史上初の世界2連覇へ!レアルマドリードメンバー2017!

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レアルマドリードが2年連続でクラブワールドカップに参戦します。

チャンピオンズリーグで史上初連覇を達成して、日本で行われた2016年大会に続いて、2年連続でのクラブワールドカップ参戦となります。

もちろん、レアルマドリードが狙うのは…

クラブワールドカップ2連覇です。

しかし、2017年大会の見通しは決して明るくありません…

なぜなら、2017年のメンバーは昨年の大会を制した時よりも、やや層が薄くなっているからです…

今回は2017年レアルマドリードのメンバーをご紹介します。

レアルマドリードが成し遂げた!前人未踏の偉業!

レアルマドリードがクラブワールドカップ2017に参戦します。

日本で行われた2016年大会に続く、2大会連続でのクラブワールドカップ参戦はヨーロッパ勢としては史上初快挙です。

ほぼ出場するチームが決まっているオセアニアや北中米とは異なり、ヨーロッパのチャンピオンズリーグで優勝し、クラブワールドカップに2年連続で参戦するのは至難の技です。

バイエルン、ユベントス、アトレティコマドリード、バルセロナなど打倒レアルマドリードを狙うチームは多く、2016-2017シーズンも世界王者には包囲網が敷かれましたが、ライバルたちの挑戦をことごとく跳ね返し、クラブワールドカップ2017の出場権を手に入れました。

まあ、トヨタカップ時代には連覇を成し遂げたチームは複数ありましたが、トーナメント方式に変わった現行のクラブワールドカップでは未だに連覇を成し遂げたチームはありません。

2年連続の世界制覇は、レアルマドリードのメンバーにとって大きなモチベーションとなっています。

しかし、クラブワールドカップ2017に向けて状況は決して良くありません…

なぜ、レアルマドリードは大きく力を落としたのか?

リーガエスパニョーラでは低調な出来で格下のベティスやジローナからも敗戦を喫し、チャンピオンズリーグではこれまでお得意様だったトッテナムに1-3で粉砕されるなど大きく力を落としています。

その背景にはメンバー低下という問題があります。

2016-2017シーズンはレギュラークラスのチームとセカンドラインのチームをはっきりと分けて、状況に応じた采配を見せました。

チャンピオンズリーグなどの重要な試合ではクリスティアーノ・ロナウド、カリム・ベンゼマ、トニ・クロース、ルカ・モドリッチを起用し、格下との一戦ではアルバロ・モラタ、マルコ・アセンシオ、ハメス・ロドリゲス、ルーカス・バスケス、マテオ・コバチッチといったセカンドラインのメンバーを起用しました。

そしてそのセカンドラインのチームは、ここぞとばかりに活躍して説得力のあるパフォーマンスを見せました。

モラタは限られた時間の中でロナウドに次ぐチーム2位の得点をあげ、ハメスも干された時期を乗り越えて勝負強さを披露し、コバチッチは中盤で攻撃的な役割と守備的なそれの2つを任されましたが、完璧にこなしてみせました。

主力メンバーが不在であっても、バックアップメンバーが期待に応える。

それが、2016-2017シーズンのレアルマドリードの強さの秘訣でした。

しかし、2017-2018シーズンは同じように上手くはいっていません。

ロナウドやベンゼマが深刻な不振に悩まされていますが、ジダン監督は彼らを起用し続けなければならない状況です。

なぜなら、2017年の夏はレアルマドリードのメンバーは大きな入れ替わりがあったからです。

アルバロ・モラタ(→チェルシー)

ハメス・ロドリゲス(→バイエルン・ミュンヘン)

セカンドラインのチームを牽引した2人の得点源が移籍し、その代わりとして獲得したのが…

ボルハ・マジョラル(←ヴォルフスブルクから復帰)

ダニ・セバジョス(←ベティス)

モラタ、ハメスの代役として獲得した2人の選手はクラブワールドカップ2017を目前にした現時点で、確かな戦力にはなりきれていません。

やはり、メンバーの質の低下は否定し難く、それが2017年のレアルマドリードの大きな懸念材料となっています。

いかにして、レアルマドリードはクラブワールドカップ2017を乗り切るか?

