【ゴール動画あり】本田圭佑の2016年のミランでのポジションは?

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本日は本田圭佑のミランでのポジションを役割とあわせてお伝えします。そしてゴールの動画や画像もお見せしますよ。ゴールを連発してミランオフェンスの中心にいた昨シーズンとは違い、現在ミランで中々ポジションを得ることが出来ず、ベンチで燻る日々が続く日本代表のエース。そんなエースに光が射し込む日はやってくるのでしょうか?

ミランのシステム偏向が頻繁に噂される昨今、本田圭佑は今後どのようなポジションや役割が与えられ得るのでしょうか?そしていよいよ開幕する2016年の冬の移籍市場でのミランの動きとは?本日は日本代表のエースのミランでの将来を考えます!

ミランでの日々

2014年にミランに加入した本田圭佑。ロシアの強豪CSKAモスクワで中盤の全ポジションを任される器用さと重要なゴールを連発し、そしてオランダのVVVフェンロではチームのMVPとキャプテンに選ばれるほどの存在感とゴールをあげてきました。そして、代表ではセンターフォワードという未経験のポジションまでこなし貴重なゴールを連発して日本代表の顔となるなど、総合力の高さを見せ付けてきた本田圭佑。そしてミランでは背番号10番を与えられ、攻撃的なポジションでゴールを上げる、もしくは導き出す役割を期待されていました。背番号10番は過去にトップ下のポジションでゴールを連発した元クロアチア代表のズボニミール・ボバンや同じくトップ下のポジションからアシストの山を築いた元ポルトガル代表のマヌエル・ルイ・コスタ、トップ下に近いポジションながらゴールをあげるFWに近い役割を担った元クロアチア代表のデヤン・サビチェビッチなどが身に着けるなど、ミランでは象徴的な背番号です。しかし当時のミランは不振の真っ只中にあり、セードルフ監督の下でセリエAで中位を彷徨っていました。本田圭佑はそんな苦境に立たされたミランに加入することになったのです。

攻撃的ポジションでゴール減退のミランを救え!

セードルフは黄金期のミランで攻撃的なMFのポジションで活躍したOBです。セードルフに率いられたミランは、ゴールを量産した元スウェーデン代表ズラタン・イブラヒモビッチや自陣ゴールを死守してきたブラジル代表チアゴ・シルバがフランスのパリ・サンジェルマンに移籍した影響でチーム力が大幅に低下していました。このエース格二人の退団により、戦力的にはもちろん精神的支柱を失ったミランは序盤から低迷が続いていました。本田圭佑は主にトップ下や右サイドのポジションを任されました。

イブラヒモビッチという強力な柱を失ったことで攻撃力が低下していたミランオフェンスの新たな核としてゴールとアシストをあげることが本田圭佑の役割でした。特にイブラヒモビッチと抜群の相性を誇ったガーナ代表のケビン・プリンス・ボアテングが絶不調に陥っており、かれら二人の「離脱」で目減りしたゴールを多少なりとも取り戻す役割を本田圭佑は期待されていました。

求められるゴール

チームが難しい局面に立たされる中で、本田圭佑はゴールに近いポジションでプレーしました。しかし、目を見張るような結果を残すことができず、ミランでの最初のシーズンはほとんどの時間をベンチで過ごしました。そして結局このシーズンはセリエAで8位に終わり、名門ミランにとっては屈辱的なシーズンとなってしまいました。そして、セードルフも解任されてしまいました。

インザーギが就任

ワールドカップを挟んで再びミランに戻ってきたレフティのアタッカー。そしてミランは新しくOBの元イタリア代表フィリッポ・インザーギが監督に就任しました。インザーギはユベントスやミランでゴールを量産してきました。ポジションはストライカーで、ゴールをあげることを至上の喜びにしていました。ワールドカップでのチェコ戦でのゴールやチャンピオンズリーグでの2ゴールはいまだにファンの間で語り草になっているインザーギらしいゴールです。新しくミランのベンチに座ることになったインザーギはチームに勝利のメンタリティを植えつけます。前線にはフランス代表FWでゴールゲッターのジェレミー・メネズが加入し、日本代表のエースは彼の後ろでトップ下のポジションでプレーすることになりました。もしくは同じく新加入のイタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラがトップ下のポジションに入り、本田圭佑は右にスライドしたポジションをとるのがミランのスタンダードとなりました。中盤は攻撃的なポジションをとる彼らの後方にオランダ代表MFのナイジェル・デヨングやイタリア代表MFのリッカルド・モントリーボが守備的なポジションで守備と組み立てに従事するスタイルを踏襲しました。

