王国復活へ!ブラジル代表W杯メンバー&背番号発表!

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母国開催となった前回大会でプライドを木っ端微塵に粉砕されたセレソン・ブラジレイロが、威信をかけてロシア行きのメンバーを発表しました。

2月にロシアワールドカップのメンバーに登録する23人のうち、15人を発表したことで残すところあと8人だった枠が埋められた形です。

現在のブラジル代表は…

ロシアワールドカップの頂点が狙えるチームです。

チッチ監督はどのようなメンバーをロシアの地に連れて行くのでしょうか?

今回はワールドカップのブラジル代表メンバーと背番号、そしてポジション別の序列をお伝えします。

ブラジル代表メンバー発表!23人が出揃う!

2018年5月14日、ブラジル代表のチッチ監督がロシアワールドカップに臨むメンバー23人を発表しました。

すでに2月に15人を発表しており、今回のメンバー発表では8人が追加された形です。

こちらがロシアワールドカップに臨むブラジル代表メンバーです!

▽GK
1アリソン・ベッカー(ローマ)
16カッシオ・ラモス(コリンチャンス)
23エデルソン(マンチェスター・C)

▽DF
2チアゴ・シウバ(パリSG)
3ミランダ(インテル)
4ペドロ・ジェロメウ(グレミオ)
6フィリペ・ルイス(A・マドリー)
12マルセロ(R・マドリー)
13マルキーニョス(パリSG)
14ダニーロ(マンチェスター・C)
22ファグネル(コリンチャンス)

▽MF
5カゼミーロ(R・マドリー)
8レナト・アウグスト(北京国安)
11コウチーニョ(バルセロナ)
15パウリーニョ(バルセロナ)
17フェルナンジーニョ(マンチェスター・C)
18フレッジ(シャフタール)
19ウィリアン(チェルシー)

▽FW
7ドグラス・コスタ(ユベントス)
9ガブリエル・ジェズス(マンチェスター・C)
10ネイマール(パリSG)
20ロベルト・フィルミーノ(リバプール)
21タイソン(シャフタール)

主力選手が怪我に見舞われるトラブルもありましたが、極めて順当かつ豪華なメンバーを揃えることができました。

間違いなく、今回のブラジル代表は優勝候補の一つです。

前回大会のドイツ戦で1-7で敗れた屈辱もあり、この大会は並々ならぬ決意で臨んでくるでしょう。

それでは、ブラジル代表はどのようなメンバーでワールドカップを戦うのでしょうか?

ポジション別にチェックしていきましょう。

ブラジル代表ワールドカップメンバー&背番号①ゴールキーパー編

2017-2018シーズンに一気に名前をあげた守護神が凌ぎを削る非常に豪華なメンバーを揃えることに成功しました。

正ゴールキーパーはローマのアリソン・ベッカー

反応速度と足元のスキルを兼ね備えたモダンな守護神です。

2017-2018シーズンはチャンピオンズリーグの準決勝を経験しており、その活躍にレアルマドリードが獲得に向けて触手を伸ばしていると言われています。

アリソンのバックアップを務めるのはマンチェスター・シティのエデルソン

こちらも足元のスキルに秀でたモダンなタイプで攻撃の起点にもなれます。

3番手は経験を考慮してカッシオが選出されています。

〈1番手〉

アリソン(ローマ)

生年月日:1992年10月2日
序列:スタメン
国際大会経験値:コパ・アメリカ2016
背番号:1

〈2番手〉

エデルソン(マンチェスターシティ)

生年月日:1993年8月17日
序列:レギュラークラス
国際大会経験値:コパ・アメリカ2016
背番号:23

〈3番手〉

カッシオ(コリンチャンス)

生年月日:1987年6月6日
序列:バックアッパー
国際大会経験値:なし
背番号:16

ブラジル代表ワールドカップメンバー&背番号②センターバック編

3人の常連メンバーが順当に選出された一方で、最後に一人にはサプライズが起こっています。

1番手はマルキーニョス

パリサンジェルマンでも不動のディフェンスリーダーで、空陸両方の強さに加えて警戒心が強いまさしくセンターバックになるべくして生まれてきました。

マルキーニョスの相棒を務めるのはインテルのミランダ

強さと経験を兼ね備えたセンターバックで34歳を迎えた今もなおトップクラスのセンターバックです。

3番手のチアゴ・シウバはパリサンジェルマンでもレギュラーの座を失うなど不本意なシーズンを過ごしましたが、豊富な経験と個性派揃いのメンバーを纏め上げるリーダーシップはチッチ監督からも信頼されています。

ベテランのジウやチッチの評価が高かったジェメルソンを差し置いてサプライズでメンバー入りしたのが、ペドロ・ジェロメウ

グレミオのディフェンスリーダーで、2017年末のクラブワールドカップではチームの決勝進出に大きく貢献しました。

32歳にして初のワールドカップに臨みます。

〈1番手〉

マルキーニョス(パリ・サンジェルマン)

