日本代表はロシアワールドカップに出場できるのでしょうか…?
ハリル・ジャパンは8月31日のサッカーオーストラリア代表との試合に勝利すれば、ワールドカップへのチケットを手に入れることができます。
あなたはサッカーオーストラリア代表との試合の結果がどうなると予想するだろうか…?
しかし…
サッカーオーストラリア代表との戦いはかなりの苦戦が予想されています。
サッカールーズ(サッカーオーストラリア代表の愛称)はどのようなメンバーで日本代表との一戦に臨むのでしょうか?
今回はサッカーオーストラリア代表のメンバーをお伝えします。
正直なところ、このサッカーオーストラリア代表との一戦は悪い予感を抱かせます…。
サッカーオーストラリア代表メンバー発表!
ハリルホジッチ率いる日本代表は、ロシアワールドカップアジア最終予選の第9節でサッカーオーストラリア代表と対戦します。
残り2試合となったアジア最終予選の順位はこちらです。
ロシアワールドカップアジア最終予選では2位以内に入ることができれば、ワールドカップへの出場権が手に入ります。
3位ではプレーオフに回らなければなりません。
ハリル・ジャパンは首位に立っているものの、後続のサウジアラビアが同勝ち点ながら得失点差で2位に、サッカーオーストラリア代表が勝ち点2差で3位につけています。
つまり、このオーストラリアとの試合の結果いかんでは…
日本代表は3位に転落する恐れがあるということです。
そして、正直なところ…
日本代表がこのサッカーオーストラリア代表との試合で敗戦する可能性は非常に高いと言えます。
それは、オーストラリアのメンバーがこの2ヶ月ほどで急激なパワーアップを遂げたからです…
それでは、サッカーオーストラリア代表はどのようなメンバーで日本代表との試合に臨むのでしょうか?
彼らがサッカーオーストラリア代表メンバーだ!
コチラがサッカーオーストラリア代表のメンバー30人です。
【GK】
ミッチェル・ランゲラク(シュツットガルト)
マシュー・ライアン(ブライトン)
アダム・フェデリッチ(ボーンマウス)
バイリー・ヴゴビッチ(ヘンク)
【DF】
ミロシュ・デゲネク(横浜F・マリノス)
ライアン・マッガワン(貴州智誠)
トレント・セインズベリー(江蘇蘇寧)
アジズ・ベヒッチ(ブルサスポル)
アレックス・ガーズバック(ローゼンポリ)
ブラッド・スミス(ボーンマウス)
ベイリー・ライト(ブリストル・シティ)
マシュー・ジョルマン(水原三星)
マシュー・スピラノビッチ(杭州緑城)
【MF】
ジェームズ・トロイージ(メルボルン・ビクトリー)
マーク・ミリガン(バニーヤース)
アイディン・フルスティッチ(フローニンゲン)
ジェームズ・ジェッゴ(シュトルム・グラーツ)
トーマス・ロギッチ(セルティック)
ジャクソン・アーバイン(バートン・アルビオン)
マッシモ・ルオンゴ(クイーンズ・パーク・レンジャーズ)
アーロン・ムーイ(マンチェスター・シティ)
ムスタファ・アミニ(オーフス)
マイル・ジェディナック(アストンビラ)
ライリー・マッグリー(クラブ・ブルージュ)
【FW】
マシュー・レッキ−(ヘルタ・ベルリン)
ジェイミー・マクラーレン(ダルムシュタット)
トミ・ユリッチ(ルツェルン)
ロビー・クルーズ(ボーフム)
ティム・ケイヒル(メルボルン・シティ)
アワー・メイビル(パソス・デ・フェレイレ)
このメンバーは予備メンバーも含めた30人で、この中から23人jから24人が選抜されます。
このメンバーは6月に行われたコンフェデレーションズカップのメンバーとほぼ同じ陣容となっています。
このコンフェデレーションズカップでオーストラリアは…
ドイツ(世界王者)
チリ(南米王者)
カメルーン(アフリカ王者)
とグループリーグで同居しました。
ワールドカップのプレ大会とも言われるコンフェデレーションズカップですが、サッカーオーストラリア代表はこの大会の結果には全く注力していませんでした…
サッカーオーストラリア代表がコンフェデレーションズカップに本気で臨まなかった理由!
なぜなら、サッカーオーストラリア代表は、完全にハリル・ジャパンとの最終決戦に勝利するために気持ちを切り替えていたからです。
コンフェデレーションズカップでは組織を深め、メンバー間の連携を強化することに重きが置かれていました。
そして、サッカーオーストラリア代表の打倒日本に向けた強化策は見事に功を奏しました。
明らかにサッカーオーストラリア代表のメンバーはコンフェデレーションズカップで自信を身につけ、ハリル・ジャパンが嫌がるチームへと成長を遂げだからです。
いかにして、サッカーオーストラリア代表メンバーは急激な成長を遂げたか…?
