ドルトムントの背番号7デンベレのプレースタイルが凄い!

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あなたはドルトムントのデンベレという選手を知っていますか?

筆者は正直、 このデンベレがここまで凄い選手だとは思っていませんでした。 今シーズンはドルトムントでさほど出番に恵まれないだろうと見て いた男がプレシーズンマッチからがっちりとスタメンを掴んでいる のです。実力者がずらりと揃うドルトムントの中盤で、です。

一体このドルトムントのデンベレのプレースタイルはどこが凄いの でしょうか? 本日はこのドルトムントの申請のプレースタイルを徹底検証します 。

そしてこのドルトムントの新星・ デンベレにはプレースタイルだけでなく、 背番号にも注目が集まっています。19歳の若者に、 ドルトムントッハとんでもない背番号を与えたからです。その背番号は7番。エース格の選手に与えられる、偉大な背番号です。

この背番号から見ても、 いかにドルトムントがデンベレに期待しているかがわかります。

本日は ドルトムントのデンベレのプレースタイルと背番号に迫ります!

ドルトムントの新戦力デンベレ!この男のプレースタイルは?

ドルトムントの背番号7番、ウスマンヌ・デンベレが新天地でも素晴らしいプレーを見せています。

フランスのレンヌという中小クラブから移籍してきた1年めのシーズンということで、ひとまずはベンチに置いて成長を見守るのではないか、というのが大方の予想でした。

しかし、この新鋭はプレシーズンマッチでも素晴らしいプレーを連発し、ドルトムントのトゥヘル監督のハートをガッチリと掴んでいます。

特に印象的だったのは、マンチェスターユナイテッド戦のパフォーマンスで、あまりのクイックネスの速さにアルゼンチン代表DFマルコス・ロホは尻もちをついていました。このクイックネスはデンベレのプレースタイルの最大のストロングポイントです。

そしてここからは、このドルトムントの背番号7、デンベレのプレースタイルを詳細に見ていきましょう!

デンベレのプレースタイル①フィジカル

ンベレの素晴らしい美徳の一つです。

現代サッカー界で一大ブームを起こしているフランス産のウイングです。

デンベレのフィジカルの特徴は、下半身のクイックネスが長けているところです。178㎝とウイングとしては標準的な体格で、やや足が短いため重心が低く、その身体的な特徴が爆発的なクイックネスを支えています。

ただし、強靭な下半身とは違って、上半身はまだ線が細く、対峙するディフェンダーとのコンタクトを極力避けようとする傾向があります。

例えばクリスティアーノ・ロナウドやベイル、スアレスのように相手にコンタクトを受けてもびくともしないフィジカルは身につけていません。しかも元来の軽量級故に長足の強化が実現しなkれば、この欠点は終ぞ改善されない可能性もあります。

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テベスやメッシ、アグエロのように小柄なアルゼンチン人が備えているようなコンタクトの強さをこの男が身につけることができるかどうかは微妙な状況です。

デンベレのプレースタイル②テクニック

フランスのストリートで培った繊細な両足のテクニックを備えています。

ストリート出身らしい、ややフットサル選手に近い繊細さを持っており、非常に細かなタッチで相手を幻惑することができます。

上述したロホを料理したのも、このテクニックが生かされてのものです。

利き足は右ですが、どちらのサイドでもプレーできるテクニックを持っています。

右サイドから中央に切り込んで左足でシュート。そして左サイドからは右足でシュートを打つことができます。

昨シーズンはフランスリーグでこのプレースタイルを発揮することが頻繁にありました。

また、非常にテクニックに優れていることから、密集地帯も苦にしないタッチの柔らかさを持っています。これはフランス産のウイングらしい特質で、古くは元アーセナルのFWアンリ、そして現役ではバイエルンFWコマン、マンチェスターユナイテッドFWマルシアルなどが備えているプレースタイルです。ポジションは大きく異なりますが、ベンゼマも近い特質を秘めています。

デンベレのプレースタイル③戦術

今のデンベレの最も改善しなかればならない点かもしれません。

デンベレのプレースタイルはまず、ボールを持ったら、 真っ先にドリブルを仕掛けるという選択しかしません。 例え相手が既に守備ブロックを固めていて、 単騎突破を仕掛けても無謀な試みに終わりそうオナシチュエーショ ンでさえも、 デンベレの場合は強引に仕掛けようとする嫌いがあります。 コーナーフラッグをめがけてドリブルすることはまずなく、 タッチラインぎわをプレーの開始地点として、 そこからナローに飛び込んでいくのが、 基本的なプレースタイルです。