インザーギミランは序盤から躍動するも・・・

インザーギに率いられたミランは序盤から躍動します。本田圭佑自身もプレシーズンにはスペインの強豪バレンシアからゴールを奪うなど好調でシーズンに入ってからもその調子を維持していました。

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序盤は王者ユベントスに敗れたのみで7節までに4勝2分1敗という好成績を残しました。しかし、ここからミランは急激に失速します。

急激な失速

序盤は好結果を残していたミランですが、8節以降深刻な不振に陥ります。13節のウディネーゼ戦まで5戦勝ち星がなく、府のサイクルに突入します。そして年内はその後ナポリ戦に勝利しただけでした。そして2015年に入っても調子は上向かず、4月には3連敗を喫しました。日本代表のエースもその後存在感を失っていきました。そしてこの頃にはチームはインザーギ監督への不振感から造反者が現れました。前述した守備的MFのポジションを担ってきたデヨングが首謀者だと言われています。インザーギ監督はチームバス内でミランにふさわしくないものがいると選手たちを糾弾しましたが、これに対してデヨングが反論。「ミランにふさわしくないのは監督だ」とインザーギに造反したのです。

インザーギ解任

そしてこのシーズンは10位に終わり、ミランはチャンピオンズリーグの出場権はおろか、チャンピオンズリーグよりもレベルの低いヨーロッパリーグの出場権すらも逃してしまいました。そしてインザーギ監督はこの結果を受けて解任の憂き目にあってしまいました。本田圭佑は終始自分のポジションを得ることができずにミランでの2シーズン目を終えました。

2015ー2016シーズン、ミハイロビッチ就任

そして2015-2016シーズン、インザーギ監督の後任には元ユーゴスラビア代表のシニサ・ミハイロビッチが就任しました。ミハイロビッチは現役時代ラツィオやミランのライバルであるインテルで活躍しました。センターバックのポジションでプレーし、精度の高い左足でフリーキックも蹴れる異色のDFとして活躍しました。フリーキックでゴールをあげることもしばしばありました。守備的MFのポジションでプレーした経験も持ちます。

監督としてはインテルでマンチーニ監督の参謀のようなポジションで補佐したあとは、サンプドリアの監督を経てミランの監督に就任しました。現役時代もコーチとしても宿敵インテルで過ごしてきたミハイロビッチの招聘にミランの復活への本気度が伺える人選となりました。

2015-2016シーズン、日本代表のエースはトップ下や右サイドのポジションでプレー

ミハイロビッチが就任したミランで本田圭佑は前政権と同じく、トップ下のポジションでプレーしました。しかし、なかなかミハイロビッチ政権のミランでゴールにからめず、このポジションはボナベントゥーラが務めるのがスタンダードになりました。その後、ミランは4-3-3にフォーメーションを変更。本田圭佑が希望するトップ下のポジションはなくなり、本田圭佑は右サイドのポジションでプレーすることが多くなりました。しかし、このポジションにはサイドの専門家であるイタリア代表のアレッシオ・チェルチがおり、チェルチがスタメン起用される機会がふえ本田圭佑は後半に守備固めとして起用されることが多くなりました。本田圭佑は現在6人のアタッカーの中で、4つの枠を争っているのです。

その後もポジションは与えられず・・・

そして現在も本田圭佑にはポジションは与えられていません。散発的にゴールに絡みかけるシーンはありますが、なかなかミハイロビッチ監督を納得させるまでにはいかず、現在もベンチ生活が続いています。ナポリ戦後にはミランへのクラブ批判もした本田圭佑ですが、今後ミランでのポジション確保はあるのでしょうか?

ミランでの未来は?

日本代表では攻撃的なポジションでプレーし、ゴールを連発している本田圭佑

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このエースがいなければゴールが激減するという現象が起こるまで攻撃の最終局面におけるこの男の存在感は絶大なのです。代表においてはゴールゲッターというイメージが定着しているレフティのアタッカーですが、実はサイドバックのポジションでプレーしたこともあるほどのマルチロールなのです。U-23代表時代にサイドバックのポジションで試されるなど、汎用性の高さも示しています。そして前述の通り、CSKA時代はボランチのポジションも務めています。この多くのポジションをこなせる汎用性をミランでも示す日がくるのでしょうか?

