いよいよオリンピックが開幕します!
筆者は大のオリンピックファンなので、こんなに楽しみなことはありません!『オリンピックにはさほど興味ないよ』というあなたもサッカー日本代表には興味ありますよね?ただ・・・
今回のオリンピック、サッカー日本代表の組み合わせは非常に厳しいものとなりました。しかし、厳しい組み合わせに振り分けられつつも、直前になって希望も見えてきました。本日はオリンピックサッカー日本代表のグループリーグの組み合わせと展望についてお伝えしましょう!これを見れば、今回のオリンピックのサッカー日本代表チームで誰に注目すべきか?そして同じ組み合わせになったチームの戦力がわかります!これを見て、あなたもサッカー日本代表のオリンピックでの動向を注目してください!
オリンピック開幕直前!サッカー日本代表のグループリーグ組み合わせは?
いよいよリオオリンピックが開幕します!今回のオリンピックはリオでの大会とあって時差が大きく、なかなか全ての試合を見ることは難しいかもしれませんが、とにかくオリンピックサッカー日本代表の試合は直前に迫っています!
今回のリオオリンピックでサッカー日本代表同じグループBの組み合わせはこちらです。
日本
ナイジェリア
コロンビア
スウェーデン
この4チームが同じ組み合わせの中で戦うことになります。
注目はもちろんサッカー日本代表!と、言いたいところですが、この組み合わせの中で本命と言われているのは、コロンビアです。
そのコロンビア代表のメンバーがこちらです。
GK:クリスティアン・ボニーラ、ルイス・ウルタド
DF:ウィリアム・テシロ、デイビー・バランタ、ディベル・マチャド、フェリペ・アギラール、エリベルトン・パラシオス、クリスティアン・ボルハ
MF:ジェフェルソン・レルマ、アンドロス・ロア、セバスティアン・ペレス、ウィルマル・バリオス、ケビン・バランタ
FW:アンドレス・レンテリア、ドルラン・パボン、ミゲル・ボルハ、テオフィロ・グティエレス、ハロルド・プレシアード
オーバーエイジ枠はサッカー日本代表と同じくきっちりと3枠全てを使い切っています。DFウィリアム・テシロ、FW:テオフィロ・グティエレス、ドルラン・パボンという3人です。
コロンビア代表の注目選手はMFのレルマ。スペインリーグのレバンテというチームでプレーする選手で、黒人らしいスピードに加えて、パスセンスも卓越している柔剛兼ね備えたコロンビアらしい選手です。既にドルトムントがチェックしていると言われており、このオリンピックでさらに注目度を高めるのでは、と期待されている選手の1人です。
もう一人はDFアギラール。190センチの長身ということで、高さとパワーを生かしたタイプのセンターバックかと思いきや、カバーリングとバランスが持ち味の右サイドバックという、非常に珍しいタイプの選手。希少価値の高さもありますが、既にA代表デビューも果たしている逸材なので、このオリンピックで活躍を見せれば、一気に欧州のメガクラブに引き抜かれてもおかしくない逸材です。
サッカー日本代表がコロンビアと戦うのは8月10日(月)です!
実力伯仲の組み合わせ。抜け出すのは?
サッカー日本代表がこのオリンピックで同じ組み合わせになった、残りの2チームは、スウェーデンとナイジェリア。
組み合わせが決まった当初の日本国内の反応は…
リオオリンピックに臨むサッカー日本代表の組み合わせが決まったとき、日本国内の反応は、
死の組み合わせ