ドリブルを仕掛ける際の視野は恐らく45度から60度程度しか確保出来ていないでしょう。あくまでドリブルが最大の持ち味で、 その延長にクロスやラストパス、 シュート等の選択肢があるという感覚なのでしょう。 目的的にプレーできないのです。 これは若かりし頃のロナウドにも見られた傾向です。

基本的には周囲を使うよりも使われるタイプのプレースタイルで、 このスタイルそのものはさして問題がなく、 むしろ今後ストライカー色の強いウイングとして大成していくにあ たって、重要な特徴といえるでしょう。

とはいえ、 余りにも独りよがりになりすぎるプレースタイルは改善が必要で、 自分によりもフリーの味方を探すなどの改善は必要不可欠でしょう 。

現に、 マインツとのブンデスリーガ開幕戦では周囲によりフリーの味方が いながらも、わざわざ単騎突破を試みる場面がありました。

とはいえ、 現在のドルトムントでは戦術マニアのトゥヘルの指導を受けており 、このあたりの欠点は徐々に修正されていくと見られています。

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デンベレのプレースタイル④総括

ドルトムントの背番号7、デンベレはプレースタイルもまだ荒削りなウイングです。 ただし、今後、戦術とフィジカルの面で進歩を遂げれば、 リベリやロッペンのような偉大なウイングの系譜に名を連ねること ができるでしょう。

フランスにはこのデンベレのように、得点力と突破力を兼ね備えたストライカーに近いウイングが非常に多く、育成面で他国とどのような違いがあるのかが非常に興味の対象となっています。

よりストライカーよりのマルシアル、生粋のウイングのコマン、セカンドトップ系のグリーズマンなどフランスの前線は多士済々になりつつあります。

19歳ながらU-21代表でプレー。いよいよA代表入りも近づくか?

レンヌでは2015年10月にトップチームにデビューしました。デビューした時の背番号は23番でした。

その後リーグアンで素晴らしい活躍を見せたデンベレには欧州のメガクラブからのオファーが殺到しています。

その中にはパリ・サンジェルマン、バルセロナ、マンチェスターユナイテッド、アーセナルなどの名前があったと言われています。特にパリデンベレサンジェルマンのオファーはかなり具体的だったらしく、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニの横でプレーさせるつもりでオファーがあったといいます。

しかし、欧州でも屈指の資金力を持つパリ・サンジェルマンの選手層は非常に厚く、仮に移籍したとしても、プレーすることができないのではないかと悟ったデンベレは、ドルトムントを選択しています。

ドルトムントには背番号7が用意されており、この背番号7は香川真司やポーランド代表FWのロベルト・レバンドフスキが身につけた背番号です。それだけドルトムントはこのデンベレに期待を寄せており、それがこの背番号に表れています。

また、育成に定評があるのも、デンベレがドルトムントを選んだ理由だと言われています。

近年は何人もの選手がドルトムントから欧州のメガクラブに旅立っており、メガクラブへのステップとしては申し分ないと映ったのでしょう。

今のところ、凄まじいインパクトを残していますが、今後相手チームの研究が進み、ドリブルが読まれ出した時にどのように対処するのか、また自身のプレースタイルをどのようにチーム力へと昇華するのか、比較的アバウトだったレンヌ時代のスタイルから緻密なトゥヘルの戦術にどのように適応するのかなど、見どころはたくさんあります。

もちろん前述したように多くの伸び代を残しており、いずれはバイエルンFWコマンやイングランド代表ラッシュフォード、スペイン代表アセンシオなど、同世代の超逸材たちと切磋琢磨する時がやってくるはずです。今は彼らにやや遅れを取っていますが、挽回はまだまだ可能でしょう。

本日はドルトムントの背番号7デンベレのプレースタイルと今後の伸び代についてお伝えしました。

もちろん多くの人々が感じているように、デンベレには無限の才能があり、ドルトムントの環境は短所を是正して、長所を伸ばすことができる良い環境です。もし今シーズンが終わるときにデンベレがドルトムントでスタメンを確保していた時、確実に飛躍しているでしょう。

そして下のリンクには香川真司とデンベレが共演すると思われる、ドルトムントの2016-2017シーズンのフォーメーションが書かれています。この記事を見れば、ドルトムントの今シーズンのスタメンやデータがわかるでしょう。ドルトムントの試合観戦の良いお供になるはずです。必ずクリックして、ドルトムントの最新情報を手に入れてください。

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