2016-2017シーズンのドルトムントの日程が発表されました。
正直なところ、2016-2017シーズンのドルトムントの日程を見たとき、今シーズンのドルトムントはかなり期待ができると思っていました。2016年夏にドルトムントは多くの主力メンバーがチームを去りましたが、それなりに期待が出来る実力派の選手や、成長が見込める若手選手が入ってきたからです。
しかし、
今は違います。
2016-2017シーズンのドルトムントは戦力的にも日程的にもかなり厳しい戦いが予想されています。
本日は2016-2017のドルトムントの日程をお伝えしましょう。
そしてその日程を通して、いかに2016-2017シーズンのドルトムントが苦労するか、その3つの理由をお伝えしましょう。
あなたはこの記事を読み終わったとき、2016-2017シーズンのドルトムントに対して、期待を持てなくなってしまうかもしれません…。
ドルトムントが2016-2017シーズンの日程を発表!
今年も長い長いシーズンが始まりました。
そしてそのシーズンの開幕に合わせて、ドルトムントも2016-2017シーズンの日程を発表しています。
2016年ドルトムントの日程はどうなっているのでしょうか?
これが2016-2017シーズンのドルトムントの日程です!
《2016年日程》
【ブンデスリーガ第1節】VSマインツ
【ブンデスリーガ第2節】VSライプツィヒ
【チャンピオンズリーグ第1節】VSレギア・ワルシャワ
【ブンデスリーガ第3節】VSダルムシュタット
【ブンデスリーガ第4節】VSヴォルフスブルク
【ブンデスリーガ第5節】VSフライブルク
【チャンピオンズリーグ第2節】VSレアルマドリード
【ブンデスリーガ第6節】VSレバークーゼン
【ブンデスリーガ第7節】VSヘルタ・ベルリン
【チャンピオンズリーグ第3節】VSスポルティングCP
【ブンデスリーガ第8節】VSインゴルシュタット
【国内カップ】VSウニオン・ベルリン
【ブンデスリーガ第9節】VSシャルケ
【チャンピオンズリーグ第4節】VSスポルティングCP
【ブンデスリーガ第10節】VSハンブルク

【ブンデスリーガ第11節】VSバイエルン
【チャンピオンズリーグ第5節】VSレギア・ワルシャワ
【ブンデスリーガ第12節】VSフランクフルト
【ブンデスリーガ第13節】VSケルン
【チャンピオンズリーグ第6節】VSレアル・マドリード
【ブンデスリーガ第14節】VSホッフェンハイム
【ブンデスリーガ第15節】VSアウクスブルク
【ブンデスリーガ第16節】VSブレーメン
《2017年日程》
【ブンデスリーガ第17節】VSマインツ
【ブンデスリーガ第18節】VSライプツィヒ
【ブンデスリーガ第19節】VSダルムシュタット
【ブンデスリーガ第20節】VSヴォルフスブルク
【ブンデスリーガ第21節】VSフライブルク
【ブンデスリーガ第22節】VSレバークーゼン
【ブンデスリーガ第23節】VSヘルタ・ベルリン
【ブンデスリーガ第24節】VSインゴルシュタット
【ブンデスリーガ第25節】VSシャルケ
【ブンデスリーガ第26節】VSハンブルク
【ブンデスリーガ第27節】VSフランクフルト
【ブンデスリーガ第28節】VSケルン
【ブンデスリーガ第29節】VSバイエルン
【ブンデスリーガ第30節】VSフランクフルト
【ブンデスリーガ第31節】VSケルン
【ブンデスリーガ第32節】VSホッフェンハイム
【ブンデスリーガ第33節】VSアウクスブルク
【ブンデスリーガ第34節】VSブレーメン
現時点で2016-2017シーズンのドルトムントで試合が決まっているだけでも、ドルトムントはこれだけの試合をこなさなくてはならないのです。
さらに、チャンピオンズリーグや国内カップ戦で勝ち抜いていけば、さらにここに数試合が加えられていきます。そして2016-2017シーズンにもドルトムントには各国代表クラスの選手達がずらりと顔を揃えています。彼らは当然1ヶ月に1度、7日から10日ほどのドルトムントを離脱して各国代表チームの一員として戦うことになります。