生年月日:1994年5月14日
序列:スタメン
国際大会経験値:ワールドカップ2014、コパアメリカ2017
背番号:13

〈2番手〉

ミランダ(インテル)

生年月日:1984年9月7日
序列:スタメン
国際大会経験値:コパアメリカ2015、コパアメリカ2016
背番号:3

〈3番手〉

チアゴ・シウバ(パリ・サンジェルマン)

生年月日:1984年9月22日
序列:レギュラークラス
国際大会経験値:ワールドカップ2010、2014、コパアメリカ2011
背番号:14

〈4番手〉

ペドロ・ジェロメウ(グレミオ)

生年月日:1985年9月21日
序列:バックアッパー
国際大会経験値:なし
背番号:4

ブラジル代表ワールドカップメンバー&背番号③右サイドバック

5月に全治3ヶ月の故障を負ったダニエウ・アウベスのワールドカップ欠場が決定しました。

それによって、これまでバックアッパーだったメンバーが一つずつ繰り上がる形で構成されています。

ダニエウ・アウベスに代わってレギュラーを務めると見られているのがダニーロ

推進力に満ち溢れたサイドバックで右足のキックは強烈です。

課題はとにかく守備で、危険なシチュエーションを作られるシーンは1試合に一つや二つではありません。

レアルマドリードで結果を出すことができず、2017-2018シーズンに移籍したマンチェスター・シティでも不完全燃焼に終わりましたが、ダニエウ・アウベスの負傷で回ってきた千載一遇のチャンスを大きな飛躍のきっかけとすることができるのでしょうか?

バックアッパーに選ばれたのはバイエルンのラフィーニャではなく、ファグネルです。

機動力と高いつなぎのセンスを兼ね備えたブラジル人らしい攻撃的なサイドバックです。

〈1番手〉

ダニーロ(マンチェスターシティ)

生年月日:1991年7月15日
序列:レギュラークラス
国際大会経験値:なし
背番号:14

〈2番手〉

ファグネル(コリンチャンス)

生年月日:1989年6月11日
序列:レギュラークラス
国際大会経験値:なし
背番号:22

ブラジル代表ワールドカップメンバー&背番号④左サイドバック

チッチ政権に交代したことによってスタメンを奪取したマルセロがそのまま地位を固めてレギュラーとして2回目のワールドカップに臨みます。

集中さえしていれば攻守に大きな穴もなく、ネイマールとの連携も抜群です。

より守備にシフトして戦うシチュエーションがあるとしたら、何とか怪我から間に合ったフィリペ・ルイスを抜擢すべきでしょう。

アトレティコマドリーの堅守の一角としてプレーし、相手を激しく削ることも厭わない武闘派のサイドバックです。

アレックス・サンドロとのし烈な競争を制して、なんとか23人のメンバー入りを果たしました。

〈1番手〉

マルセロ(レアル・マドリード)

生年月日:1988年5月12日
序列:スタメン
国際大会経験値:ワールドカップ2014
背番号:12

〈2番手〉

フェリペ・ルイス(アトレティコマドリード)

生年月日:1985年8月9日
序列:バックアッパー
国際大会経験値:なし
背番号:6

ブラジル代表ワールドカップメンバー&背番号⑤アンカー

充実のシーズンを過ごした二人のメンバーがそのまま23人入りしています。

レアルマドリードのカゼミーロはボール奪取能力に長けたアンカーで、意外性のあるミドルシュートや飛び出しも備えています。

ブラジル代表はダニーロを除く両サイドバックが小柄で軽量級なだけにこの男の空中戦や肉弾戦の強さにセンターバックは多いに助けられます。

2番手のフェルナンジーニョはよりボールスキルに秀でた司令塔タイプで、こまかくボールをつなぎながらチーム全体を動かしていくことができます。

マンチェスター・シティのグァルディオラ監督が絶大な信頼を置いているように、非常にクレバーでモダンなアンカーです。

この2人が同時に並び立つ4-2-1-3もブラジル代表にとっては面白いオプションになるかもしれません。

〈1番手〉

カゼミーロ(レアル・マドリード)

生年月日:1992年2月23日
序列:スタメン
国際大会経験値:なし
背番号:5

〈2番手〉

フェルナンジーニョ(マンチェスターシティ)

