読む人によっては、 レアルマドリードのペペとバルセロナのメッシのエピソードは非常 に馬鹿馬鹿しいものに見えてしまうかもしれません。
しかし、 実はペペとメッシの衝突のエピソードにはレアルマドリードとバルセロナの間にある強烈なライバル関係を体現していると言っても過 言ではないのです。
本日はレアルマドリードのペペとメッシの間に起こった3つのエピソードをお伝えしましょう。
このエピソードを聞いて、レアルマドリードのペペの肩を持つか、それともバルセロナのメッシの肩を持つか。
それは全てあなた次第です。
レアルマドリードとバルセロナに遺恨勃発!クラシコが乱闘状態に!
レアルマドリードのペペはここ数年ほどで暴力的なディフェンダーであることを世界に知らしめています。
ペペのプレー中のエピソードに関してはメッシとなものに限らずとも、いくらでも上げることができます。
しかし、それでもこのペペが世間的に悪童としてのキャラクターが定着したのは、2010年から2014年の間なのです。
この期間、レアルマドリードの監督はペペと同じポルトガル人のジョゼ・モウリーニョ、バルセロナはペップ・グアルディオラです。
そして、ペペの暴力性が強調される上で、この2人がそれぞれ監督だったことは非常に重要なことだったのです…
監督がペペの暴力性を強調する!?その理由とは?
スペインの2強を率いる2人の監督のうち、前者は超がつく守備的なサッカーを標榜。守備に人数をかけるカウンターサッカーで勝利を重ねてきました。
対するグアルディオラは、何よりもボールを保持することにこだわるポゼッションサッカーを支持し、ボール支配率が70%を超える試合も珍しくありませんでした。
バルセロナはシャビやメッシを中心としたパスワークで攻めるのに対して、レアルマドリードはペペやセルヒオ・ラモスを中心とするラフプレーギリギリのハードマークで対抗しました。
この頃のクラシコ(レアルマドリード対バルセロナ)は、こうした対照的なサッカーが繰り広げられるのが当たり前の風景となりました。
そして、ペペのメッシやバルセロナの選手に対するラフプレーも当たり前の出来事なりました。
そして、ここからはレアルマドリードのペペがメッシに与えたダメージの数々と、削りあいの名場面の数々をお伝えしましょう。
レアルマドリード・ペペ対メッシの闘争①2011年8月スーペル・コパ
まずはレアルマドリードのペペとバルセロナのメッシの闘争における序章から紹介しましょう。
第1章は2011年8月のスーペル・コパでの一幕です。
スーペル・コパは前シーズンのリーグ戦の王者とカップ戦の王者が戦うシーズン開幕前のタイトルマッチです。
バルセロナがリーグ戦の王者として、レアルマドリードがカップ戦の王者として戦っています。
2-1でバルセロナのリードを許していたレアルマドリード。後半16分にバルセロナがメッシがいる右サイドからカウンターで追加点を奪うべくレアルマドリード陣内に突進していきます。

レアルマドリードの左サイドバックのマルセロがオーバーラップしていたため、広大なスペースが生じており、メッシはそのスペースをついてぐんぐん加速していきます。
ペペはマルセロがあけたスペースを埋めるためにスライドしてメッシと対峙します。
メッシはマークしてくるペペに対して、タッチライン際に抜けると見せかけてゴール方向に急激に方向転換し、ペペの逆を突くことに成功します。バランスを崩したペペはたまらずメッシの侵攻を肘内で阻止。メッシはその場で悶絶して倒れこみました。
20㎝近く身長差があるペペはちょっと腕を上げるだけで、メッシの首ともアゴとも言える部分に肘をクリーンヒットさせることに成功しました。(笑)
もちろんペペのこのプレーにはイエローカードが出されています。
まだ序章というだけあって、まだプレーの流れの中で起こってしまい故意ではないといえるでしょう。しかし、次に紹介するのは明らかにペペが故意にやった可能性が高いかなりバイオレンスなプレーです…
レアルマドリード・ペペ対メッシの闘争②2012年1月リーガ・エスパニョーラ
次にレアルマドリードのペペとメッシの間で闘争が巻き起こったのは、5ヵ月後のことでした。
メッシが中央のゾーンを切り裂いていくと、メッシを追いかけていたレアルマドリードのホセ・マリア・カジェホン(現ナポリ)が後方からメッシの足をかけて転ばせます。
当然カジェホンにはイエローカードが提示されたのですが、問題はこのシーンの直後にありました。
カジェホンにイエローカードを提示しようとする審判に対し抗議しに行こうとする動きを見せたペペは歩幅を合わせて、地面に手をついていたメッシの左手を踏みつけました。