2016年のクラブワールドカップでは、準決勝のクラブ・アメリカ(北中米・カリブ海王者)との一戦でセカンドラインのメンバーを起用し、鹿島アントラーズとの決勝にベストメンバーを組むことができました。

しかし、現状の控えメンバーが頼りない状況で同じ手段を取ることができるのでしょうか…?

クラブワールドカップは移動の負担が伴い、参戦したチームはシーズン後半戦になると大きくコンディションを落とすという悪しきジンクスもあります。

レアルマドリードは2017年にそのジンクスを乗り越えたわけですが、今回は明らかに勝手が違うでしょう…

それでは、レアルマドリードはどのようなメンバーでクラブワールドカップ2017を戦うのでしょうか?

レアルマドリードメンバー2017!ゴールキーパー編!

ゴールキーパーは1番手のナバスが本調子ではありませんが、頼りになるセカンドキーパーが控えている点に大きな安心感があります。

〈1番手〉

ケイラー・ナバス(コスタリカ代表)

生年月日:1986年12月15日
身長・体重:185cm・78㎏
背番号:1
調子:やや不調

〈2番手〉

キコ・カシージャ(スペイン)

生年月日:1986年10月2日
身長・体重:191cm・84㎏
背番号:13
調子:普通

〈3番手〉

ルカ・ジダン(フランス)

※クラブワールドカップ2017は怪我のため召集外

生年月日:1998年年5月13日
身長・体重:182cm・76㎏
背番号:30
調子:普通

〈4番手〉

モハ・ラモス(スペイン)

生年月日:2000年4月13日
身長・体重:190cm・83kg
背番号:?
調子:普通

ナバスが本来の調子をとりもどすことができなかったとしても、躊躇なくカシージャを送り出せるところにレアルマドリードのゴールキーパーのメンバーの層の厚さが伺えます。

もちろん、絶対的な守護神がいれば話は別ですが、選手の移籍金が高騰したここ数年において、不要なまでの乱獲はクラブのファイナンスに深刻な影響をもたらすと判断した上層部やジダン監督は極めて賢明だといえるでしょう。

ナバスも首脳陣や一部のサポーターからの期待値の低さに不満を感じているようですが、それでも信頼して粘り強く起用してくれているジダン監督の信頼に応えたいところです。

ちなみにゴールキーパーの3番手はジダン監督の息子のルカですが、負傷によりクラブワールドカップのメンバーからは外されています。

ちなみに、2018年冬の獲得が既定路線と言われているのが、アスレティック・ビルバオのケパ・アリサバラガ

欠点が少ないタイプの守護神で23歳ながらスペイン代表メンバーにも選出されな実力者です。

レアルマドリードメンバー2017!センターバック編!

前線が機能不全に陥っている2017-2018シーズンのレアルマドリードにとって、最終ラインの出来は非常に重要です。

センターバックは頭数こそ揃っていますが、ベテランのぺぺ(ポルトガル代表)がベジクタシュへ移籍し、代役に指名されたのはリーガエスパニョーラ初参戦のヘスス・バジェホをフランクフルトからレンタル復帰させるにとどまりました。

相変わらずカードが多いセルヒオ・ラモス、怪我がちなラファエル・ヴァランに代わってナチョが重要な存在になっています。

守備的ミッドフィルダーのカゼミーロをセンターバックで起用するスクランブルもあり、ギリギリのやりくりが行われています。

〈1番手〉

セルヒオ・ラモス(スペイン代表)

生年月日:1986年3月30日
身長・体重:183cm・76㎏
背番号:4
調子:やや不調

〈2番手〉

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ラファエル・ヴァラン(フランス代表)

生年月日:1993年4月25日
身長・体重:191cm・78㎏
背番号:5
調子:やや不調

〈3番手〉

ナチョ(スペイン代表)

生年月日:1990年1月18日
身長・体重:179cm・75㎏
背番号:6
調子:好調

〈4番手〉

ヘスス・バジェホ(スペイン)

生年月日:1997年1月15日
身長・体重:182cm・74㎏
背番号:3
調子:普通

〈5番手〉

カゼミーロ(ブラジル代表)