かなりハードな日程が控える2016-2017シーズンのドルトムント。
上に書いた2016-2017シーズンのドルトムントの日程を見ると、ぞっとするようなハードな日程を戦わなければならないことに気づくはずです。
ここからは2016-2017シーズンの山場となる地獄の日程を紹介します…
2016-2017シーズンのドルトムントの地獄の日程①11月
2016-2017シーズンの11月のドルトムントの日程は考えうる地獄の日程です…
この過密日程で選手達が疲弊してしまい、調子を崩してしまったら、ドルトムントは危機的な状況に陥ることも十分に考えられるでしょう。
10月30日に同じ地区のシャルケとの大一番を終えると、チャンピオンズリーグのスポルティング戦、そしてハンブルクとのアウェー戦、各国代表戦と続いていきます。
そして11月20日には王者バイエルンとの最も重要な一戦が控えています。
2016-2017シーズンも王者バイエルンは圧倒的な戦力を維持しています。重要戦力の放出はほとんどなく、ポルトガル代表レナト・サンチェス、そしてドルトムントからドイツ代表マッツ・フンメルスを補強しており、さらに強大な力を得て、この2016-2017シーズンを戦っています。
この日程で唯一光明なのは、このバイエルンとの2016-2017シーズンの初戦をドルトムントのホームで迎えられることでしょうか。ドルトムントのホームのジグナル・イトゥナの大声援を一心に受ければ、バイエルンに対して一泡吹かせることも可能かもしれません。
そしてこの地獄のようなドルトムントの日程は2016-2017シーズンはもう一度やってくるのです…
2016-2017シーズンのドルトムントの地獄の日程②3月~4月
暖かさが増してくる3月から4月になると、再び2016年11月に似た厳しい日程がやってくるのです…
3月末には代表ウィークをこなさなければならず、各国代表選手たちは再びそれぞれのチームでプレーすることになります。しかも2016-2017シーズン3月の代表ウィークはワールドカップ予選。どの国も全力せ戦力を投下しなければならず、ドルトムントの選手たちも大きな消耗が予想されています。
恐らく香川真司もこの代表ウィークにはサッカー日本代表に召集されるでしょう。時差が大きいドイツと日本では、かなり大きなダメージが心身に残ってしまいます。
4月1日にシャルケとのアウェー戦をこなすと、ミッドウィークにはハンブルク戦、そして今度はアウェーでのバイエルン戦です。アウェーのバイエルン戦はドルトムントにとってはまさしく鬼門。バイエルンサポーターのドルトムントに対する敵意むき出しの声援が襲い掛かってきます。また、シーズン終盤の疲労もこの頃には頂点に達すると思われており、選手層が厚いバイエルンが良いコンディションで迎えることができても、ドルトムントにはそのような余裕はないでしょう。
そしてもし、チャンピオンズリーグで勝ち上がっていれば、その後のミッドウィークにはチャンピオンズリーグの準決勝が待っています…
2016-2017シーズンのドルトムントの地獄の日程③4月
2016-2017シーズンに限らず、終盤戦はどのチームも青色吐息で戦う日程が続きます。
2016-2017シーズンのドイツが不運だったのは、このシーズンの終盤戦にアウクスブルク、ホッフェンハイム、ブレーメンという降格を争うであろうチームとの3連戦が待っていることです。
シーズンの終盤に降格を争うチームとはなるべくやりたくないというのは、どのチームでも感じること。
降格を回避するために、彼らは必死になって戦い、それこそ今まで見せたこともないようなパフォーマンスを発揮することがあるからです。
特に2015ー2016シーズンのドルトムントに見られた、2位が確定し終盤の日程で無気力試合が散見されたことは、2016-2017シーズンにおいても大きな懸念材料です。
特に降格を争う相手に対しては、気おされがちになるのです。
降格争いのチーム相手にモチベーションを保てるか、トゥヘル監督の手腕が試されます…
ブンデスリーガ日程の特徴。ホーム&アウェー入れ替えの日程がドルトムントを苦しめる!
上述したとおり、2016-2017シーズンもドルトムントの日程は非常に厳しいものになっています。
やはりこのような厳しい日程を強いられるのは、ブンデスリーガの日程の組み方にあります。
ブンデスリーガは18チームによる全34試合で日程が組まれています。
17節が折り返し地点なのですが、実は1節から17節、18節から34節までは全く同じ順番で戦うような日程になっています。そのため、11月と3月~4月と全く同じ順番で日程が組まれているのです。チャンピオンズリーグや代表戦がぶつかってしまったのは、偶然ですが、今シーズンはかなり厳しい日程の中を戦わなくならなければなりました…
本日はドルトムント2016年日程についてお伝えしました。

そして下の記事では、2016-2017シーズンのドルトムントのスタメンやフォーメーションに関する詳細が書かれています。ドルトムントのことを知る上では必読の内容になっており、今シーズンのドルトムントがどのような戦い方を取るのか知ることができます。是非下のリンクをクリックして、彼らの今シーズンの展望を見てみてください。そして、この記事には香川真司の苦しい状況についても触れています…
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