いよいよロシアワールドカップの出場がすぐそこに見えてきました…
2016年の9月に始まったアジア最終予選の残すところあと3試合。
サッカー日本代表がワールドカップ出場権を獲得するまでに…
あと2勝が必要です。
6月13日サッカー日本代表はイラク戦に臨みます。
そしてイラク戦を前にして、サッカー日本代表にはよくないニュースが3つ入ってきました…
今回はサッカー日本代表・イラク戦のスタメンと放送時間をお伝えします!
いかにしてサッカー日本代表はイラク戦を乗り越えるか!?
サッカー日本代表が6月13日アウェーでイラク戦を戦います。
アウェー戦という扱いですが、イラクは国内情勢が不安定のために中立地テヘランでこの試合が行われます。
放送時間は日本時間で21時からとなっています。
7日に行われた国際親善試合のシリア戦が日本時間で19:30からの放送開始でしたが、イラク戦の開始時間そのもののは1時間強しか変わりません。
時差の問題も抱える中で、これは非常にポジティブなニュースといえるでしょう。
また、日本のファンにとっても試合の放送開始時間が21時なのは非常に喜ばしいニュースです。
本来の中東決戦であれば、どうしても試合の放送開始時間が深夜にずれ込んでしまい、放送を視聴することもあったからです…
しかし、残念ながらサッカー日本代表にとってこれはささいなグッドニュースです…
イラク戦を前にサッカー日本代表にはバッドニュースに包まれています…
サッカー日本代表のバッドニュース①香川真司が負傷離脱
シリア戦でもスタメンとしてピッチに立ち、イラク戦でも当然スタメン起用が予想されていた香川真司の怪我による離脱はサッカー日本代表にとって最悪のニュースです…
シリア戦の放送を見ていた方も冷や汗をかいた人は多かったのではないでしょうか?
香川真司はシリア戦の前半開始早々に左肩を負傷。
痛みに顔を歪めながら、ピッチサイドで回復に努めましたが結局戻ることはできず、後日左肩の脱臼が発表とイラク戦の欠場が発表されました。
ドルトムントでは後半戦はスタメンとして起用されながらも浮き沈みの激しいシーズンを送った香川真司。
サッカー日本代表では2017年に入ったころから徐々に調子を上げ、本来のパフォーマンスを取り戻しつつあった矢先の負傷となりました。
香川真司の代役には倉田秋が起用されましたが、サッカー日本代表の中では実績も出場時間も乏しく、大きな不安が残っています。
香川真司の不在の問題を解消する方法!
イラク戦ではスタメン起用が予想された香川真司が離脱したことで、サッカー日本代表のプランは大きく狂いました。
シリア戦のスタメンは明らかに本気度が高く、そのままイラク戦での起用されるであろうスタメンだったからです。
こちらが、シリア戦のスタメンです。
GK
川島英嗣(メス=フランス)
DF
吉田麻也(サウサンプトン=イングランド)
昌二源(鹿島アントラーズ)
酒井宏樹(マルセイユ=フランス)
長友佑都(インテル=イタリア)
MF
山口蛍(セレッソ大阪)
今野泰幸(ガンバ大阪)
香川真司(ドルトムント=ドイツ)
FW
久保裕也(ヘント=ベルギー)
原口元気(ヘルタ・ベルリン=ドイツ)
大迫勇也(ケルン=ドイツ)
こちらがシリア戦にスタメンとしてピッチに立った11人です。
後半には久保裕也が本田圭佑と交代し、その後今野泰幸と浅野琢磨が交代しました。
俊足の浅野が右サイドに入ったことで、中央のMFに本田圭佑がスライドしました。
そして、これがサッカー日本代表にとっては光明となりました。
本田圭佑が放送の画面に映った時には、『また試運転のために起用されるのか…』とがっかりしましたが、いい意味で期待を裏切ってくれました。
中盤でボールに触れる機会が多くなった本田圭佑は縦パスを前線に供給し、明らかに機能不全に陥っていたサッカー日本代表の攻撃陣を活性化することに成功しました。
イラク戦でも本田圭佑の中盤起用は一つの解決策になるのかもしれません…
サッカー日本代表のバッドニュース②オーストラリア勝利
サッカー日本代表にとっては今回のアジア最終予選のライバルであるオーストラリアとサウジアラビア。
この2チームの直接対決がオーストラリアで行われ、オーストラリアがサウジアラビアを3-2で下しました。
そして、その結果順位はこのようになっています。
サウジアラビアを下したオーストラリアが同勝ち点で3位に。
サッカー日本代表は得失点差で首位に立っています。
1つ消化試合が少ないサッカー日本代表は13日のイラク戦の勝利が絶対に必要になりました。
サッカー日本代表は8月にオーストラリアとホームで、9月にサウジアラビアとアウェーで戦うことになっており、この2試合では連敗も十分に考えられるからです…
仮にオーストラリアが負けるか引き分けに終わっていれば、ほぼサッカー日本代表のワールドカップ出場は決定していたのですが…
いずれにしてもアジア最終予選の上位争いは超混戦になりました。
サッカー日本代表のバッドニュース③テヘランの情勢悪化
イラクの国内情勢が悪化してしまったことで、中立地としてサッカー日本代表対イラク戦の試合会場に選ばれたテヘランですが、6月7日にテヘランの国会議事堂でテロが起こりました。
当然、サッカー日本代表には動揺が広がり安全に試合が行われるのか不安が募っています。
テヘランを中立地に選んだAFCの判断は賢明だったのか、そして試合は安全に行われるのでしょうか…
4月にはドルトムントがチャンピオンズリーグでの試合直前にテロの被害に遭い、香川真司の同僚マルク・バルトラが腕を骨折するというフットボール界を揺るがす大事件が起きました。
昨年のフランスでのテロ、5月のマンチェスターでのテロなど、テロの風景が日常化する中でサッカー日本代表が平常心でイラク戦に望めるか多いに不安が残ります。
イラク戦直前!サッカー日本代表スタメン予想!
