは殺伐としてしまった日本代表のメンタルを明 るく健全な状況に保つためのメンタルリーダー的な役割も持ってい ます。
ハリルホジッチは槙野智章のキャラクターを買って招集していると 言われています。
いずれにしても日本代表が近年最も悪い雰囲気に陥っているのは間 違いなく、その一因が本田圭佑の優遇であることに間違いないでしょう。
そして、この男がハリルホジッチに干されることになってしまっ た場合、考えられるのはミラン退団です。
しかし、退団確実とまで言われた本田圭佑の去就はここにきて、残 留に大きく傾いています。
何故なのでしょうか?
本田圭佑がミラン残留を選択する確率!
上述の通り、本田圭佑は今シーズンのミランで1試合(90分)分 にあたる時間も出場機会が与えられていません。
本田圭佑が担っている右ウイングのポジションにはスペイン人FW スソが君臨しており、このレフティがキャリアで最高のパフォーマ ンスを見せているのです。
スソはどんなに疲れていても、ベンチに座らせられることがなく、 モンテッラ監督から絶対的な信頼を得ています。
しかし、これからシーズンの後半戦を迎えるミランはユベントス、 ローマ、ナポリらとチャンピオンズリーグの出場権を争っています 。
本田圭佑が退団となれば、長く均衡したシーズンを乗り切るための 戦力が必要になります。
2016年の夏に中国企業への身売りが発表されたミランですが、 いまだに現金の振込がなく、資金難に陥っています。
本田圭佑は高給取りの一方で、グッズの売上などに大きく貢献しており、退団によって収支がプラスに傾くのかマイナスに傾くのか、 非常に微妙な情勢となっています。
そのため、モンテッラ監督も本田圭佑に対する期待や練習態度を賞賛しながらも、試合では一切起用しないという、不可解な状況にな っています。
サッカーの世界はチームの首脳陣の意向によって、チームでの起用 法が変わることは珍しいことではアリませんが、本田圭佑の場合は ひとまず新戦力が獲得できなかった場合の保険として残留させる意 向なのでしょう。
恐らく、モンテッラ監督はこの男を一切評価していないでしょう。
今後、重要な試合で起用されることもないはずで、どんなに遅くと も6月に退団の運びとなるでしょう。
そして、現時点ではそうなる可能性は60%といって良いでしょう 。
つまり…
本田圭佑がミランに残留するということは…
本田圭佑がミランに残留するということは、6月までの半年間の間 でハリルホジッチ缶監督によて日本代表のスタメンから追放される 可能性が非常に高くなるということです。
しかし、ここでも本田圭佑の策略が動いているように感じずにはい られないのです…
なぜ本田圭佑はミラン残留を希望するのか?
ミランから5億円という実力と出場試合に見合わない年俸を受けと っている本田圭佑。
自ら移籍希望するということになれば、当然この年俸の半分は放棄することになります。
ファッションや車など趣味にお金をかける本田圭佑にとってはこの 年俸は大きな魅力です。
この冬にミラン残留となれば代表での立場が危うくなります。
しかし、この6ヶ月、日本代表は3月と6月にアジア最終予選を戦 えば、その後は9月まで代表戦はありません。
6月にミランから移籍し、そこから挽回すればアジア最終予選の後 半戦、あるいはロシアワールドカップの本大会にはスタメンを確保 できると踏んでいるのかもしれません。
そうでなければ、早々とミランからの退団希望を明言するはずです …
いずれにしても直近で大きな注目を集めるのは、3月のUAE 戦。
この試合までに本田圭佑がミランでスタメンを掴むなり、 ミランを退団し、 別のクラブでレギュラーを掴むこが必要となります。
ハリルホジッチは本田圭佑を日本代表に招集するのか?
つまり、3月のアジア最終予選のメンバー発表は今後の本田圭佑のキャリアを占う大きなポイントになります。
ハリルホジッチが招集しなければ、これまで不可侵だったこの男の地位が大きく揺れ動くことになるからです。
本人はロシアワールドカップを代表でのキャリアの集大成にしたいと考えているのでしょうが…
いずれにしてもハリルホジッチは本田圭佑を招集するのか?
その決断に注目が集まります!
そして、下のリンクには本田圭佑が本当に移籍するのか?その可能性と移籍先候補を知ることができます。現時点ではプレミアリーグへの移籍が最有力で、サウサンプトンへの移籍が噂されています。果たして、冬の移籍期限である1月が終わる時、本田圭佑はどのチームのユニフォームを着ているのでしょうか?
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