生年月日:1992年2月23日
身長・体重:184cm・80㎏
背番号:14
調子:普通

最終ライン中央部の安定を図るには、明らかに全体のコンディションの向上が不可欠となっています。

コンディションが安定しているのはナチョだけで、そのナチョも体格や絶対的な能力の問題もあって不動の存在にはなりきれていません。

バジェホが格下との戦いで躊躇なく送り出せるような力を身につければ、安心できますが…

ちなみにこのバジェホは12月のセビージャ戦で上場のパフォーマンスを披露。

早々に相手の戦意が喪失した影響もありますが、この難敵相手に無失点での勝利に貢献しています。

シーズン後半に向けて徐々に出場機会を増やしていきそうな気配があります。

レアルマドリードメンバー2017!サイドバック編!

サイドバックも主力のダニエル・カルバハルマルセロが揃って負傷欠場していた時期がありました。

左サイドの新メンバーはアラベスから獲得したテオ・エルナンデズ(保有権はアトレティコマドリード)。

20歳という若さもあり、未だに本領発揮とはいかない状態です。

右はダニーロがマンチェスター・シティーへ移籍した一方で、Bチームから18歳のアクラフ・ハキミ(モロッコ代表)を重用し、この若き才能が驚きのパフォーマンスを見せて、期待に応えています。

〈1番手〉

マルセロ(ブラジル代表)

生年月日:1988年5月12日
身長・体重:174cm・75㎏
背番号:12
調子:普通

〈2番手〉

ダニエル・カルバハル(スペイン代表)

生年月日:1992年1月11日
身長・体重:173cm・69㎏
背番号:2
調子:普通

〈3番手〉

テオ・エルナンデズ(フランス)

生年月日:1997年10月6日
身長・体重:184cm・76㎏
背番号:15
調子:普通

〈4番手〉

アクラフ・ハキミ(モロッコ代表)

生年月日:1998年11月4日
身長・体重:179cm・68㎏
背番号:19
調子:好調

〈5番手〉

ナチョ(スペイン代表)

生年月日:1990年1月18日
身長・体重:179cm・75㎏
背番号:6
調子:好調

それぞれ左と右でレギュラーメンバーのマルセロとカルバハルは政権豊かな選手ですが、バックアッパーとは大きな力の隔たりがあるのが懸念材料です。

噂によると2018年冬にレアル・ソシエダのアルバロ・オドリオソラの獲得に近づいているとも噂されています。

2017年レアルマドリードのメンバーは、そもそも頭数が少ないこともあり、このオドリオソラが加入することによって、ナチョがさらにセンターに専念できる環境が整うかもしれません。

レアルマドリードメンバー2017!守備的ミッドフィルダー編!

2016-2017シーズンほどの確かな機能性を発揮できていないのが、このポジションです。

2016-2017シーズンはこのポジションをほぼ1人で支えて、チームの中心的存在にまで成長したカゼミーロですが、2017-2018シーズンはやや不安定感を覗かせています。

〈1番手〉

カゼミーロ(ブラジル代表)

生年月日:1992年2月23日
身長・体重:184cm・80㎏
背番号:14
調子:普通

〈2番手〉

マルコス・ジョレンテ(スペイン)

生年月日:1995年1月30日
身長・体重:182cm・71㎏
背番号:18
調子:普通

〈3番手〉

マテオ・コバチッチ(クロアチア代表)

生年月日:1994年5月6日
身長・体重:178cm・74㎏
背番号:23
調子:やや不調

ブラジル代表招集に伴う遠征後の疲弊しきった状態でもカゼミーロが重用されるのは、新加入のマルコス・ジョレンテがやや頼りないからです。

現に2017-2018シーズン開幕直前には再レンタルでの放出も噂されるほどでした。

この危機的状況を打開できるのは、コバチッチでしょうか…

レアルマドリードメンバー2017!インサイドハーフ(攻撃的ミッドフィルダー)編!