レアルマドリードのペペのメッシに対する暴挙に対しては、審判も気づかずにスルーされてしまいましたが、このペペの愚行に対しては、クラシコをテレビで視聴していた各国選手が敏感に反応。
イングランド代表FWウェイン・ルーニーは、
「ペペはなんて馬鹿なんだ!」
とツイート。結果的に多くの人々にメッシに対しての踏み付けが知られることになりました。
さすがにあまりにも批判の声が大きくなってしまったことに対して絶えかねたペペは弁明。
「メッシが傷つけられたなら謝罪したい。自分はチームを守るために全身全霊を捧げている。プロとして相手選手を傷つけようと考えたことはない」
しかし、誰にも響くことはありませんでした(笑)
もちろんメッシもやられ放題だったわけではありません。
この少し前には、レアルマドリードのファンに対してささやかにやり返していました。
レアルマドリード・ペペ対メッシの闘争③2011年4月リーガ・エスパニョーラ
ペペに手を踏みつけられる1年前。
舞台はレアルマドリードのホームスタジアムである、サンチャゴ・ベルナベウ。

レアルマドリードの右サイドにルーズボールが流れていってたところをメッシが追走。そしてタッチラインをでかかったところで、ボールを観客席に蹴り込むという暴挙に出ました。
あまりに至近距離からの強烈なぶち込みに観客はマジ切れ。
ベルナベウはメッシに対する怒りで凄まじいブーイングが巻き起こりました。
そしてメッシにすかさず抗議に行ったのは、もちろんこの記事の主人公の一人であるぺぺでしたが、二人は何か罵り合っているようでした。ちなみにこのプレーに対してメッシにはイエローカードが出されることはありませんでしたが、実はこの前のプレーではPKの際にレーザーがメッシに当てられたようなことがあり、メッシはこの出来事に対してかなり腹を立てていたのかもしれません。
モウリーニョ監督がレアルマドリードの監督を退任すると、レアルマドリードとバルセロナの乱闘は一気に減りました。この毎試合の乱闘によりレアルマドリードの選手もバルセロナの選手も多いに傷ついており、スペイン代表の分裂騒動にまで事態は発展してしまいました。
ただ、このぺぺとメッシの因縁の戦いの数々により、このポルトガル代表DFが名うての暴君であることは世界的に広く知れ渡りました。
ここからはペペの暴君エピソードを紹介しましょう。
ターゲットはメッシだけではなかった?レアルマドリードDFペペの暴君エピソード
ペペのエピソードで真っ先に挙がるのは2010年のリーガ・エスパニョーラでのヘタフェ戦。
ヘタフェ選手が自分がチャージしなかったにも関わらず倒れこんだことに対して腹を立てたペペは、足と背中を次々とけたぐります。このプレーにはもちろんレッドカードが提示され、なんと10試合の出場停止が課せられました。この出来事にはペペ自身も多いに落ち込み、引退を仄めかすような発言も残しています。
そしてこの男は代表戦でも見せてくれました。
2014年のブラジルワールドカップのグループリーグ・ドイツ戦では故意に倒れたドイツ代表FWミュラーに対して激昂。
倒れこんでいたミュラーに対して頭突きを食らわせてレッドカードを受けています。ペペの退場によって一人少なくなったポルトガル代表は守備が崩壊し0-4で敗戦。そのまま勢いも失ってワールドカップをグループリーグで去っています。
悪童ぺぺの凄いところ…
もちろんペペの悪童エピソードは枚挙に暇がありませんが、実はぺぺはDFとしては非常に優秀。メッシやスアレス、ネイマールなどの攻撃陣を擁するバルセロナを完璧に封じ込めたこともありますし、2016年のポルトガル代表のユーロ優勝はこのDFなくしてありえませんでした。
空中戦にも地上戦にも非常に強く、レアルマドリードはすでに9シーズンもの間、センターバックの主軸であり続けています。身体能力が自慢のDFでしたが、最近は加齢と共に読みやテクニックで守る場面も見せており、フランス代表でレアルマドリードの後輩であるラファエル・ヴァランはペペから日々吸収していると、尊敬を発言しています。
本日はレアルマドリードのペペとメッシのエピソードについてお伝えしました。
そして下のリンクではクラブワールドカップに出場するレアルマドリードのメンバーを紹介しています。この記事を読めば、レアルマドリードがどのようなメンバーで来日するのか、そしてそのメンバーたちの特徴を知ることができます。クラブワールドカップを観戦する上での必読の記事です。
よく読まれている記事
→クラブワールドカップ開催!レアルマドリードのメンバーは!?