コンフェデレーションズカップでサッカーオーストラリア代表のメンバーが見せたプレーは目を見張るべきものでした。
もちろん技術的には特筆したものはありませんでした…
しかし、サッカーオーストラリア代表のメンバーは持ち前のフィジカルの強さやパワーを活かした効率的なサッカーを目指しました。
そして、サッカーオーストラリア代表のメンバーはコンフェデレーションズカップで望外の成果を手にしたのです。
コンフェデレーションズカップの初戦のドイツ戦では、圧倒的な苦戦が予想されながらも、3-2という健闘を見せました。
多くのチャンスを作られたサッカーオーストラリア代表ですが、主要メンバーの1人であるGKマシュー・ライアンが奮闘。
ピンチの多さの割には3失点に抑える健闘を見せました。
そして、サッカーオーストラリア代表のメンバーがさらに世界を驚かせたのは、南米王者チリとの一戦です。
序盤のサッカーオーストラリア代表は粘り強いディフェンスでチリの攻撃陣を押さえ込みます。
そして、前半42分にルオンゴのゴールで先制しています。
後半22分にマルティン・ロドリゲスに同点に追いつかれ、1-1のドローに追いつかれましたが、フィジカルの強さを活かした球際の競り合いで圧倒し、チリに冷や汗をかかせました。
ドイツとチリをむこうに回しての健闘はサッカーオーストラリア代表メンバーに大きな自信を植えつけることができたでしょう。
コンフェデレーションズカップでサッカーオーストラリア代表が示したのは、肉体的な強さです。
特筆すべきテクニシャンがいるわけでも、良質な司令塔がいるわけではありませんが、総じて肉体的な強さを持ち、球際の競り合いで驚異的な勝率を誇ります。
それでも特にチリ戦では、セカンドボールとイーブンボールの競り合いで素晴らしい反応を見せて、ことごとく競り合いに勝利。
体格で劣るチリを圧迫し続けたことが善戦へと繋がりました。
サッカーオーストラリア代表勝利への方程式『超シンプルスタイル』とは!?
攻撃のスタイルはシンプルですが、非常に明確です。
それはサイドに素早く展開して、どんどんとクロスをゴール前に放り込むことです。
相手守備陣を中央から打開できるようなアタッカーがおらず、的確な散らしを実現する司令塔も不在のサッカーオーストラリア代表にとって、とにかく無駄を省いてシンプルにサイドに展開するスタイルが、コンフェデレーションズカップでぴしゃりとはまったのです。
そして、ゴール前に2~3人の選手を走りこませてゴールを陥落します。
創造性に欠けるスタイルではありますが、この伝統的なサッカーオーストラリア代表らしいスタイルが彼らの最適解だったということなのでしょう…
この伝統のスタイルに立ち戻るという答を見つけただけでも、サッカーオーストラリア代表がコンフェデレーションズカップに出場した収穫というのは、多いにあったのではないでしょうか?
そして、この伝統のスタイルはハリル・ジャパンを多いに苦しめる可能性を秘めています…
日本代表がサッカーオーストラリア代表に苦しむ理由…
なぜ、サッカーオーストラリア代表はハリル・ジャパンを苦しめることができるのか…
それはハリル・ジャパンのこれまでの戦いぶりにあります。
ハリル・ジャパンは2016年11月のサウジアラビア戦、2017年6月のイラク戦、シリア戦においてはいずれもゴール前の混乱の中で失点しています。
最終ラインの声の掛け合いや連携に不備があったことによる混乱の最中での失点ですが、今のサッカーオーストラリア代表のサイドアタックをもってさえすれば、日本代表のゴール前に再び混乱を起こすことが可能でしょう…
それでは、サッカーオーストラリア代表はどのようなメンバー構成で日本との戦いに挑むのでしょうか?
打倒日本を狙うサッカーオーストラリア代表メンバーは!?
『答え』を見つけたサッカーオーストラリア代表。
コンフェデレーションズカップを経て、間違いなく強くなった彼らはハリル・ジャパンにとって大きな脅威となります。
14日に発表されたサッカーオーストラリア代表のメンバーから、日本代表戦のスタメンを予想してみるとこのようになると思われます。
【サッカーオーストラリア代表予想スタメン】
GK:マシュー・ライアン
DF:ミロシュ・デゲネク、トレント・セインズベリー、ライアン・マッゴーワン
MF:マイル・ジェディナク、マーク・ミリガン、マシュー・レッキー、トーマス・ロギッチ
FW:ジェームズ・トロイージ、ロビー・クルーズ、トミー・ジュリッチ
(予想フォーメーション:3-4-3)
これがサッカーオーストラリア代表の予想メンバー11人です。
コンフェデレーションズカップでも採用された、DF、MF、FWがフラットに3列に並ぶフォーメーションです。
サイドアタッカーを左右に2人ずつ配することで、サイドへの展開が容易になっています。
逆サイドのFWがファーに飛び込んでくる約束事も徹底されており、ややタレント力の不足は伺える最終ラインに3人のセンターバックを置けるようになったことで、守備力を補填することにも成功しています。
それでは、ハリル・ジャパンにとっては脅威となるキーマンは誰なのでしょうか?
