この話を聞いた時に、思わず怒りを通り越して、やれやれと感じてしまいました。
残念ながら現在のサッカー界は本当に金の問題にまみれているようです…
今、日本は迫り来るクラブワールドカップ2016に向けて、胸を高まらせています。
何故ならクラブワールドカップ2016は、現時点で日本が開催地として行われる最後のクラブワールドカップとなる可能性があるからです。
そして、クラブワールドカップ2017の開催地のことを考えると、本当に落ち込んでしまいます。
なぜならクラブワールドカップ2017の開催地は、私たち日本人が忌み嫌う、「あの国」だからです…
開催間近!日本がクラブワールドカップで盛り上がる3つの理由!
クラブワールドカップ2016の開幕まで1ヶ月を切り、開催地日本ではいよいよ熱が上がってきたような感があります。
ひとつめの理由は、現時点で開催地が決まっている大会の中では最後の日本開催の予定となっており、次にいつ日本でクラブワールド カップが行われるのかわからないことから、自ずと期待が高まって いるのです。
ふたつめの理由は日本でも非常に人気の高いレアルマドリードが来 日するということも、クラブワールドカップ2016が盛り上がっ ている理由です。
バルセロナやマンチェスターユナイテッドに比べてアジアでのプロ モーションで一歩遅れを取っているレアルマドリードは、この大会は挽回に向けた大きなチャンス。
ポルトガル代表クリスチアーノ・ロナウドやウェールズ代表ガレス ・ベイルなどスター選手が勢揃いしており、大きな意気込みを持っ て、日本にやってきてくれるでしょう!日本側も開催地として、選 手たちが「また来たい」と思うような歓迎をしてあげたいですね!
最後の理由は開催国代表を川崎フロンターレ、鹿島アントラーズ、 浦和レッズと、Jリーグの人気クラブが出場兼を争います。このこ ともクラブワールドカップを盛り上げている大きな要因の一つです 。Jリーグ代表は12月3日に決定の予定です。
と、日本はこんなにクラブワールドカップに向けて盛り上がってい るのに、残念がら2017年のクラブワールドカップの開催地は、 日本人にとってはかなり嬉しくない地で行われることになりそうな のです…
その開催地とは日本人が忌み嫌う「あの国」です…
なぜ、クラブワールドカップ2017のj開催地は「あの国」に決 まったのか?
私達、日本人が忌み嫌う、クラブワールドカップ2017に開催酷 とは…
UAE(アラブ首長国連邦)です!
UAEといえば記憶に新しいのがワールドカップ予選でのこのシー ンです。
これは浅野のゴールが完全にラインを割ったにも関わらず、見止ま られなかった大誤審のシーンですね。
UAE戦ではこれ意外にもかなりジャッジに偏りがあり、UAEの 審判買収が疑われる程の内容でした。
そんなUAEが、2017年大会の開催地として選ばれてしまった のです…

