人生良い時もあれば悪い時もある…
そんな風に実感することが多い人も多いのではないでしょうか?
サッカー日本代表においては、悪い時の方が少し長いような気がします…何でだろう?それは…
サッカー日本代表のパフォーマンスが安定しないからです!そのため、サッカー日本代表の評価点は酷いことになっています。サッカー日本代表への辛口評論で知られるセルジオ越後さんも、ここ最近はかなり激おこプンプン丸のご様子…。サッカー日本代表はセルジオさんからどのような評価点を下されているのでしょうか?そして、人気サッカーサイトの日本代表選手の評価点をお伝えします。
本日、あなたにお伝えするのはサッカー日本代表の過酷な現実。サッカー日本代表の評価点とセルジオ越後さんの辛口審査の内容をお伝えしましょう…。
キリンカップが終了!サッカー日本代表の評価点が荒れる!
2016年の6月に行われたキリンカップ。 サッカー日本代表に加えて、欧州から3チームが参加しました。 ブルガリア、デンマーク、ボスニア・ ヘルツェゴビナの3チームです。
いずれも7月にフランスで行われた欧州選手権に出場することは出 来ませんでしたが、玄人筋に評価の高い国々です。 ブルガリアは守備力が、デンマークは組織力、 ボスニアは攻撃力と評価スべき利点があります。また、 いずれの国もサッカー日本代表を平均身長で大きく上回ります。
トーナメント方式で行われたこの大会。 サッカー日本代表は初戦でブルガリアと、 そして決勝では一回戦でデンマークをく下したボズニアと戦いまし た。
結果的にサッカー日本代表は戦前の予想を裏切り、 準優勝でこの大会を終えています。
そしてこの結果を受けてサッカー日本代表の評価点は大きく荒れて います。
「一体どの評価がこのチームの本当の顔なのか」
この大会を通して、 サッカー日本代表にはそんな評価がつきまとっています。
まずはキリンカップ初戦ブルガリア戦の結果です。
サッカー日本代表7-2ブルガリア代表
ご覧のようにブルガリア戦は大差がつきました。 こうなると選手の評価点も上がるのかと思ったのですが…
サッカー日本代表の評価点が低い2つの理由とは!?
そしてこちらが、キリンカップ・ブルガリア戦の評価点です!
川島永嗣 6.0 出番は多くなかったが、数少ないシュートとクロスにしっかりと反応。失点シーンは防げたか。PKストップは見事。
長友佑都 5.5 正確なクロスで香川のゴールをアシスト。何度も左サイドを駆けあがった。
森重真人 5.5 サイドからのクロスにマークを離してしまうシーンもあったが、安定したビルドアップを見せた。
吉田麻也 6.0 セットプレーの流れから2得点を奪う。競り合いのシーンでも強さを見せた。長谷部交代後にリーダーシップを発揮して欲しかった。
酒井宏樹 6.0 積極的なオーバーラップで攻撃を活性化。素早いスライドでサイドチェンジにも対応。
長谷部誠 6.5 柏木とのバランスを意識し、チームに安定感をもたらした。
柏木陽介 6.5 左足の正確なキックで岡崎の先制点をアシスト。守備の場面でスペースを不用意に空けてしまうシーンが見られた。
香川真司 7.0 ヘディングと冷静なフィニッシュワークで2得点。前半終了間際に腰付近を痛め途中交代。素晴らしい動きを見せていただけに、状態が気がかり。
清武弘嗣 6.5 左サイドでスタートし、香川交代後はトップ下へ。積極的にボールに関わり、攻撃のリズムを作った。
岡崎慎司 7.0 さすがの一言に尽きる動き出しで先制点をゲット。裏への飛び出しでスペースを作る動きも素晴らしい。
小林悠 5.5 ハリルジャパン初スタメン。守備では精力的に働いたものの、攻撃の場面でアクセントをつけることができなかった。
宇佐美貴史 6.5 ドリブルやキープ力で力を見せる。ゴールはシュートの上手さを見せた。
金崎夢生 6.0 後半開始から出場。あまりボールに絡むことができなかったか。
浅野拓磨 6.0 サイドでの起用は不憫だったか。それでも持ち前のスピードを見せ、PKを奪い、自ら決める。
原口元気 6.0 前を向いて仕掛けるシーンもあったが、ゴールには直結できず。試合展開も難しかった。
遠藤航 – 採点不可
昌子源 – 採点不可
こちらは某サッカー専門サイトの評価点です。 ご覧のようにサッカー日本代表の評価点は大差になったスコアとは 反対に比較的低評価になっています。
なぜでしょうか?