2016-2017シーズンのダブルクラウンをバックアッパーとして支えたハメス・ロドリゲスがバイエルンに移籍しましたが、不動のスタメンであるモドリッチクロースに加えてマルチのイスコアセンシオなどがこのポジションでも計算が立つため、そもそも補強の必要性が低いポジションではありました。

それでも、ジダン監督が新戦力の獲得にこだわったのは、イスコをトップ下に置く4-3-1-2のフォーメーションを採用する機会が2016-2017シーズンから非常に高かったからです。

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そして、新たにレアルマドリードに加入したのがダニ・セバージョスです。

〈1番手〉

ルカ・モドリッチ(クロアチア代表)

生年月日:1985年9月9日
身長・体重:174cm・65㎏
背番号:10
調子:やや不調

〈2番手〉

トニ・クロース(ドイツ代表)

生年月日:1990年1月4日
身長・体重:181cm・78㎏
背番号:8
調子:普通

〈3番手〉

イスコ(スペイン代表)

生年月日:1992年4月21日
身長・体重:176cm・74㎏
背番号:22
調子:好調

〈4番手〉

マルコ・アセンシオ(スペイン代表)

生年月日:1996年1月21日
身長・体重:180cm・75㎏
背番号:20
調子:普通

〈5番手〉

マテオ・コバチッチ(クロアチア代表)

生年月日:1994年5月6日
身長・体重:178cm・74㎏
背番号:23
調子:やや不調

〈6番手〉

ダニ・セバージョス(スペイン代表)

生年月日:1996年8月7日
身長・体重:176cm・65㎏
背番号:24
調子:やや不調

すっかり見なくなりつつある4-3-3を採用する場合は、モドリッチとクロースの司令塔ペアがベースになります。

トップ下が置かれる4-3-1-2のフォーメーションを採用される場合は、イスコかマルコ・アセンシオがこのポジションで起用されるケースが増えています。

コバチッチはモドリッチとクロースのバックアッパーという位置付けで、セバージョスはさらにその後方に位置するというヒエラルキーになっています。

充実一途のイスコに対して、2017-2018シーズンはモドリッチとクロースの両司令塔が揃ってやや不調に陥っているため、コバチッチやセバージョスの成長が求められています。

ハメス離脱の影響は中盤だけにあらずで、前線得点力低下められる中盤ピースとして重要だったのです。

ハメスの退団によって中盤の火力が落ちたことが、守りを固める相手から点を取れない要因の1つとなっています。

レアルマドリードの中盤はボールプレーにこそ長けていますが、決して得点力が高いタイプは擁しておらず、このポジションに得点力不足の問題解決策を見出せない要因となっています。

レアルマドリードメンバー2017!セカンドトップ/ウイング編

クリスティアーノ・ロナウドの不調、そしてガレス・ベイルが怪我がちなことにより、得点力打開力きく低下している最前線。

アセンシオはやや不安定で衝撃的な活躍を連発していた2017-2018シーズン序盤のパフォーマンスを継続することができていません。

もはや、シーズン終了後のBBC解体は避けられないか。

2017年夏も退団騒動に揺れたクリスティアーノ・ロナウド、もはや安定したプレー機会など全く期待できないベイルのどちらにも退団の可能性はあるでしょう。

〈1番手〉

クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル代表)

生年月日:1985年2月5日
身長・体重:185cm・79㎏
背番号:7
調子:不調

〈2番手〉

ガレス・ベイル(ウェールズ代表)

生年月日:1989年7月16日
身長・体重:183cm・74㎏
背番号:11
調子:絶不調

〈3番手〉

マルコ・アセンシオ(スペイン代表)

生年月日:1996年1月21日
身長・体重:180cm・75㎏
背番号:20
調子:普通

〈4番手〉

ルーカス・バスケス(スペイン代表)

生年月日:1991年7月1日
身長・体重:173cm・70㎏
背番号:17
調子:好調

やはり救世主としての期待値が高いのは、アセンシオ

類稀なる突破力と得点力を兼備しており、ゴール前に飛び込むセンスも秀逸なため、ロナウド不在時のキーマンになれそうです。

現在はやや低調ですが、この壁を乗り越えればレアルマドリードの顔にまた一歩近づくかもしれません。

2016-2017シーズンの同時期にはレギュラーメンバーで、クラブワールドカップのピッチにも立ったルーカス・バスケスは、やはり運動量以外に特筆すべき武器がありません。