大きな不安が残る中、サッカー日本代表は日本時間の6月13日21時にイラク戦に臨みます。
大小含めて何人かの怪我人を抱える中ハリルホジッチ監督はどのようなスタメンをイラク戦のピッチに送り込むのでしょうか…?
サッカー日本代表のイラク戦の予想スタメンはこちらです!
GK
川島英嗣(メス=フランス)
DF
吉田麻也(サウサンプトン=イングランド)
昌二源(鹿島アントラーズ)
酒井宏樹(マルセイユ=フランス)
長友佑都(インテル=イタリア)
MF
山口蛍(セレッソ大阪)
今野泰幸(ガンバ大阪)
本田圭佑(ミラン=イタリア)
FW
久保裕也(ヘント=ベルギー)
乾貴士(エイバル=スペイン)
大迫勇也(ケルン=ドイツ)
こちらがサッカー日本代表のイラク戦の予想スタメン11人です。
怪我で離脱の香川真司の代役はインサイドハーフで悪くない印象を残した本田圭佑。
シリア戦で長い時間プレーし、センターハーフのセカンドチョイスの地位を固めつつあった、倉田秋はイラク戦はベンチスタートと予想されています。
そして、左ウイングは2年ぶりの代表召集を受けた乾貴士のスタメン起用が予想されています。
ハリルホジッチの不可解な選手選考により、再びサッカー日本代表のサポーターの前に姿を見せるまで2年という時間を擁してしまいましたが、その2年という時間は乾を明らかに2つも3つもスケールアップさせました。
乾のプレーは文字通り周囲とはレベルが違う、衝撃的なクオリティでした。
1対1はほぼ勝利し、サッカー日本代表に分厚い攻撃を繰り出す空間と時間を作り出しました。
アジア最終予選では原口元気が救世主となりましたが、絶好調の時を迎える乾をスタメンで起用しない手はないでしょう…
やや不安なのがシリア戦でコンディションの悪さを感じさせた久保裕也。
違いを作り出すことができず、ほとんどボールに触れる時間もないまま、前半だけで交代しています。
両サイドでプレーできる原口元気を右サイドでプレーさせる可能性もありますが、基本的に流動的な選手起用を行わないハリルホジッチにその考えはないのかもしれません…
シリア戦でセカンドボールへの早い出足で存在感を発揮した井手口陽介もさすがに大一番のイラク戦でのスタメン起用はリスキーかもしれません…
20歳とは思えない鼻っ柱の強さももっており、期待値はサッカー日本代表の若手の中でもかなり高いですが、ひとまずは経験豊富な山口蛍がアンカーのポジションでスタメン起用されると予想されます。
前回のホームのイラク戦で劇的な決勝弾を記録した英雄は、テヘランのピッチにも立つことになるでしょう。
いずれにしてもこのガンバ大阪の期待の逸材がスタメンを確保するのは時間の問題なのかもしれません…
よって、イラク戦の予想スタメンは上記のようになりました。
イラク戦までの時間はのこり4日。
現地での練習時間もたっぷり残されていますが、何よりもベストコンディションでイラク戦に臨むことが期待されています。
最後にサッカー日本代表対イラク戦の放送時間を改めてお伝えしましょう。
サッカー日本代表対イラク
放送時間:6月13日/21:00~(テレビ朝日)
今回はサッカー日本代表対イラク戦のスタメン予想と放送時間をお伝えしました。
サッカー日本代表には何よりもこのイラク戦に勝利して、より有利な状況でアジア最終予選最後の2連戦(ホームのオーストラリア戦、アウェーのサウジアラビア戦)に臨んで欲しいものです…
そして、下のリンクではサッカー日本代表のアジア最終予選の召集メンバーについてお伝えしています。
このアジア最終予選でハリルホジッチが起用してきたメンバーは誰なのか?そしてメンバーの入れ替わりなども、この記事一つで全てチェックすることが可能となっています。
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