総括~本田圭佑ミランでのポジション~

本日は日本代表のエースのミランでのポジションについてお伝えしました。ゴールやアシストを求められる現在のミランでポジションすら得ることができていない本田圭佑にミランでのポジション確保はあるのでしょうか?↓には日本代表のエースのミランでのゴール動画集です☆ファンタスティックなゴールの数々に酔いしれましょう!

最近では2016年の冬にボアテングの復帰や、チェルチ放出などミランの攻撃的なポジションの編成はあわただしくなっています。日本代表のエースも移籍が噂されているひとりで、今後ポジション確保やゴールやアシストという結果が残せなければ、放出も現実味を帯びてきます。有力な移籍先としてイングランド・プレミアリーグのウエストハムやエバートンなどの名前が挙がっています。日本代表エースの移籍は2016年に実現するのでしょうか?彼の動向から目が離せません。本日は本田圭佑のミランでのポジションや求められるゴールについてお伝えしました。2016年はホームでのボローニャ戦で幕を開けます。この試合ではレフティのアタッカーのゴールをみることが出来るのでしょうか?本日は本田圭佑のミランでのポジション争いやゴールという成果についてお伝えしました☆

追記~本田圭佑、2016年はポジション固定~

2016年に入り、本田圭佑のポジションはがっちりと固まったような印象を受けます。しかも、これまでのようにチーム不安定さの中でのポジション固定ではなく明らかに自分の力で地位を確立したように見えるのです。これはまさしくミハイロビッチ監督の手腕であり、そして何よりも本田圭佑自身の努力の賜物とも言えるでしょう。2016年、本田圭佑が与えられたポジションは4-4-2の右サイドハーフです。2015年末から2016年の初頭にかけて、この実験的なポジションで試された本田圭佑はアシストを連発して存在感を示し、そして守備面でも献身性を示して貢献しているのです。特に印象的だったのはインテルとのミラノダービーでのプレーです。2016年最初のミラノダービーで、この日本代表のエースはやはり右サイドハーフのポジションで先発。右サイドからのコーナーキックでキッカーを務めました。そして正確なキックでDFアレックスのヘディングでのゴールをアシストしたのです。このゴールを皮切りにミランは怒涛の攻撃でインテルを攻めたて、2016年最初のミラノダービーを3-0の圧勝でモノにしています。そしてさらに衝撃的な内容だったのが、ジェノアとのホーム戦です。この試合で本田圭佑は、コーナーキックのこぼれ球を猛然と走ってなんとかピッチ内に残すと、すかさず左足で正確なクロス。これをFWバッカがゴールに流し込んで先制。そして、後半にはジェノアにとどめを刺す会心のミドルシュートをGKの目の前でバウンドさせてゴールに突き刺しました。このゴールは本田圭佑にとっては2016年最初のゴールで前のゴールから450日が経っていました。

これまで、4-3-3システムの右ウイング、そして4-2-3-1の2列目全般、そして4-3-1-2のトップ下と、多くのポジションでプレーしてきた本田圭佑ですが、2016年ついに右サイドハーフというポジションに固定され、ゴールにアシストにと貢献しているのです。

特に4-4-2というフォーメーションにおけるサイドハーフというポジションは攻守における万能性が非常にモノをいうポジションで、ピッチのいたるところで貢献するところができる本田圭佑にとっては理想的なポジションです。恐らく本人はトップ下というポジションに対してこだわりがあるようですが、右サイドバックやボランチの面々と高度な連携を見せる本田圭佑がいることで全体がスムーズに連動している印象を2016年のミランから受けます。キャプテンのモントリーボは本田圭佑に対する信頼性の高さを度々口にします。そして、これまで本田圭佑に対して厳しい口調で批判してきたイタリアメディアも2016年に入ってからはすっかり本田圭佑擁護に回っています。それにしてもすごい手のひら返し…果たして2016年の本田圭佑はさらに周囲の期待を超える活躍を見せることが出来るのでしょうか?そして2016年はワールドカップ予選も本格化します。日本代表のエースのこれからの活躍に期待です!

そして下のリンクでは本田圭佑の目に関する詳細が書かれています。本田圭佑は目の状態が良くなく、一説には本人は引退も検討しているといわれるほどです。果たして真実はどうなのでしょうか?知りたい方は下のリンクをクリックしてください!

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