慢性的な得点力不足を現在のチームの課題を解決できる人材ではないか。

レアルマドリードメンバー2017!センターフォワード編

センターフォワードとしては極めてテクニカルで、プレースタイルはウイングとセンターフォワードとトップ下を足して3で割ったようなタイプのカリム・ベンゼマを、2017年夏にドイツのヴォルフスブルクから復帰したボルハ・マジョラルが支える構図になっているのが、レアルマドリードの最前線です。

〈1番手〉

カリム・ベンゼマ(元フランス代表)

生年月日:1987年12月19日
身長・体重:187cm・79㎏
背番号:9
調子:絶不調

〈2番手〉

ボルハ・マジョラル(スペイン)

生年月日:1997年4月5日
身長・体重:181cm・70㎏
背番号:21
調子:普通

2017-2018シーズンのレアルマドリードの前線においてブレーキとなっているのが、そのベンゼマです。

元々1シーズンに25ゴールから30ゴールを量産できるような生粋のセンターフォワードではなく、パスサッカーの文脈の中の重要なパーツとして機能するセカンドストライカーです。

それ故にクリスティアーノ・ロナウドやギャレス・ベイルのような極めてストライカーカラーの強いアタッカーとは相性が抜群で、ここ数シーズンは彼らの得点力を引き出すような働きをしてきました。

しかし、ロナウドやベイルの力に陰りが見えるようになると、歩調を合わせてベンゼマ自身もトーンダウン。

2017-2018シーズンは12月に入る前の段階で2ゴールと深刻不調に悩まされています。

ロナウドがやや復調の気配を見せているのに対して、この元フランス代表ストライカーには、なかなかその雰囲気が漂ってきません。

運に見放されている感もありすっかり自信を失ったのか、ここ最近は移籍の噂が囁かれるようになりました。

同じアルジェリア系のフランス人で強い信頼を置いてくれるジダンの期待に応えたいところですが…

2016-2017シーズンは、仮にベンゼマが機能不全に陥ってもアルバロ・モラタという頼もしいバックアッパーがいました。

しかし、前述のようにモラタは2017年夏に出場機会を求めてチェルシーへと移籍しています。

また、センターフォワードの3番手という扱いながら、スポットで素晴らしい活躍を見せてきたマリアーノ・ディアスもフランスのリヨンに放出しています。

マジョラルはそんなモラタやマリアーノの穴埋めを任された形ですが、国内外を問わずトップチームで確かな実績を残していないマジョラルと、ユベントスでレギュラーとして過ごした実績を持つモラタとでは大きな実力差を感じさせています。

チャンピオンズリーグの消化試合や格下との戦いが続くカップ戦でなんとか得点を重ねて、この苦境を粘り強く乗り越えるパーツになることができれば、あるいはさらなる出番が与えられるかもしれません。

決して信頼性の高い噂ではありませんが、チャンピオンズリーグで敗退しブンデスリーガでも低迷を続けているドルトムントからピエール=エメリック・オーバメヤンの獲得が噂されています。

オーバメヤンや世界も10本の指に入る点取り屋であることは間違いなく、ドルトムントからの退団を強く求めているのは明らかです。

安い買い物にはならないでしょうが、ここ数シーズン大きな資金を移籍市場に投下していないレアルマドリードにとっては決して手の届かない価格ではなく、本人もレアルマドリードでのプレーが憧れとあって嫌な雰囲気を払拭してくれる存在になるかもしれません。

ただし、オーバメヤンの加入は早くても2018年の1月で当然クラブワールドカップ2017には間に合いません。

今回は2017年レアルマドリードのメンバーについてお伝えしました。

2017-2018シーズンの開幕前はリーガエスパニョーラ、チャンピオンズリーグのタイトルを狙えるヨーロッパ屈指のチームという評価でしたが、現時点では思わぬ低空飛行を続けています。

例えば、ヘスス・バジェホ、テオ・エルナンデズ、マルコス・ジョレンテ、ダニ・セバージョス、ボルハ・マジョラルといった若いメンバー成長を遂げてが目に見える結果を残せるようになれば、2017-2018シーズンのレアルマドリードの選手層は一気に厚くなります。

焦点はそれまでチームが長いシーズンを持ちこたえることができるかという点です。

世界王者・レアルマドリードはここから、ギアを上げてタイトル戦線に絡んでいくことができるのでしょうか?

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