【2016-2017】バルセロナのメンバーとフォーメーションは?

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シーズンもバルセロナが、その強さを示すのだろうと思っていました…

しかし、その予想は見事に外れてしまいました。

ここまでのバルセロナの戦いぶりは、そのメンバーの豪華さと鑑みたときに到底不釣り合いだからです。

それでは、2016-2017シーズン、バルセロナはどのようなメンバーとフォーメーションで戦うのでしょうか?

本日はバルセロナのメンバーとフォーメーションについてお伝えしましょう。

この記事を読み終わったとき、あなたはバルセロナについてかなり詳しくなっているでしょう。

しかし、同時にこのチームの限界も知ることになるでしょう…

なぜ、この豪華なメンバーでバルセロナは苦しんでいるのか?

2016-2017シーズンも、バルセロナは非常に豪華なメンバーと、慣れ親しんだ4-3-3のフォーメーションで戦っています。

ここ3シーズンをほとんど同じメンバーとフォーメーションで戦っており、メンバー間のコミュニケーションと連携はかなり深まったレベルにあると言えるでしょう。

これがバルセロナのメンバー&フォーメーションです!

それではバルセロナの主要メンバーとフォーメーションを見ていきましょう。

フォーメーションはルイス・エンリケ監督が就任してから一貫して変わることのない4-3-3

バルセロナの選手が最も親しみをもち、しかも所属メンバーの適性を考えてもベストなフォーメーションと言えるでしょう。

そして、ここからはポジション別にバルセロナのメンバーを見ていきましょう!

バルセロナのポジション別主要メンバー①ゴールキーパー

ルセロナのゴールキーパーは積極的にボール回しにも参加するという非常に特殊なポジション

そのバルセロナのゴールマウスは2人のゴールキーパーによって支えられています。

マルク・アントレ・テア・シュテーゲン(ドイツ代表):24歳

バルセロナで3シーズン目を迎える若きドイツ代表。今シーズンからはチリ代表クラウディオ・ブラーボがマンチェスター・シティに移籍したことで、スタメンを任されています。ビルドアップや足元のテクニックは非常に安定しており、バルセロナでも重要なメンバーの1人です。ピケ、マスチェラーノ、ブスケッツらとスクウェアを組みやすい現在のフォーメーションに適したメンバーです。ただし、本業のシュートストップの場面でやや安定感を欠く部分があり、この点が世界のトップクラスと中々認められない理由かもしれません。とはいえ、まだ24歳で、ゴールキーパーというポジションの息の長さを考えれば、今後10年間バルセロナの主要メンバーでいることは不可能ではないはずです。

ヤスパー・シレッセン(オランダ代表):27歳

ブラジルワールドカップでの活躍が記憶に新しいオランダ代表の正ゴールキーパー。ブラーボの退団に伴い、その戦力的な穴を補填するためにオランダのアヤックスから獲得しました。シュートストップが安定しており、オランダのゴールキーパーらしく、足元もますまず。オランダ代表でワールドカップを経験しているように、大舞台でも活躍が期待できます。テア・シュテーゲンのよりもタレント力で劣るが、セカンドキーパーとしては十分頼りになるメンバーです。

バルセロナのポジション別主要メンバー②ディフェンダー

いてディフェンダーを見ていきましょう。

このポジションも、バルセロナでは単なる守備者としてではなく、ビルドアップでの貢献が求められます。

バルセロナの前監督ペップ・グァルディオラはスポットでバック のフォーメーションを試してきましたが、ルイス・エンリケ監督は 一貫して4バックのフォーメーションを採用するスタンスをブラしていません。

これはルイス・エンリケ監督が一貫して、両サイドバックがメッシやネイマールをサポートしやすくするためでしょう。

3バックのフォーメーションだと、攻撃的なウイングバックとネイ マール、メッシを同時期要シづらく成るというネックがあるからで す。

そんなバルセロナ守備陣の中心メンバーはこちらです!

ジェラール・ピケ(スペイン代表):29歳

190cm近い長身とDFとは思えないエレガントなテクニックで 、対にバルセロナ守備陣を統率する存在にまで成長したピケ。か つては注意力と集中力の散漫さを指摘されていましたが、現在はそ の悪癖は『改善されつつあります。ただし、余計な言動で敵を作っ たりと、精神的な成長は未だ見られていません。

ハビエル・マスチェラーノ(アルゼンチン代表):32歳

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3年連続でアルゼンチン代表で夏に国際大会を戦っており、いかに 鉄人マスチェラーノと言えでも、コンディション不良に苦しむ日 々が続いています。その代表ではボランチとして出場していますが 、バルセロナではセンターバックを務めています。ピケとの連携や 補完性は高く、コンディションの回復が一刻も早く求められていま す。

