なぜ香川真司はドルトムントで背番号7を捨てたのか?

正直なところ、香川真司のドルトムントでの背番号に関する真実を知ったとき、私は香川真司のメンタルの弱さを心配しました。日本代表では背番号10を背負っているのに、ドルトムントではある偉大な背番号のプレッシャーから、香川真司は逃げ出したように見えたからです。

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しかし、今は少し香川真司の複雑な気持ちを理解することができるような気がします。

あなたは香川真司がドルトムントで背番号を変えた理由を知っていますか?

本日は香川真司のドルトムントでの背番号と、その変更の理由をお伝えします。

香川真司がドルトムントで背番号を変えたのは、複雑な理由があったのです…

香川真司がドルトムントで背番号を変更。7→23へ

香川真司がドルトムントで背番号を変えたことが話題になっているのをあなたは知っていますか?

2014-2015シーズンまで背番号7をつけていた香川真司は、2015ー2016シーズンからは第一次ドルトムント時代と同じく背番号23をつけています。

2010年にドルトムントに加入した香川真司には、まず23の背番号が与えられました。ドルトムントへの入団当時にはまだまだ期待の若手の一人に過ぎず、ドルトムントのサポーターが、この日本からやってきた若造がすぐにこのドイツの地で活躍するとは夢にも思っていませんでした。

しかし、ご存知の通り香川真司は絶対的なレギュラーの一人としてドルトムントで躍動、ユルゲン・クロップ監督の下で、ファミリーのような雰囲気の中でプレーした若いドルトムントは2シーズン連続でブンデスリーガを制覇するという快挙を達成しています。しかも、あのドイツの盟主ことバイエルン・ミュンヘンを抑えての連覇だったのです。現在のバイエルンの恐ろしいまでの強さを考えると、このドルトムントの連覇がいかに凄いかおわかりになるはずです。

なぜ香川真司はドルトムントで背番号7を捨てたのか?

その後、2シーズンに渡ってイングランドのマンチェスター・ユナイテッドに移籍した香川真司。しかし、イングランドでは思うような結果を残すことが出来ず、2014-2015シーズンの開幕前にドルトムントにレンタルで復帰しています。香川真司の恩師である、クロップ監督のたっての願いでした。

なぜ香川真司はドルトムントで背番号7を捨てたのか?

ドルトムントの選手やスタッフ、そしてサポーターなどの誰もが香川真司の復帰に喜んでいたのですが…

香川真司の背番号が話題に!違和感がありすぎて…

香川真司の背番号といえば、23で誰もが復帰後もこの背番号をつけるものだと思っていました。それほど、ドルトムントのサポーターにとっては23をつけた香川真司の活躍は印象的だったのです。

しかし、復帰した香川真司にあたえられた背番号は7。

非常に良い背番号ですが、非常に違和感があったのは確かです。ドルトムントは香川真司が復帰したシーズンに極度の不振に陥り末子田が、その後はなんとか建て直し、ヨーロッパリーグの出場権だけは手にすることができました。

そして2015ー2016シーズン、香川真司には再び背番号23が与えられたのです。

果たして、香川真司が背番号23に戻した理由は何だったのでしょうか?

これから香川真司がドルトムントで背番号を変更した3つの理由をお伝えしましょう。

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香川真司がドルトムントで背番号を変えた理由その①レバンドフスキの後継者というプレッシャー

香川真司が最初にドルトムントで過ごした2年目、つまり2011ー2012シーズン。

このシーズンには後に世界最高のストライカーと言われる選手が台頭し、香川真司と共にプレーしています。それがポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキです。

なぜ香川真司はドルトムントで背番号7を捨てたのか?

