正直なところ、レアルマドリードの補強リストと噂について知った時、あまりも衝撃の内容に言葉が出ませんでした。
なぜなら、レアルマドリードといえば実をとった補強よりもチームに大きな利益をもたらせるような補強が大好きだからです。
しかし、
今は違います。
はっきり言ってレアルマドリードの補強リストの作り方は大きく変わりました。
選手の名声や人気、タレント力も重視しながら、非常に実利的で実のある補強を完成させようとしているからです。
本日はレアルマドリードの補強リストと噂の選手の入退団についてお伝えしましょう。
この記事を読めば、レアルマドリードの補強戦略と数年後の未来がわかるでしょう。そして、噂の選手の獲得を成功させたレアルマドリードは最強に向けてひた走っているはずです。
レアルマドリードの補強計画が判明!補強リストの内容は?
レアルマドリードの壮大な補強計画が明らかになりつつあります。
これまでのレアルマドリードの補強リストや噂には、外面が良い選手ばかりが載っていました。
レアルマドリードの補強計画は、
「ユニフォームやグッズをたくさん売れる選手」
が一つの基準になってきました。
そのため、アルゼンチン代表ゴンサロ・イグアインやアンヘル・ディマリア、古くは元フランス代表クロード・マケレレがこの補強政策の煽りを受けて、レアルマドリードから退団しました。
それほど、かつてのレアルマドリードの補強リストや計画には一貫性や計画性がなかったのです。
しかし、今レアルマドリードの補強リストや噂について聞こえてくるのは、計画的で理にかなった噂ばかりです。今夏は予算オーバーであることから、フランス代表ポール・ポグバをあっさりと補強リストから外しいます。人気は申し分ありませんでしたが、100億円を超える移籍金を払う価値があるのか、理由を見出せなかったのでしょう。
そして、ここからはレアルマドリードの今後の補強リストと噂について検証しましょう。
レアルマドリードの補強リスト&噂①DF、GK編
レアルマドリードが計画している補強リストの中に名前が載っていると噂されるGKとDFはこちらです。
《DF》
ダビド・アラバ(バイエルン/オーストリア代表)
リカルド・ロドリゲス(ヴォルフスブルク/スイス代表)
ウェンデウ(レバークーゼン/ブラジル)
ソクラティス・パパスタソプーロス(ドルトムント/ギリシャ代表)

ドイツ方向に強い興味を示しています。補強リストの中心は、マルセロにバックアッパーが事実上いない左サイドバック。
市場に比較的優秀な人材が溢れており、アラバは以前から獲得が噂されていますが、バイエルンでの価値の高さを考えると難易度はかなり高いと思われます。アラバ以外の2人はかなり移籍の可能性が高いと噂されています。特にレアルマドリードの首脳陣はウェンデウに興味を持っているのだとか。
レアルマドリードのセンターバックの補強リストに載っていると噂されるのは、ドルトムントのソクラティス。比較的人に強いハードマーカーで、今後セルヒオ・ラモスやペペの衰えが懸念される中で有力な代替候補になれる。安定感やタフネスも試合数が多いレアルマドリードにとってはポジティブで、レアルマドリードのセンターバックとしてはやや地味だか、補強の適性を考えるとリストの上位に来るのは当然の人材です。
《GK》
ダビド・デ・ヘア(マンチェスターユナイテッド/スペイン代表)
ティボウ・クルトワ(チェルシー/ベルギー代表)
相変わらずレアルマドリードの補強リストにはこの2人の名前が載っていると噂されています。
若い上に実績もあり、実力も申し分ない。
ややかつての勢いに陰りが見えるクルトワよりも、デ・ヘアの方がリストの上位に載っていると噂されています。
かつてイケル・カシージャスがそうだったように、
「レアルマドリードのGKはスペイン代表のGK」
というこだわりがペレス会長にはあると噂されており、デ・ヘアを補強した場合には大きなパワーをチームに与えてくれそうです。
ただし、現状のコスタリカ代表ケイラー・ナバスとスペイン人キコ・カシージャの体制に手を加える必要があるというと微妙です。
レアルマドリードの補強リスト&噂②MF編
MFでレアルマドリードの補強リストに乗っていると噂されている のは、この3人です。
《守備的MF補強リスト》
