いよいよクラブワールドカップが開幕しました…
この日をどれだけ楽しみにしたかわかりません…
それほどまでに筆者はこのクラブワールドカップに…
期待しています!
なぜなら、 今回のクラブワールドカップは例年にないほど力が拮抗しているか らです。
そして、選手たち自身も大きな決意を胸に来日しています!
もちろん、 今回のクラブワールドカップでアトレティコナシオナルにもかなり大きい期待がかけられて います。彼等は南米王者だからです。
なぜなら、今回彼等はレアルマドリードを倒すのではないかと、 期待されているからです!
今回は南米王者アトレティコナシオナルの強さの秘密をお伝えしまし ょう!
もしあなたが今回のクラブワールドカップも欧州王者レアルマドリ ードが楽勝だと考えているのあら、 その予想は大きく変わってしまうかもしれません…
決勝で実現!?レアルマドリード対アトレティコナシオナル!
今回のクラブワールドカップでも圧倒的に戦力的に優位に経っていると思われた欧州王者レアルマドリード。
しかし、にわかに危機が囁かれています。
なぜなら現在のレアルマドリードには怪我人が続出しているからです。
レアルマドリードのメンバーで既に怪我によりクラブワールドカッ プへの欠場が決定しているのがウェールズ代表のガレス・ベイル。
単独の突破力ではメッシやネイマールに並び、 世界最高クラスのレベルにある存在ですが、 今回のクラブワールドカップでは足首の怪我により欠場が決定して います。
また、守備的MFカゼミーロ、司令塔のトニ・ クロースは病み上がりで、 果たしてマドリードから羽田までの長時間のフライトでコンデイシ ョンを崩さないかが不安視されています。
現にカゼミーロはクラブワールドカップに来日する直前のリーグ戦デポルティボ戦で不甲斐ないパフォーマンスに終始。 GKにパスを出せば事なきをえたシチュエーションで不用意に相手 FWにのプレスをかいくぐろうとしてボールを奪われ、 失点につながるミスを犯しました。
また、キャプテンのセルヒオ・ ラモスもゴールで目立ってこそいるものの、 本職の守備では不用意なミスが多い状況です。 恐らく疲労が溜まっていると思われますが、 見かねたジダン監督は来日した当日の練習でセルヒオ・ ラモスを休ませています。
しかも初戦の15日までは来日から中3日。
時差ボケとも戦わなければならず、DFマルセロは、
「まだ頭がボーっとしている」
と答えています。

また、ジダン監督は
「かなり疲れている」
とかなり弱気な発言も見せています。
そして対するアトレティコナシオナルは確実にコンデイションを整え ています…
9割の視聴者が知らない?南米王者アトレティコナシオナルの強さの秘密!
対するアトレティコナシオナルはなんと12月9日の金曜日に来日し、準決勝(アトレチコナシオナルにとっての初戦)の6日前から準備を整えています。
温暖のコロンビアから真冬の日本に来日したということもあり、アトレティコナシオナルは万全のコンデイションでこのクラブワールドカップに臨もうとしています。
そしてアトレティコナシオナルは、もちろんコロンビア代表選手を中心としてメンバー校正で、このクラブワールドカップを戦います。
これから、アトレティコナシオナルのスタメンを紹介しましょう!
GK:アルマーニ
DF:アギラール、エンリケス、ディアス
MF:メヒア、ボカネグラ、バレンシア、マクネリー・トーレス、ベルナス、カルデナス、ミゲル・ボルハ
以上がアトレティコナシオナルのクラブワールドカップの予想スタメンです!
アトレティコナシオナルは3-5-2のフォーメーションを採用。
キーマンは3人いると言われています…
アトレティコナシオナルのキーマン①アルマーニ
アトレティコナシオナルのGKフランコ・アルマーニはかなり勝負強いシュートストッパー。
名前からはあの高級ブランドを想像してしまいますが、プレースタイルは非常に堅実そのもの。
とにかくシュートに対する反応に非常に秀でており、リベルタドーレス杯の決勝ではこのアルマーニがいなければアトレティコナシオナルが負けていたと言われるほど。
特に決勝での対戦が予想されるレアルマドリード戦ではシュートの雨が浴びせられると予想されます。
そんな時頼りになるのはやはりアルマーニの存在です。
アトレティコナシオナルのキーマン②マクネリー・トーレス
コロンビア代表のレギュラークラスの攻撃的MFマクネリー・トーレス。
コロンビア代表には優秀なアタッカーが揃いますが、このマクネリー・トーレスも一級品の攻撃的MF。
既に32歳とベテランの領域に入っていますが、その能力の高さは健在。アトレティコナシオナルでも中心選手であり、コロンビア代表では9月のベネズエラ戦でゴールを決めています。
フリーキックではキッカーを務めており、アトレティコナシオナルにはFWミゲル・ボルハやDFアギラールなど空中戦に強い選手が揃うだけに大きな期待が寄せられています。
アトレティコナシオナルのキーマン③ミゲル・ボルハ
間違いなく今回のクラブワールドカップのアトレティコナシオナルで最も注目度の高い逸材ミゲル・ボルハ。