それには2点の理由があります。
サッカー日本代表の評価点が低い理由その①:ブルガリアが省エネモードだった
サッカー日本代表の評価点が軒並み低かった最大の理由です。
ブルガリアは全選手のテンションが軒並み低く、日本選手は簡単に敵陣までボールを運ぶことが出来ました。特に守備陣は注意力が散漫で、ラインを押し上げようとする意識がほとんどありませんでした。
そのため、ほとんどの時間をブルガリア陣内で過ごすことになったのです。

そのため、評価点が軒並み下がっていきました。ほとんど参考にならないような内容だったのです。
ちなみにセルジオ越後さんはこのブルガリア代表からの勝利に対しては「何の価値もない」と一喝しています。
セルジオ越後さんはかなりの辛口コメントで知られていますが、これは納得のコメントでした。
ブルガリアは欧州選手権の予選で王者ポルトガルを破っており、テレビの実況だけがその偉大さを強調していました。しかし、あくまでブルガリア代表が力を発揮したのは、そのポルトガル代表戦だけであって、今回のキリンカップにおいては、非常にテンションの低い試合内容でした。
サッカー日本代表を放送する上で、非常に良くない傾向ですが、相手が非常に強敵だと誇張して報道しすぎですね。セルジオさんの指摘もよくわかります。
サッカー日本代表の評価点が低い理由その②:守備が崩壊した
欧州税との戦いを1勝1敗で終えたサッカー日本代表。 彼等の評価点が低く見積もられたもう一つの理由は、 守備の崩壊にありました。
ブルガリア戦、ボスニア戦共に2失点と、 守備が崩壊しがちだったハリル・ジャパン。
当然守備の根幹を担った吉田、 森重のパフォーマンスは非常に低い評価をくださざるをえません。 ブルガリア戦では、守備陣の不注意が失点を招き、 ボスニア戦ではロングボールへの対策がなく相手の思うがままに攻 撃を受けてしまいました。
ブルガリア戦に関しては、単純に吉田、森重ペアのミスですが、ボスニア戦は完全にチームが守備を怠っていたのが、チームの評価点の低下に繋がりました。
前線の選手もロングボールを蹴り上げる相手最終ラインにプレッシ ャをかけることができなかったため、 全体の評価点の低下に繋がったのです。もちろん前線の選手は得点を上げられなかったこともマイナス評価 に繋がりました。
この2つの理由がサッカー日本代表の評価点の低さに直結しました 。
そして、このキリンカップを見て、 セルジオ越後さんは何を感じたのでしょうか…?
セルジオ越後激怒!その辛口コメントに注目!
サッカー日本代表の辛口コメンテーターとして知られるセルジオ越後さん。
セルジオさんはテレビ朝日のサッカー日本代表の放送では必ずといっていいほど、解説として放送席に座る、日本サッカー界のご意見番です。セルジオさんは中継では相方を務める松木安太郎さん日本よりの激甘解説とは違い、かなり厳しい論調で選手や監督、そして協会を非難することでも知られています。
そんなセルジオさんがブルガリア戦を終えての感想をメディアに問われてコメントし、セルジオさんの試合に対する評価や選手に対するコメントがかなりの激辛であることが話題を呼んでいます。
こちらがセルジオさんの激辛コメントです。
「こう言っては悪いけれど、ブルガリアは「賞味期限の切れたヨーグルト」のようだったね。鮮度が落ちていたし、味もいまひとつだから、まったく満足感がなかった。つまり、プレーの勢いがないうえ、レベルも低く、試合を通じての収穫も乏しかったという意味だ。」
やはり、この時のセルジオさんの論調は、サッカー日本代表に対するものというより、ブルガリアの省エネプレーに対する不満の方が強いといった印象でした。確かにブルガリアのプレーは酷かった…見るべき点が何一つとしてない試合だったからです。
そして、セルジオさん辛口評価は止まりません。
その標的はサッカー日本代表選手にも向けられたのです。
あの主力選手を暗に批判!?セルジオさんのサッカー日本代表評価!