セルジ・ロベルト(スペイン代表):24歳

昨シーズン複数のポジションをこなし、全てのポジションで素晴ら しい活躍を見せたカンテラ出身のセルジ・ロベルトが、今シーズン は右サイドバックに本格挑戦。まだ荒削りな部分はあるが、総力に スタミナ、正確なパスワークとバルセロナのサイドバックに必要な スキルを安定して備えている。数年後にはチームの中心的なメンバ ーへの飛躍が期待されています。

ジョルディ・アルバ(スペイン代表):26歳

ここ数シーズン最も安定した活躍を見せているメンバーの1人。前 方に構えるネイマールがほとんどドリブルかシュートをチョイスをするため、あまり目立たないのですが、惜しみないフリーランでこのブラ ジル代表を助けています。バレンシア時代から4バックのフォーメ ーションに慣れ親しんでおり、早くも円熟の領域に達した感がある 。代表ではチェルシーのアスピリクエタがライバル。

サミュエル・ウンティティ(フランス代表):23歳

今夏に行われたユーロでフランスの中心メンバーへと飛躍を遂げて 、リヨンからバスセロナに加入しました。左足のテクニックが非常 に柔らかく、ブラックアフリカンらしいしなやかな肉体も完備して います。バルセロナのサポーターはウンティティにエリック・アビ ダルの姿を重ね合わせています。

リュカ・ディーニュ(フランス代表):23歳

ウンティティと同じくフランス人で、ローマからの新加入。非常に 攻撃的なプレーはバルセロナのスタイルに合致しそう。今シーズン はアルバのバックアッパーとしてプレーしています。長く4バック のフォーメーションの左サイドバックを務めており、年齢の割に経 験値が豊富です。

バルセロナのポジション別主要メンバー③MF

ルイス・エンリケによってコンセプトはかなり大きく変わってしま いましたが、MFといえば、バルセロナのサッカーを支える心臓と も言えるポジション。

バルセロナのメンバーとフォーメーションにおいて最も、チームのフィロソフィを体現しているゾーンなのです。

逆三角形に配置した3センターハーフのフォーメーションがバルセ ロナの不動のスタンダードです。

セルジ・ブスケッツ(スペイン代表):28歳

4-3-3フォーメーションの「へそ」ともいえるアンカーのポジ ションがブスケッツの根城です。鋭いよみで危険なスペースをケア しながら、丁寧かつ正確なパスワークで局面を進めて行きます。キ ャラクターこそ地味ですが、現在のバルセロナで最も重要なメンバ ーの1人です。

イヴァン・ラキティッチ(クロアチア代表):28歳

シャビの後釜として、3センターハーフのフォーメーションのイン サイドハーフに定着しました。細かなパスワークが最大の武器だっ た、シャビと異なり、ダイナミックなランニングでチャンスを演出 するのがラキティッチの役割です。特にメッシが敵をひきつけて作 ったスペースを攻略するのが十八番となっています。

アンドレス・イニエスタ(スペイン代表):32歳

昨シーズンからバルセロナのキャプテンに就任したチームのたのもし いとも言えるメンバー。フォーメーションこそ変わらないが、直線的でダイナミックに変貌したルイス・エンリケのサッカーにやや戸 惑いを見せているようです。現在はひざを痛めて離脱中ですが、レ アルマドリードとのクラシコには間に合う見込み。まだまだ精神的 には最も頼りになるメンバーです。

ラフィーニャ・アルカンタラ(ブラジル代表):23歳

元ブラジル代表マジーニョの息子で、カンテラ出身のメンバーです 。イニエスタ離脱後は攻代役としてバルセロナ攻撃陣を操っていま す。今シーズンはアンドレ・ゴメスやデニス・スアレスなど強力な ライバルが加入しましたが、イニエスタのバックアップのポジショ ンは守っています。

アンドレ・ゴメス(ポルトガル代表):23歳

ポルトガル代表の一員として今夏のユーロを制覇したメンバー。昨シーズンまではバレンシアでプレーし、夏にはバルセロナの宿敵レアルマドリードに移籍寸前のところまでいったところをバルセロナが強奪しています。まだバルセロナでは本領発揮とはいきませんが 、今後に期待が持てるメンバーです。

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デニス・スアレス(スペイン代表):23歳

今夏の新戦力では最も大きな期待を寄せられながら、それを裏切る日々が続いています。3センターハーフのフォーメーションのインサ イドハーフと、3トップの右を務めるとよそうおされていましたが 現在は出場機会さえままなりません。序列はアンドレ・ゴメスより も下tで、攻撃的MFの5番手。ルイス・エンリケのフォーメーシ ョンが肌に合わないのでしょうか…