得点力と嗅覚、そしてコロンビア9番らしく身体能力の高さが魅力の生粋の9番タイプのストライカー。
ゴール前が主戦場ですが、意外とゴールレンジが広く、ペナルティエリア外からのミドルシュートも強力な武器になっています。
準決勝で戦う鹿島のDFにはこのボルハを封じ込める能力があるDFはおらず、かなり厳しい戦いになりそうです。
以上、この3人がクラブワールドカップを戦うアトレティコナシオナルの主要メンバーです。
もちろん、守備的に戦うことが予想される決勝のレアルマドリード戦では、DFアギラール、守備的MFメヒアがより重要になります。
ただし、アトレティコナシオナルの飛躍の原動力となるのはもっと違うところにあるのかもしれません…
アトレティコナシオナルがクラブワールドカップ制覇を狙う最大の理由!
日本時間の2016年11月29日、ブラジル発コロンビア行きの飛行機にあるサッカーチームが乗り込みました。
そのチームの名前はシャペコエンセ。
ブラジル1部リーグを戦う中小チームです。
シャペコエンセは昨シーズンのブラジルリーグで目ぼしい戦力が不在ながら組織力を武器に躍進を遂げ、この日はおとぎ話の最終章であるコパ・スダメリカーナの決勝に向けて、旅を続けていました。
しかし、燃料不足によりこのシャペコエンセの選手やスタッフ達を載せた飛行機が墜落。47名が尊い命を失いました。(ラミア・ボリビア航空2933便墜落事故)
そして、コパ・スダメリカーナの決勝でこのシャペコエンセと対戦する予定だったのが、アトレティコナシオナルだったのです。
もちろん、コパ・スダメリカーナの決勝は行われず、アトレティコナシオナルは優勝のタイトルを無条件でシャペコエンセに差し出しました。
これにより、シャペコエンセは来シーズンのコパ・リベルタドーレス杯への出場権を手にする形になりました。
シャペコエンセの悲劇を巡っては世界中のサッカーチームが哀悼の意を表しましたが、やはり彼らのためにクラブワールドカップでひと旗上げたいと感じているのは、誰よりもアトレチコナシオナルかもしれません。
ちなみにシャペコエンセには元ブラジル代表ロナウジーニョや元アルゼンチン代表ファン・ロマン・リケルメ、元アイスランド代表エイドゥル・グジョンセンの加入が噂されており、世界中でシャペコエンセに対する支援の輪が広がりつつあります。
夏にはスルガ銀行カップで来日し、浦和レッズと試合を行う予定となっています。
今回のクラブワールドカップでのアトレティコナシオナルの活躍により、改めてシャペコエンセに対する支援の輪がどんどん広まっていくことを祈りましょう。
おそらく、クラブワールドカップの決勝ではシャペコエンセを追悼するセレモニーが行われるかもしれません。
今回はクラブワールドカップに出現する南米代表のアトレティコナシオナルについて紹介しました。
クラブワールドカップでアトレティコナシオナルを応援する気持ちになってくれたでしょうか?
そして、下のリンクにはクラブワールドカップの大本命と言われるレアルマドリードの主要メンバーについて紹介しています。この記事を読めば、彼がどんなメンバーでいかなる戦術を採用してくるか知ることが出来るでしょう。

よく読まれている記事
→クラブワールドカップ開幕!レアルマドリードのメンバーは!?