セルジオさんはサッカー日本代表選手に対しても批判の矛先を向けています。
ターゲットになったのは…
長友佑都です。
長友佑都はこの試合の前日に女優の平愛梨さんとの交際を発表。平さんを「アモーレ(愛する人)」と呼び、この「アモーレ」というフレーズが一時的に日本中で大ブームになったのです。そこかしこで「アモーレ」「アモーレ」という言葉が飛び交い、サッカー日本代表はちょっとしたお祭り状態になっていました。

セルジオさんはそんな長友佑都を筆頭としたサッカー日本代表を取り巻く雰囲気を痛烈に批判したのです。
こちらがセルジオさんのコメントです。
日本にとっては、まったく強化にならなかったし、「ザ・興行」という試合だった。DFの吉田が2ゴールを決めるぐらいだからね。試合前やゴール時、テレビが長友のアモーレ(愛する人)をクローズアップしていたけど、試合そのものよりも、ピッチ外の話題のほうが注目されていたんじゃないかな。
これがセルジオさんの長友佑都をはじめとするサッカー日本代表選手に対するかなり辛辣な評価コメントです…
確かにこの時はセルジオさんが言うようにサッカーの試合どころのテンションではなかったのは事実、サッカー日本代表選手は自分たちの本分を忘れていたように感じました。
さらに運が悪かったのは、このような浮かれたテンションでも圧倒できるほど、ブルガリアが真剣に取り組まなかったことでしょうか…この相手では正当な評価は下すことができないのです。
ボスニア戦もセルジオさんの辛口評価が炸裂!協会批判も飛び出す…
2-1で逆転負けを喫したキリンカップのボスニア戦でのセルジオさんのサッカー日本代表に対する評価は怒りを通り越したような印象がありました。
前述したように浮かれきったサッカー日本代表選手たちの雰囲気、そしてホームという有利な環境下での逆転負け…。このチームのハングリー精神の無さ、そして致命的な能力不足。このボスニア戦にはサッカー日本代表の良くない点が凝縮されていました。
こちらがサッカー日本代表に対する評価を語ったセルジオさんのコメントです。
「プレッシングをうまくかわされる相手に対して思うような試合ができなくなる。2試合で4失点の守備陣は大いに反省しないといけないね。清武弘嗣は前半いいプレーを見せたけど、点を取ってからは消えた。柏木陽介も消えていたね。試合のペースとしては飛ばし過ぎだ。日本は0か100の力でしか戦えない。相手は場面や時間帯で引くのか積極的に行くのかがはっきりしていた。そういったペース配分ができないよね。公式戦の3人交代の試合であればどうなってしまうのか。いろいろと強い相手と試合をして経験を重ねて、ペースを体で覚えなければいけない」
そしてセルジオさんのサッカー日本代表に対する評価はJFA批判にまで及びます。
こちらがJFAを批判したセルジオさんのコメントです。
「対戦相手の質が上がるとこのような試合になる。ブルガリアがみんなに『日本は強い』と錯覚させたんじゃないかな。ボスニアやデンマークの方が実力は上だった。日本は香川真司や本田圭佑が出場しなかったが、それは言い訳にならない。ボスニアだって主力の選手が来日していないんだ。ユーロに出場できない相手に、大会前にしっかりと合宿をして戦っても勝てないんだから。対戦相手の質として、デンマークともやってほしかったね」
確かに、2014年のブラジルワールドカップを前にしたときにも、弱小国とばかり国内で親善試合を組み、どこか国民は
「サッカー日本代表は強い」
という錯覚を覚えていたように感じます、しかし、蓋を開けてみたら誰一人評価通りの活躍を見せることができず、2敗1分けで終戦。サッカー日本代表の弱さを世界中に知らしめる大恥をかきました。
そのため、セルジオさんのサッカー日本代表や協会に対するマッチメイクに対する批判は的を得ていると言わざるを得ないのです。いまやワールドカップで最多の優勝を誇る大国ブラジルでさえもアウェーの地で親善試合を行うことがあります。しかし、彼らよりもよりも遥かに力の劣る弱小国日本が国内で格下との親善試合ばかり組んで、優越に浸る…
これでは、セルジオさんの言うとおりにサッカー日本代表の強化など実現される訳がないのです。
セルジオさんはサッカー日本代表に対してかなり辛口な評価を下すことが多く、その厳しい論調に一部アンチもいるのですが、概ねこの厳しい評価は理にかなっていると評価されることが多いです。
セルジオさんの批判はやや理論が先行してしまって、「何をどうするべきか」などの具体策がかけていると評価されることが多いのですが、組織の浄化や解決策というのは、どうしても内部からの改革によってしか実現されません。
Jリーグという非常にレベルの低い環境下で、なかなか目の肥えたサポーターが増えず、洗練されたサッカーに触れる機会がないのもこの国の問題です。ハリル監督はJリーグの選手を評価せず、選手の積極的な国外移籍を推奨しているのですが…
サッカー日本代表の評価点とセルジオさんの辛口コメントをお伝えしました。
そんなセルジオさんが厳しいと予想するワールドカップのアジア最終予選が間もなく開幕します。セルジオさんの厳しい評価の目に晒されながら、サッカー日本代表はどのような結果を残すことが出来るのでしょうか?下のリンクではアジア最終予選の日程をフォローしています。そしてセルジオさんが厳しく評価する親善試合のスケジュールも完全にフォローしています。この記事を見れば、あなたは1試合も見逃すことなく、サッカー日本代表の試合を観戦することができるでしょう。

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