サッカードイツ代表のレーヴ監督が凄すぎる3つの理由!

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あなたはサッカードイツ代表のヨアキム・レーヴ監督がどれだけすごい監督かご存知だろうか?

恐らく、世界中のサッカーチームの監督で、レーヴ監督ほど『何でもこなせる』監督は存在しないのではないでしょうか?

このサッカードイツ代表監督が世界最高の名称だと言われるのは…

3つの理由があります。

あなたはこの記事を読み終わった時、サッカードイツ代表のレーヴ監督がどれだけ偉大な監督か知ることになるでしょう…

そして、同時にサッカードイツ代表の監督という仕事がいかに大変であるかを知ることになるでしょう…

いかにしてレーヴはサッカードイツ代表の監督にたどり着いたか?

スポーツの世界には、

名選手、名監督にあらず

という格言があります。

それはサッカーの世界も同じで、選手として絶対的な地位を得た選手が同じような賞賛を監督としても浴びるというケースはほとんどありません。

稀有な例を挙げるとしたら、

サッカードイツ代表で選手としても監督としてもワールドカップ制覇を達成したフランツ・ベッケンバウアー

バルセロナの司令塔としてドリーム・チームを牽引し、監督としてもその偉大なチームの系譜に連なる集団を作り上げてチャンピオンズリーグを2度制覇したペップ・グアルディオラ

選手として、チャンピオンズリーグ、リーガエスパニョーラ、セリエA、ワールドカップ、ユーロとあらゆるあらゆるタイトルを手にし、監督としてはキャリア2年目であっさりと史上初のチャンピオンズリーグ2連覇を達成したジネディーヌ・ジダン

などが希少な例ということになります。

ジョゼ・モウリーニョ、ファビオ・カペッロ、マッシミリアーノ・アッレグリ、アーセン・ヴェンゲル、マルチェロ・リッピなどは監督としての実績はともかくとして、選手としての実績はほとんどありません。

その分彼らは指導者としての資質には大きく長けていました。

そして、今日の評価があるのです。

サッカードイツ代表のレーヴ監督も同じです。

プレーヤーとしては18年のキャリアがあるものの、最高到達点はフライブルクで代表ではu-21サッカードイツ代表に呼ばれたきりでした。

例えば、2006年当時のサッカードイツ代表監督ユルゲン・クリンスマンに比べると、選手時代の実績カリスマ性で大きく見劣りすると言われていました。

選手時代の実績は例えば選手たちを説得したり、服従させたりするのに極めて効果的だと言われる資質です。

2010年の南アフリカワールドカップでアルゼンチン代表の監督を務めたディエゴ・マラドーナが典型的な例と言えるでしょう。

サッカードイツ代表レーヴ監督が世界最高と評価される3つの理由!

それでは、カリスマ性に欠けると言われたサッカードイツ代表のレーヴ監督はいかにして今日の評価を手に入れることができたのか?

それにはつの理由があります。

サッカードイツ代表レーヴ監督な世界最高と言われる理由①育成

サッカードイツ代表監督のレーヴがベンチに座るようになってから、育成はチームの基盤となる強さの源でした。

2006年の就任後、若いタレントを継続的に起用し続けて、成果を出してきたのです。

ルーカス・ポドルスキ(2003年サッカードイツ代表デビュー~2017年同代表引退)

ポドルスキはサッカードイツ代表と同じ輝きをクラブレベルで見せることがほとんどありませんでした。

それでも2006年の就任時点で22歳という若さと、既に40キャップに到達していたその若さに似合わない経験値と伸び代に期待して粘り強く起用し続けました。

印象的だったのは、2010年南アフリカワールドカップ。

決勝トーナメント一回戦でイングランドを、準々決勝でアルゼンチンを立て続けに粉砕する原動力となりました。

サミ・ケディラ(2008年サッカードイツ代表デビュー~)

チュニジア系ドイツ人でシュツットガルトユース出身のケディラは、2009年で当時まだ21歳の若さでデビューしました。

鋼のような肉体と豊富な運動量、キャプテンシーで貢献するセンターハーフです。

ケディラにとってサッカードイツ代表での転機は2010年の南アフリカワールドカップで、この大会の直前に当時のサッカードイツ代表のキャプテンだったミヒャエル・バラックが負傷欠場したことです。

そこでお鉢が回ってきたケディラは不安要素だと批判された声をかきけすような素晴らしいプレーでサッカードイツ代表の一員として機能しました。

やや怪我がおおかったものの、レーヴ監督からの評価も一様に高く国際大会には一貫して招集され続けました。

ジェローム・ボアテング(2010年サッカードイツ代表デビュー~)

当時はまだハンブルガーSVに所属していたボアテングは、最終ラインの全域を守れる守備のマルチロールとして南アフリカワールドカップに召集されています。

レーヴ監督はボアテングの生まれ持った身体能力の高さに期待して辛抱強くサッカードイツ代表に召集し続けました。

その後最終ラインの柱に成長したことを考えると、レーヴ監督の判断は間違っていなかったということです。

トーマス・ミュラー(2010年サッカードイツ代表デビュー~)

近年のサッカードイツ代表の成功を体現する存在となっているのが、ミュラーです。

バイエルンでの活躍を受けて躊躇なくミュラーを招集したレーヴ監督は、センターフォワード、サイドアタッカー、トップ下などあらゆる役割を課しました。

ミュラーもその期待に応えて南アフリカワールドカップでゴールデンシューズ(得点王)を獲得しています。

ヨシュア・キンミッヒ(2016年サッカードイツ代表デビュー~)