という非常に悲観的なものでした。なぜなら、この4チームは全て各大陸の王者だったからです。
サッカー日本代表(U-23アジア選手権王者)
ナイジェリア(U-23アフリカ選手権王者)
コロンビア(U-20南米選手権王者:2013年)
スウェーデン(U-21欧州選手権王者)
なんという恐ろしい組み合わせ・・・。いくら日本がアジア王者といってもこの組み合わせの中では霞みます・・・。
ご覧のように今回のサッカー日本代表のオリンピックの組み合わせは非常に厳しいグループに組み込まれたのです。
日本国内の反応が非常に悲観的になるのも無理はありません。
土壇場でサッカー日本代表に奇跡!GL突破確実の二つの理由!
しかし、土壇場になってサッカー日本代表には強烈な追い風が吹き始めたのです!
その理由とは・・・!?
GL突破確実理由その①:ナイジェリアが来ない!
オリンピックに限らず、ユースレベルの大会では毎回のように躍進するナイジェリア。次世代を担うようなタレントが次から次へと輩出され(彼らをA代表の戦力に還元できないのも彼らの問題だが)、ユースの大会ではこの国の存在感は非常に脅威です。同じ組み合わせになったときは、かなり厳しい戦いを予想せざるを得ませんでした。
しかし、そんなナイジェリアがオリンピック開幕直前に騒動を起こしています。
サッカーという種目に限らず、オリンピックの序盤に試合が行われる競技の各国代表選手は続々とブラジルの地に結集しています。サッカー日本代表はこのオリンピックに向けて1週間以上前から来日し、来るグループリーグの初戦、ナイジェリア戦に控えていました。
そんなサッカー日本代表にとんでもないニュースが飛び込んできたのです。
ナイジェリアが現地に到着していない!
そう、なんとナイジェリア代表選手が搭乗予定の飛行機に乗らず、現地への到着が遅れているのです。
どうやら、試合の7時間まえには試合会場に到着の予定ですが、オリンピックやワールドカップのような長期にわたって行われる大会で、選手が試合直前まで現地に到着しないのは異例中の異例です。例えば、ヨーロッパのクラブチームが遠征を行う場合は試合の直前に会場入りして、試合が終わったらすぐにトンボ帰りするということは稀にあります。しかし、ナイジェリア代表はしばらく現地に滞在しなければならず、環境への適応も含めて現地に長く滞在しないメリットがほとんどないのです。
ナイジェリアの搭乗拒否によって、一部では『不戦勝』という嬉しい予想が巻き起こりました。
しかし、どうやらナイジェリアとサッカー日本代表は予定通り8月5日(金)の10時からオリンピックの初戦を戦うようです。しかし、ナイジェリア代表のコンディションは悪いとも予測されており、この厳しい組み合わせの中では、非常に不利なのではないかと言われています。この死の組み合わせで、GL突破の有力候補だったナイジェリアが自ら苦境に立っています。
GL突破確実理由その②:スウェーデン選手招集拒否!
スウェーデンはヨーロッパの予選を優勝してこのオリンピックに進出した、欧州王者です。
サッカーのグローバル化が進み、今や小国でも、積極的かつ個性的な育成が行われ、戦力の均衡を生んでいる欧州で、見事に群雄割拠の中を勝ち進んできたスウェーデン。
この最も厳しいと言われるヨーロッパ予選を優勝した実力は伊達ではありません。
スウェーデンが同じ組み合わせになった時に、厳しい戦いを予想しなかった者はいないのではないでしょうか?
しかし、そんなスウェーデンがオリンピックの意義すら疑うような、とんでもない緊急事態にさらされています。
それは…

主力選手の招集拒否
リオオリンピックは治安や疫病に対する懸念が、これまでのオリンピックに比べると大きい大会です。
そのため、各競技で各国の代表選手たちが参加を拒否する事態が続発しています。
ゴルフではスコット、シンなど世界のトップクラスが不参加を表明。そして、テニスでもロジャー・フェデラーなど世界ランキングトップ10の内、5人が不参加になっています。
もちろんサッカーも例外ではなく、選手を保有する世界中なクラブが、オリンピックへの選手の派遣を渋るようになりました。
サッカーのスウェーデン代表は特に顕著で、なんと50人もの選手が招集を拒否しています。
どうなるんだスウェーデン…
どうやらこのスウェーデン代表は今回のオリンピックではほとんどの主力選手がこないようです。
スウェーデンの英雄、ヘンリク・ラーションの息子として期待を集めていたヨルダン・ラーションも招集を拒否し、欧州予選を戦ったメンバーがほとんどいない状態で、この『死の組み合わせ』に挑もうとしています。
こちらがヨルダンの画像です。
サッカー日本代表にもバッドニュース…あの選手がクラブチームへ強制送還。
しかし、このオリンピックではサッカー日本代表にもバッドニュースが飛び込んできました。
それはこの世代でもトップの才能を持ったFW久保裕也が所属クラブからチームへの合流を指示。
選手を拘束する権利がないオリンピックのサッカー日本代表チームは、この要請を渋々受諾。オリンピックではこの厳しい組み合わせの中で、久保裕也抜きで戦わなければならなくなりました。
しかし、サッカー日本代表にとって数少ない朗報はFWをオーバーエイジの興梠慎三でカバーしていたこと。
興梠は浅野らと良い連携を示しており、期待が持てそうです。
果たして、オリンピックサッカー日本代表は久保裕也抜きで、この厳しい組み合わせを突破できるのでしょうか?
いよいよ開幕のリオオリンピック。サッカー日本代表は死の組み合わせを勝ち抜けるか?
いよいよ開幕するリオオリンピックに挑むサッカー日本代表。オリンピックの組み合わせはかなり厳しいと予想されましたが、ささやかな追い風が吹いています。
果たして、我らがサッカー日本代表はこの厳しい組み合わせを切り抜けることができるでしょうか?
彼らの武運を願いましょう!

そして、下のリンクにはオリンピックの日程が書かれています。サッカー日本代表の日程はもちろん、他グループの組み合わせや、決勝トーナメントの日程、テレビ放送の予定までフォローされています。この記事を見ればオリンピックサッカーが丸わかりです!
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