レバンドフスキはパラグアイ代表FWルーカス・バリオスからセンターフォワードのポジションを奪って、ドルトムントの新たなるストライカーとして躍動しています。そして、香川真司がマンチェスター・ユナイテッドに旅立った後には、エーズフォワードとしてドルトムントをチャンピオンズリーグの決勝に導いています。そして2014-2015シーズンにはバイエルンに移籍。ライバルチームへの移籍として、大きな話題になり、未だにドルトムントのサポーターからは「裏切り者」として批判されています。

そのレバンドフスキがつけていたのが、背番号7だったのです。

香川真司がドルトムントに復帰したときには、当然その背番号7は空位となっており、ドルトムント首脳陣はレバンドフスキ放出の対策として、新たなドルトムントの顔になってもらうために、香川真司に背番号7を与えたのです。

香川真司が望んでいた23番は既に他の選手がつけており、シーズン開幕直前の復帰だったため、既に使われている背番号を奪うことはできなかったのです。そのため、香川真司はこのシーズン限定で背番号7をつけることになったのです。

香川真司は背番号23を望んでいたため、2015ー2016シーズンが始まるときには、23番に戻しています。それはあまりにもレバンドフスキが残した実績が後継者としては重くのしかかっていたからです。

そして唯一香川真司がドルトムントの背番号7をつけたこのシーズンは、ドルトムントにとって非常に厳しいシーズンになってしまいました…

香川真司がドルトムントで背番号を変えた理由その②ひどいシーズンを忘れるため

香川真司が復帰した2014-2015シーズンはドルトムントに悲惨なシーズンでした。クロップ政権が末期症状を迎えており、選手たちは笛吹けも踊らず状態で、大きくコンディションとモチベーションを落としていました。

かつてのファミリーのような一枚岩の雰囲気はなく、香川真司やドイツ代表マリオ・ゲッツェ、トルコ代表ヌリ・シャヒン(レアルマドリードへ移籍)、そしてレバンドフスキと毎年のように主力が退団していく状況に対して、選手たちが、ドルトムントというクラブを信頼してよいかどうか迷いがあったのです。当然選手たちにも迷いはあり、自分もこのドルトムントというクラブを退団して、もっと高給を保証し、レベルの高いサッカーできる環境に移籍するべきなのではないかと考えはじめていました。

香川真司も復帰したとはいえ、マンチェスター・ユナイテッドでの失敗やワールドカップでの惨敗のダメージを抱えてシーズンインしたため、心身ともに完璧なコンディションではありませんでした。

チャンピオンズリーグでもイタリア王者のユベントスにあっさりと敗戦し、ブンデスリーガでも大きく低迷。一時は降格圏にまで落ちています。

「ドルトムントはこのまま降格してしまうのか」

そんな不安がよぎった時に、クロップ監督がこのシーズン限りでの退団を表明。

ドルトムントの選手たちは花道でクロップを送り出すために、ブンデスリーガをなんとか5位でフィニッシュ。ヨーロッパリーグの出場権を手に入れてシーズンを終わらせています。

なんとか最低限の形でクロップ政権を終わらせたドルトムントでしたが、香川真司自身はあまり良いシーズンではありませんでした。ベンチを暖める試合も多く、クロップ監督には胸倉を掴まれて、練習態度の悪さを指摘されることもありました。

なぜ香川真司はドルトムントで背番号7を捨てたのか?

この画像がその時の香川真司とクロップ監督の画像です。この画像が世界に知れ渡ったときには、いかにドルトムントが壊滅的な状況であるかが世に知らしめられてしまいました。日本のファンも父親のように慕っていたクロップとの関係崩壊の時には大きな不安を覚えたはずです。

香川真司がその次のシーズンに背番号23を選択したのは、この嫌な思い出ばかりが残ったシーズンを忘れるためだったと言われています。

そして、これから紹介する男の登場は、香川真司にとっては良いことだったのかもしれません…

香川真司がドルトムントで背番号を変えた理由その③新星が登場

これがドルトムント香川真司が背番号を変えた最後の理由です。

2016-2017シーズンにはドルトムントの歴史に名を残すかもしれない、逸材中の逸材の獲得に成功しています。

それがウスマンヌ・デンベレです。

なぜ香川真司はドルトムントで背番号7を捨てたのか?