グジェゴシュ・クリホビアク(パリサンジェルマン/ ポーランド代表)
ミケル・サン・ホセ(アスレティック・ビルバオ/スペイン代表)
ユリアン・ヴァイグル(ドルトムント/ドイツ代表)
エリック・ダイアー(トッテナム/イングランド代表)
現状、 純粋な守備的MFがブラジル代表カゼミーロしかいないアンカー は補強が急務になっており、 すでに何人かの候補がリストアップされたと噂されています。
レアルマドリードが実際に問い合わせを行ったと噂されているのがクリホビアク。
強靭な肉体を誇りカゼミーロをゆうに上回る展開力を備えています。 ポーランド代表でも絶対的な主力であり、昨シーズンまでセビージャでプレーしておりスペインでの経験も豊富です。
しかし、本人にフランスへの想いが強く、またセビージャ時代の恩師エメリとの関係も深いため、パリから引き抜くには骨が入りそうです。
ヴァイグルは宿敵バルセロナと競合します。バルセロナはスペイン代表MFとセルジ・ブスケッツの後継者にはヴァイグルが理想だと考えているようです。
比較的ハードルが低いのは、サン・ホセとダイアー。ただし後者は27歳という年齢の割にやや経験が浅く、後者はレアルマドリードというメガクラブにふさわしい人材なのか見極める必要がありそうです。
《攻撃的MF補強リスト》
そして攻撃的MFでレアルマドリードの補強リストに入っていると噂されているのが、この2人だと噂されています。
ダニエル・セバジョス(U-23スペイン代表/ベティス)
エデン・アザール(ベルギー代表/チェルシー)
補強リストの筆頭にいるのはやはりアザール。仮にクリスティアーノ・ロナウドが今後数年以内にレアルマドリードを退団した場合、有力な代替候補になりうる人材です。ロナウドよりもチャンスメイクに優れた選手ですが、失われる得点力はベイルやセンターフォワードで帳尻を合わせるでしょう。
若手でレアルマドリードの補強リストの噂に上がるのは、ベティスのセバジョス。まだ19歳の新鋭ながらすでにトップチーム2年めの逸材で、その才能はアセンシオに匹敵するとも言われています。現状はモドリッチ、クロース、ハメス、イスコ、コバチッチと人材が揃っているので、手を加えるのはイスコなりハメスなりの放出が優先事項です。
レアルマドリードの補強リスト&噂③FW偏
そして最注目の前線の補強リストに載っていると噂されているのはこの2人です。
ピエール=エメリック・オーバメヤン(ドルトムント/ガボン代表)
アルカディウシュ・ミリク(ナポリ/ポーランド代表)
オーバメヤンは常にレアルマドリード移籍が噂される候補の1人。とはいえ、あまり利他的に振る舞えるタイプではなく、ベイルやロナウドとプレーするのは難しいかもしれません。
近未来への投資とするならば、ナポリのミリクは若手FWでの中では世界的にももっとも才能に満ちた選手の1人。186cmと大柄ながら、中盤に下がったりサイドに流れたりと周囲とリンクするプレーに最大の持ち味があり、ベイルの横でプレーし、このウイングの得点力を活かすには最高の人材といえるかもしれません。ポーランド代表では既に主力でユーロも経験。そして、今夏アヤックスからナポリに移籍し、イグアインの後釜として良いプレーを見せています。
現状はベンゼマとモラタが幅を効かせているポジションなので、補強は急務ではありませんが、2017年に30歳になるベンゼマの後継者探しはそろそろ始めなければなりません。
以上がレアルマドリードの補強リストに噂されている選手たちです。
レアルマドリードは2017年の補強をFIFAから禁止されており、2018年は20代中盤の即戦力が補強リストの上位に入ってくると噂されています。だだし、2018年までに30前後に到達するオーバメヤンや、サン・ホセはどうしても難しくなるかもしれません。(共に1989年生まれ)
そして、下のリンクではクラブワールドカップを戦うために来日するレアルマドリードのメンバーリストが書かれています。レアルマドリードの現有戦力を知る上でも非常に役に立ちますし、どんな戦い方をするのか知ることもできます。この記事を読めば、クラブワールドカップが何倍も楽しくなるでしょう。
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