サッカーオーストラリア代表主要メンバー①マシュー・ライアン(GK:ブライトン)
ヨーロッパでの実績が豊富なライアン。
ランゲラクとのスタメン争いにも勝利した感があり、コンフェデレーションズカップでも全3試合でレギュラーを任されました。
184cmと現代のGKとしては小柄な部類に入り、足元のテクニックに秀でているわけでもありませんが、とにかくシュートストップが秀でており、慢性的な得点力不足に苦しむ日本代表にとっては、最後の砦として脅威になるでしょう。
サッカーオーストラリア代表主要メンバー②ミロシュ・デゲネク(DF:横浜・F・マリノス)
Jリーグでプレーし、日本代表メンバーの特徴を知っているという長所があるデゲネク。
まだ22歳と若く未来のサッカーオーストラリア代表メンバーを担うセンターバックです。
187cmの長身で当然コーナーキックやなどのセットプレーでは敵陣ゴール前に顔を出します。
代表選手として、ついに大舞台のスタメンでスタメンを任されそうな予感があります。
サッカーオーストラリア代表主要メンバー③マーク・ミリガン(MF:バニーヤース)
サッカーオーストラリア代表のメンバーとして58試合に出場した実績をもつ経験豊富なミリガン。
32歳になりましたが、最近のサッカーオーストラリア代表の試合ではセンターバックとして出場する機会も増えています。
キャリアの終盤を迎えてプレーに幅が出来つつあるようです。
日本戦はアウェーということもあり、本職のセンターハーフでプレーすることになると予想されています。
センターバックでの出場時には元来MFとう特性を生かして、ビルドアっプで貢献することができます。
サッカーオーストラリア代表主要メンバー④マイル・ジェディナク(MF:アストン・ビラ)
プレミアリーグでの実績が豊かなジェディナク。
2016年11月のホームでの日本代表戦では同点となるPKを決めた、現在のサッカーオーストラリア代表メンバーの柱となる存在です。
守備力が高いセンターハーフで、日本代表との試合では香川真司のマークを任されることになりそうです。
サッカーオーストラリア代表主要メンバー⑤マシュー・レッキー(FW:ヘルタ・ベルリン)
所属するヘルタ・ベルリンでは原口元気とチームメイトでもあるレッキー。
右サイドを縦方向にゴリゴリと進んでいくスタイルが18番のサイドアタッカーで、サッカーオーストラリア代表の戦術上のキーマンともいえるメンバーです。
MFの右ウイングバックで使われるのか、その一列前で起用されるのかは定かではありませんが、サッカーオーストラリア代表と対峙する上で必ず抑えなければならないアタッカーです。
日本代表で対峙するのはインテルで好調の長友佑都でしょうか…
サッカーオーストラリア代表主要メンバー⑥トミー・ユリッチ(FW:ルツェルン)
189cmと大柄なセンターフォワードのユリッチ。
その長身が示すとおり、空中戦の強さが最大の武器でクロスやロングボールの目的となる基準点方のアタッカーです。
サッカーオーストラリア代表の攻撃の終着点ともなり、この男を封じ込めることはハリル・ジャパンの勝利にもつながります。
最悪なニュースが飛び込んできたのは、8月11日のことです。
ユリッチのマークを務めると思われていた吉田麻也が所属するサウサンプトンでの練習中に怪我をしたというニュースが入ってきました。
ユリッチの空中戦の強さに唯一対抗できるメンバーのため、不在となればそれこそ緊急事態となります。
31日の決戦に間に合うのでしょうか…?
サッカーオーストラリア代表主要メンバー⑦ティム・ケイヒル(FW:メルボルン・シティ)
2006年ドイツワールドカップで戦ってから、サッカーオーストラリア代表と日本代表との因縁は続いていましたが、ケイヒルはその戦いの歴史を語る上で外すことができない、天敵です。
36歳になった今は90分をフルで戦うことはできませんが、ラスト20分に登場するとブラインドサイドから飛び込んでくる狡猾な動きで相手ゴールを陥落して見せています。
この日本戦でも当然終盤の貴重なカードとして投入されると予想されています。
今回はサッカーオーストラリア代表のメンバーについてお伝えしました。
そして、下のリンクではサッカーオーストラリア代表に臨むハリル・ジャパンのメンバーをお伝えしています。
勝てばワールドカップへの出場が決まるこの試合にハリルホジッチ監督はどのようなメンバーを送り込むのでしょうか?
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