フランスのレンヌからドルトムントが獲得したこのデンベレは、フランスが産んだ最新のウイングです。サイドアタッカーながら得点力が非常に高く、複数人の相手に囲まれても動じないストリート仕込みのテクニックを擁しています。何人に囲まれていようと、シルクのようなボールタッチで相手をかいくぐることができる逸材の中の逸材です。

ドルトムントの他にもスペインのバルセロナやフランスのパリ・サンジェルマン、そしてイングランドのアーセナルが獲得を望んでいたといわれていますが、若手の育成に優れたドルトムントにデンベレ自身が魅力を感じ、大方の予想を覆して、香川真司のチームメイトになっています。

まだ20歳で荒削りな部分を残していますが、既にドルトムントでスタメンを手にした感があり、未来のドルトムントのアイコンになるとまで言われています。

このデンベレに与えられたいのが、背番号7だったのです。

「デンベレなら背番号7のプレッシャーにも耐えられる」

ドルトムント首脳陣の期待が感じられる背番号人事で世の中を驚かせています。香川真司も自分に代わる背番号7の登場に安心したのか、この若造をサポートする姿が頻繁に見受けられます。周囲とのコンビネーションを磨いている最中で、あくまで自分のドリブルセンスを披露するといった独善的なプレーに終始していますが、今はそれも許容されているようです。

ちなみに2015ー2016シーズンのドルトムントの背番号7はドイツ人MFのヨナス・ホフマンがつけていましたが、この男も背番号7の重みに耐えられなかったのか、既にドルトムントを退団しています。

この3つが香川真司が背番号7から23へと変更した理由です。選手によってはこの背番号に対して大きなこだわりがあります。ビジネス化が進んだ昨今のサッカー界においては、どの選手がどの背番号をつけるかは非常に重要なテーマとなっています。

例えばサッカー日本代表では香川真司の背番号10や内田篤人の背番号2は絶大な人気がありますよね!

ドルトムントが2016-2017シーズンの背番号を発表!

そしてこちらが2016-2017シーズンのドルトムントの背番号です!

なぜ香川真司はドルトムントで背番号7を捨てたのか?

【GK】

N0.1:ロマン・ヴァイデンフェラー
N0.38:ロマン・ビュルキ

【DF】

N0.3:パク・チュホ
N0.4:ネベン・スポティッチ
N0.5:マルク・バルトラ
N0.13:ラファエル・ゲレイロ
N0.25:ソクラティス・パパスタソプーロス
N0.26:ウカシュ:ピシュチェク
N0.28:マティアス・ギンター
N0.29:マルセル・シュメルツァー

【MF】

N0.6:スベン・ベンダー
N0.7:ウスマンヌ・デンベレ
N0.8:ヌリ・シャヒン
N0.9:エムレ・モル
N0.10:マリオ・ゲッツェ
N0.18:セバスチャン・ローデ
N0.21:アンドレ・シュールレ
N0.22:クリスチャン・プリシッチ
N0.23:香川真司
N0.24:ミケル・メリーノ
N0.27:ゴンサロ・カストロ
N0.30:フェリックス・パスラック
N0.33:ユリアン・ヴァイグル

【FW】

N0.11:マルコ・ロイス
N0.17:ピエール=エメリック・オーバメヤン
N0.20:アドリアン・ラモス

こちらが2016-2017シーズンのドルトムントの背番号です。あなたの注目のメンバーは何番をつけていますか?

本日はドルトムント香川真司の背番号の変更についてお伝えしました。

そして下のリンクには2016-2017シーズンのドルトムントのスタメンやフォーメーションが書かれています。香川真司のドルトムントを応援する上では欠かせない必読の記事になっています。選手の詳細、そしてフォーメーションの特徴まで書かれた非常に役に立つ記事です。是非一度クリックして、ドルトムントを応援する際に使って下さい。

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