バルセロナのポジション別主要メンバー③FW

形こそグァルディオラ時代の3トップのフォーメーションから変わ りませんが、ルイス・エンリケがバルセロナの監督に就任してから 、FW偏の役割は大きく変わりました。

アシストとフィニッシュに役割が特化されるようになり、それによ ってメッシ、スアレス、ネイマールから成る「MSN」はかなりの スコアを上げています。

そして、もちろんこの3人のメンバーがバルセロナのFW陣の揺る ぎない柱になっています。

リオネル・メッシ(アルゼンチン代表):29歳

夏のコパ・アメリカでの準優勝を受けて、代表引退を宣言。その後 、すぐに引退を撤回しましたが、メンタル的に大きな落胆があったの は間違いないようです。かつてのような爆発的なパフォーマンスは 今シーズンは見られていません。3トップのフォーメーションは慣れ親しんでいますが、トップフォームを取り戻すには少し時間が必 要のようです。

ルイス・スアレス(ウルグアイ代表):29歳

13節を終えて8得点と、昨シーズンのように打てば片っ端から ゴールの枠に飛ばしていたようなパフォーマンスを今シーズンは見 せられていません。メッシやマスチェラーノと同じく3年連続で夏 に代表で国際大会を戦った影響で、疲労が蓄積しつつあるのかもし れません。とはいえ、代役のパコ・アルカセルが完全に期待を裏切 っており、息つく暇はないのです…

ネイマール(ブラジル代表):24歳

ドリブルこそキレがありますが、期待されたような決定的な働きを 、今シーズンのネイマールは見せられていません。むしろ聞こえて くるのは醜聞ばかりです。相手を挑発するなど、行き過ぎたプレー が目立つようになりました。また、かねてから叫ばれていた脱税の 問題も深刻化しています。3トップのフォーメーションの左は彼に とって天職ですが、今シーズンは激しいマークと批判の雨に苦しん でいます。

アルダ・トゥラン(トルコ代表):29歳

シーズン序盤のメッシやネイマール不在時の活躍は見事でしたが、 再び調子を崩し、 今はベンチメンバーという苦渋を味わっています。 サイドに加えて、攻撃的MFもこなせるなど、 このおおtこの復調はバルセロナにとって非常に大きいのですが、 今は不要論の声が大きくなっています。 このまま参戦が噂されるプレミアリーグへと去っていってしまうの でしょうか…?

パコ・アルカセル(スペイン代表):22歳

スペインの神童FWが新天地バルセロナで急ブレーキに。 バレンシアで活躍を見せ、 スアレスのバックアッパーとしての活躍が見込まれていただけにこ の不振は大きな失望を与えました。 このまま何のインパクトも残せないまま、 バルセロナを去る可能性が日増しに高まっています。

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19人のバルセロナのメンバーを紹介しました。

何度も説明したように、フォーメーションや戦術も含めて非常に特殊なサッカーを標榜するチームです。伝統的にフォーメーションは4-3-3ですが、実質的にウイングはおらず、コーナーフラッグをめがけてプレーするのはサイドバックの役割となります。

そのため、高い位置でのボール支配が基本的な戦術となっており、最終ラインとGKの間には広大なスペースが広がっています。

そこのリスクを背負ってでも責め立てるのがバルセロナのフィロソフィですが、ここにきて大きなにぶちあたっています。

攻撃が直線的になりすぎて、相手ディフェンスに読まれるシーンが散見されるのです。

ネイマールやスアレスなどの攻撃的なメンバーが本来の力を発揮できていないのは、こうした理由もあるのでしょう。

一方で、ルイス・エンリケには戦術やフォーメーションを変更する臨機応変な策はないようです。

これがグァルディオラなら3バックを導入したり、あえてウイング的な役割を任せたりとあの手この手を売ってくると思うのですが、現時点でルイス・エンリケにはフォーメーション変更のプランは頭にないようで、そこがルイス・エンリケのひとつの限界点となっているようです。

筆者は現状のバルセロナのメンバーであれば、3-4-3などのフォーメーションには非常に面白いと思うのですが…

今回はバルセロナのメンバーとフォーメーションについてお伝えしました。

この記事を読んだことで、バルセロナのメンバーや現状のフォーメーションを知ることが出来たと思います。そして1月から始まる移籍市場でバルセロナがどのようなメンバーの獲得に動くのか、一考してみるのも非常におもしろいと思います。

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そして下のリンクではバルセロナにとって永遠のライバルである、レアルマドリードとの戦力比較を行っています。12月3日はクラシコが行われ、現在のサッカー界の事実上の頂上決戦が行われます。このちゃんなるリーグ戦の一戦にとどまらない試合をバルセロナはどのようなメンバーとフォーメーションで戦うのでしょうか?

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