フィリップ・ラームの後継者としてサッカードイツ代表の新たな右サイドバックにレーヴ監督が指名したのが、バイエルンのキンミッヒ。

バイエルンでは安定した出場機会を得られないでいますが、レーヴ監督からの信頼は厚く継続に召集されて起用され続けています。

いずれはサッカードイツ代表の新たなキャプテンを務めるのではといわれる、レーヴ・チルドレンです。

サッカードイツ代表レーヴ監督な世界最高と言われる理由②戦術

戦術にマイナーチェンジを加えてチームの弱点を改善し、しかもストロングポイントを生かせるのもレーヴ監督の大きな強みのひとつです。

2006年のサッカードイツ代表監督への就任以降、一貫して4バックのフォーメーションを採用してきたレーヴ監督ですが、2015年頃から段階的に3バックのフォーメーションを採用し始めました。

2014年の南アフリカワールドカップでラームが引退した右サイドバックは人材が枯渇していました。

本来センターハーフのキンミッヒやホッフェンハイムのセバスティアン・ルディを苦肉の策として起用してきましたが、そこでレーヴ監督が登用したのが、3バックの導入でした。

人材が枯渇する右サイドバックに対して、センターバックはボアテング、フンメルス、ヘーベデスと人材が豊富で、彼らを全てピッチに送り出すことで最終ラインの安定と右サイドバックを「消した」のです。

ここ最近はすっかりこの3バックが定着しつつあり、有効なソリューションの一つです。

中盤の形も対戦相手によって様々に変更するのがレーヴ監督流で、センターハーフを逆三角形にした3-5-2、エジルをトップ下に置いた3-4-1-2、超攻撃的な3-4-3などをオプションとして持っています。

サッカードイツ代表レーヴ監督な世界最高と言われる理由③モチベーションの喚起

単に戦力的な不足を補うためのフォーメーション変更ではなく、選手に対しても新たなシステムへの適応を促し、モチベーションを与えています。

例えば3バックの導入で割を食うと思われていたウイングタイプの選手はセカンドトップへの適応を求めました。

ユリアン・ドラクスラーは見事その要望に応えて、サッカードイツ代表のレギュラーの座を掴みつつあります。

コンフェデレーションズカップではキャプテンを務めているように、レーヴ監督からの期待が高いのがわかります。

また、センターフォワードの後ろに置かれるのが指定席となっていたエジルにも課題を与えています。

3トップの右や3センターハーフの左など様々なポジションでこの天才MFを起用しています。

エジルの数少ない弱点の一つである攻撃面以外の貢献度の低さを補うために積極的に試合に参加することを求めているようです。

また、最近は病気によりサッカードイツ代表とは疎遠になってしまったマリオ・ゲッツェも「偽9番」の位置で起用する0トップを採用したこともありました。

こうして功績を並べてみると、いかにレーヴ監督が知的な監督であるかがわかります。

ワールドカップでは3位入賞と優勝が一回ずつ、ユーロは準優勝が一回にベスト4が2回と安定した成績を収め続けています。

タイトルの獲得数では及びませんが、スペイン代表と並んで近年の代表チームで最も成功を手にしたチームを指揮しているのがレーヴ監督なのです。

就任当時は力不足や経験不足を指摘されていた監督がいまや世界最高の評価をうける名将へと出世しました。

今やその佇まいやルックスからはカリスマ性すらも感じさせるほどです。

しかし、このレーヴ監督は人々の尊敬してしまうような大スキャンダルを起こしてしまったこともあります…

女性ファンにモテモテのレーヴ監督の高感度が急落した残念な理由…

それはユーロ2016のサッカードイツ代表対ウクライナ代表戦の時に起こりました…

サッカードイツ代表はこの格下相手にあっという間に2ゴールを奪取し、悠々と試合をコントロールしていました。

そして、カメラがおもむろにレーヴ監督の姿を映すと、そこには衝撃的な光景が映されたのです…

レーヴ監督は試合をタッチライン際で見守っていると、なんと股間の中に手をいれてひとしきりかきむしるとその手を顔に近づけて臭いを嗅いでいたのです…

この行為を試合後に指摘されたレーヴ監督は、

『無意識ににやってしまった。あの行為にはもちろん気づかなかったが謝罪するよ。アドレナリンがMAXに出ていてどても集中していたんだ』

と釈明。

仕事のできるイケメン監督として上げ止まることをしらなかった人気に出来事となってしまいました…

レーヴ監督を救った!義理堅き男とは?

しかし、恥ずかしい経験をしたレーヴ監督には救いの手を差し伸べる者もいました。

それはルーカス・ポドルスキです。

ポドルスキはレーヴ監督の行為について、

『男性の80%は股間をかきむしるものさ。だから完璧にOKだよ』

とサッカードイツ代表の上司を擁護したのです。

レーヴ監督はポドルスキに対して良くしておいてよかったと安心したはずである…

今回はサッカードイツ代表監督ヨアキム・レーヴの人気の秘密と手腕についてお伝えしました。

そして下のリンクではサッカードイツ代表のメンバーと背番号、そしてメインのフォーメーションをお伝えしています。

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