生年月日:1985年5月4日
序列:レギュラークラス
国際大会経験値:なし
背番号:17

ブラジル代表ワールドカップメンバー&背番号⑥インサイドハーフ

チッチ監督が就任してから信頼を寄せ続けてきたメンバーが順当に23人入りしました。

前線のアタッカーにより多くの枠を裂いたことによって、当初の算段とは異なり3人の専門家と1人のマルチで構成される3・5人体制となっています。

不動の存在といえるのがパウリーニョ

底なしのスタミナでピッチを駆け回り、ダイナミックな飛び出しでゴールも陥落してみせる肉体派のインサイドハーフです。

2017-2018に移籍したバルセロナにもあっさりと順応し、パスサッカーにも適応できる総合力の高さを見せました。

レナト・アウグストはよりパサータイプで、やや大味なパウリーニョとカゼミーロの中盤にアイディアを注入します。

それでいて献身性も備えており、中国リーグという辺境の地でプレーしているというハンディを覆す説得力でチッチの信頼を得ています。

ワールドカップ予選で重用されたジウリアーノとルーカス・リマを差し置いてメンバー入りしたのがフレッジ

シャフタール・ドネツクでの活躍が俄かに注目を集めていた攻撃的なインサイドハーフで、2018年夏には西ヨーロッパのクラブに移籍すると言われています。

覚えていて損はない名前です。

サイドと兼任するのが、フィリッペ・コウチーニョです。

繊細さとファンタジーアは現在のブラジル代表のメンバーの中でも屈指の存在です。

2018年冬に移籍したバルセロナでも徐々に本来の実力を発揮しつつあります。

〈1番手〉

パウリーニョ(バルセロナ)

生年月日:1988年7月25日
序列:スタメン
国際大会経験値:ワールドカップ2014
背番号:15

〈2番手〉

フィリッペ・コウチーニョ(バルセロナ)

生年月日:1992年6月12日
序列:スタメン
国際大会経験値:なし
背番号:?

〈3番手〉

レナト・アウグスト(北京国安)

生年月日:1988年2月3日
序列:レギュラークラス
国際大会経験値:なし
背番号:8

〈4番手〉

フェルナンジーニョ(マンチェスターシティ)

生年月日:1985年5月4日
序列:レギュラークラス
国際大会経験値:なし
背番号:17

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〈5番手〉

フレッジ(シャフタール・ドネツク)

生年月日:1993年3月5日
序列:バックアッパー
国際大会経験値:なし
背番号:18

ブラジル代表ワールドカップメンバー&背番号⑦ウイング

ブラジル代表の顔であるネイマール擁するポジションです。

しかも、ネイマール以外にもメガクラブで活躍するアタッカーをズラリと揃える、現チーム最大のストロングポイントといえます。

ドリブルのネイマール、テクニックのコウチーニョ、フリーキックのウィリアン、そして唯一の左利きであるドグラス・コスタと珠玉のタレントが揃っています。

ネイマールの負傷によって片翼をもがれたかのように攻撃が停滞した前回大会と大きく異なるのが、現在のブラジル代表です。

仮にネイマールがピッチに立てなかったとしても躊躇なく送り出せるバックアッパーが揃っています。

タイソンが滑り込んだことで、コウチーニョは中盤でプレーする機会が増えるでしょうか。

本来のポジションである左のウイングはネイマールの定位置であり、右ではやや存在感が薄れつつあったからです。

〈1番手〉

ネイマール(パリ・サンジェルマン)

生年月日:1992年2月5日
序列:スタメン
国際大会経験値:ワールドカップ2014
背番号:10

〈2番手〉

ウィリアン(チェルシー)

生年月日:1988年8月9日
序列:スタメン
国際大会経験値:ワールドカップ2014
背番号:19

〈3番手〉

フィリッペ・コウチーニョ(バルセロナ)

生年月日:1992年6月12日
序列:インサイドハーフのポジションスタメン
国際大会経験値:なし
背番号:11

〈4番手〉

ドグラス・コスタ(ユベントス)

生年月日:1990年9月14日
序列:レギュラークラス
国際大会経験値:なし
背番号:7

〈5番手〉

タイソン(シャフタール・ドネツク)

生年月日:1988年1月13日
序列:バックアッパー
国際大会経験値:なし
背番号:21

〈6番手〉

フレッジ(シャフタール・ドネツク)

生年月日:1993年3月5日
序列:バックアッパー
国際大会経験値:なし
背番号:18

ブラジル代表ワールドカップメンバー&背番号⑧センターフォワード

ヨーロッパの各国リーグ戦の2017-2018シーズンも終盤に差し掛かって、当初序列が覆る可能性が出てきたポジションです。

レギュラーメンバーだったジェススがマンチェスター・シティでやや調子を崩しているのに対して、これまでバックアッパーだったロベルト・フィルミーノが目下絶好調です。

純粋なセンターフォワードではありませんが、ポストプレーやスルーパスという特殊能力を備えており、ネイマールにパウリーニョ、コウチーニョといったゴールが期待できるアタッカーを擁する現陣容においてはこの人の方が機能性が高いのかもしれません。

序列は崩れつつありますが、反面相手に合わせて前線の構成を変えることができるという点においては、むしろチームは一段階進化したといえるかもしれません。

〈1番手〉

ガブリエル・ジェズス(マンチェスターシティ)

生年月日:1997年6月5日
序列:スタメン
国際大会経験値:なし
背番号:9

〈2番手〉

ロベルト・フィルミーノ(リバプール)

生年月日:1991年10月2日
序列:レギュラークラス
国際大会経験値:なし
背番号:21

戦術家・チッチの腕の見せ所です。

今回はロシアワールドカップに臨むブラジル代表メンバーと背番号、ポジション別の序列についてお伝えしました。

さて、ブラジル代表はロシアの地でどんなサッカーを見せてくれるのでしょうか?

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