しかもクラブワールドカップの開催地は2年毎の持ち回り制。
つまり、2017年大会だけでなく、2018年大会もUAEが開催地となってしまうのです!
サッカー界は金による審判の買収が常に噂されていますが、中東の 石油輸出国はその中でも最も怪しまれている地域のひとつで、 もちろんUAEのもその一つだと言われています。
そんな金満国の彼等がクラブワールドカップを牛耳るということは 、ジャッジの面でもかなり恐ろしいことになることが予想されます 。
クラブワールドカップだけじゃなかった!金満国家が恐ろしい理由 !
既にロシアワールドカップのアジア最終予選では、その兆候が顕著に現れています。
前述のUAE代表対日本代表のミスジャッジに加え、同じく石油輸出国であるサウジアラビアはこのアジア最終予選で3つものPKを 獲得するというあり得ないジャッジの恩恵を受けています。
これらは中東の笛と呼ばれる、アジアサッカーの大きな汚点です。
明らかに怪しい金が動いているとしか思えない中東勢の優遇。
ロシアワールドカップの4年後、つまり2022年のワールドカッ プは既に石油輸出国カタールが開催地となることが決まっているこ とは記憶に新しいと思います。
ワールドカップが開催される時期、6月から7月はカタールは気温 が40度を超える灼熱の環境となります。
当然、そんな環境でサッカーの試合を行った場合、選手に支社が出 てもおかしくありません。
しかし、金の力に屈したFIFAは開催時期を冬にずらしてまで、 カタールで開催しようと目論んでいます。
逆に言うと、カタールがどれだけお金を積んだのか…考えただけで も恐ろしくなります。
クラブワールドカップ2017の開催地UAEを始めとする中東勢がどれだけ恐ろしいか、分かりましたでしょうか?
それでは話を再び2017年大会の開催地であるUAEに戻しまし ょう。
UAEはクラブワールドカップの開催地にふさわしくないと、誰もが思っていたのに…
ここまで、いかに中東勢によるオイルマネーがサッカー界に大きな影響を及ぼしているかを書き連ねてきました。
UAEはクラブワールドカップ2017の開催地にふさわしくない!
そんな風に言い切りたいと思っていました…
しかし、現実は違いました。
クラブワールドカップ2017の開催地であるUAEは、実施は非常に治安が良い国なのです!
2017年大会の開催地であるアブダビやドバイは非常に治安が良く、セレブに大人気の旅行スポットとして知られています!

しかも限られた超セレブしか訪れることのできない場所ではなく、物価もホテルも日本並みで、普通のランクのホテルであれば、日本円で1万円前後で宿泊することができるのだとか…
なんでも、ドバイは石油による利益に頼らない街づくりを目指しており、その石油に代わる収入源として期待されているのが、観光なんだとか。
そのため、どんな人でも訪れることができるような魅力ある街づくりが実現されています。
もちろん、じゃあ石油で儲けた金はどこに行っちゃってるのかな?なんて思うのですが、恐らくその点は国内のインフラに投資されているのでしょう!
すごいぞ、ドバイ!
でも、サッカーやるにはどうなのでしょうか?
まさか、カタールと同じように40度のような灼熱の環境下でサッカーをしなければならないとなると、いくら治安が良くても本末転倒なのですが…
なんと、12月のUAEの気候は20度代と、サッカーをするには非常に素晴らしい環境です。
12月の日本では当然長袖を着てプレーする選手が非常に多いですが、UAEでは丁度よい環境下でプレーすることができるようです。
またしても、UAEの凄さを思い知らされました…
ただし、水だけは衛生面も含めて飲まない方がいいかもしれません。
とはいえ、旅行者や外国から来る人たちのために配慮されているドバイでは水は1.5リットル45円という日本よりもはるかに格安で売られています。
本当にドバイの素晴らしさが良くわかりました…
行ってみるものですねぇ。
しかも市街ではWi-Fiが完備されており、いつでもインターネット環境を楽しむことができます。
なぜ、FIFAがクラブワールドカップ2017の開催地にUAEを選んだのかがわかってきた気がしました。
ちなみに過去には2009年大会と2010年大会を開催地として運営しています。
国際的なスポーツの大会が頻繁に行われており、この手のイベントは慣れています。外国人が非常に多いこともあって、恐らく大会を大成功させる力と魅力が、この開催地にはあるのでしょう!
2009年にはグァルディオラに率いられたバルセロナが、2010年にはモウリーニョの手腕でヨーロッパチャンピオンズリーグを制し、ベニテスに率いられたインテルが王者に輝いています。
ヨーロッパからは、日本に比べると距離も近く、もしかしたら時差に悩ませるヨーロッパ代表にとっては、あらゆる意味で縁起の良い開催地になるかもしれません!
今回はクラブワールドカップ2017の開催地であるUAEについてお伝えしました。
余裕があったら、2017年大会はUAEで現地観戦してもいいかもしれませんね!
そして、下のリンクでは2016年大会に臨む、レアルマドリードのメンバーが書かれています。優勝候補筆頭の欧州王者がどのような戦い方をするのか、この記事を読めば知ることができます。

よく読まれている記事
→レアルマドリード来日!欧州王者の戦術は?