どれほど待ったのか、もはやわからなくなっていました。
それほど長い間、内田篤人はピッチから遠ざかっていました
しかし、12月8日ヨーロッパリーグ・グループリーグのシャルケ対ザルツブルク戦で…
内田篤人は1年8ヶ月ぶりに復帰します!
2015年3月に右膝を負傷して依頼、復帰が伝えられては、延期となるのが何度も繰り返されました。
一体、内田篤人が復帰するまでにはどのような経緯があったのでしょうか…
もしあなたがこの記事を読めば、内田篤人に何が起こったのか、そして復帰までの出来事や、復帰直前の内田篤人の最新情報まで知ることができるでしょう。
内田篤人の復帰が近いと言われる理由!
シャルケの内田篤人は結局今シーズンの全ての試合を棒にふることになりました。そして日本代表においてもワールドカップ予選のほとんどを欠場しています。そう、内田篤人はこの一年全く試合に出場していないのです。
現在噂されているのは6月のキリンカップでの復帰です。日本に加え、ブルガリア、デンマーク、ボスニア・ヘルツェゴビナが参加するこの大会が内田篤人復帰のエックスデーと言われています。
しかし、実際は今年1月末のシャルケのリーグ後半戦の開幕戦が内田篤人の復帰の目安だと言われていました。現にその時期にはシャルケでの練習には復帰しており、シャルケのブライテンライター監督もこの時期の復帰に含みを持たせていました。しかし、そこから復帰はずれ込んでしまい、3月のシャルケでの復帰が現実的だと言われていました。この時もシャルケの練習には参加しています。
そして、この復帰すらも叶わないことが発表されると、先日内田篤人のファンにとっては非常に残念なお知らせが届きました。
それは今シーズン中の復帰は絶望というものでした。
2015年の3月にシャルケでの試合に出場して以降、一切の試合に出ていない内田篤人。この怪我の容態や、ここまで復帰が叶わなくなった経緯はどうなのでしょうか?
なぜ、内田篤人の復帰にはここまで時間がかかったのか?
シャルケ内田篤人の怪我は当初右足の筋肉系の怪我と言われていました。それが2012年頃から頻繁に繰り返されていくようになったのです。シャルケでもその都度欠場しては復帰というのを繰り返していました。復帰してからは安定したパフォーマンスを見せて、シャルケの右サイドバックのポジションはこれまで誰にも譲りませんでした。代表でもそれは同様で、酒井高徳と酒井宏樹が内田篤人が不在の右サイドバックのポジションを争っていましたが、結局どちらもハリルホジッチ監督を満足させられないでいます。
しかし、2015年の3月にアナウンスされた欠場の原因は右膝の膝蓋腱の怪我というもので、復帰までは6ヶ月を擁するとシャルケから一報が伝えられていました。
恐らく右膝を庇いながらトレーニングや試合を行っていた影響で別の箇所に影響が出たのでしょう。これまで小さな怪我を繰り返しては復帰してきた内田篤人ですが、ついに大きな怪我に見舞われることになりました。また、試合数の多さも、内田篤人に大きな負担をかけていました。
毎シーズン、シャルケで40試合近くをコンスタントに戦い、2ヶ月に一度は日本代表に招集されて長時間のフライトを強いられます。このような日程でプレーを続けながらコンスタントに安定したパフォーマンスを披露してきた内田篤人の安定感は特筆に値します。それでも右膝の容態は慢性的に悪化していました。
膝蓋腱の炎症が内田篤人に与えた影響…
内田篤人が右膝の膝蓋腱に抱えている炎症は、サッカーやバスケットボール、バレーボール選手には非常に多い怪我です。この膝蓋腱は膝下の骨や筋肉を吊り上げながら、大腿の筋肉を支えたり収縮を手助けするような役割を果たしています。膝の酷使が激しいスポーツ選手は、この膝蓋腱の付近の軟骨が磨り減ってしまい、炎症を起こすということが非常に多いのです。
中には膝の皿を丸ごと摘出してしまうようなサッカー選手もいます。また、膝の怪我が治らずに復帰できず引退を強いられる選手も少なくありません。そして、内田篤人の場合も引退の可能性が噂されています。
多くのサッカー選手の膝を治した秘密!
3月にシーズン中の復帰が絶望だとシャルケからアナウンスされた時、内田篤人には引退の噂も流れました。
やはりこれだけ膝の怪我が長引くと一般的には完治せずに復帰できず引退という選手が多いのです。現在の医学が発達した世の中でもサッカー選手の膝の怪我を完治させるのはなかなか簡単な事ではないのです。
一時期は靭帯系の怪我には馬の胎盤のエキスを使った治療法が復帰に向けて効果てきめんであるという噂が流れ、その専門医までもがいるとサッカー界で大きな話題になりました。靭帯系の怪我から復帰できるということはサッカー選手やクラブにとって非常に有益だからです。
しかし、この治療法に対して真っ向から異を唱えたのがアーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督です。この知将は馬の胎盤を使った回復メソッドは胡散臭いと話し、それ以降この治療法は人々の記憶の彼方に消えて行きました。
アーセナルには今も昔も非常に多くの負傷者がおり、果たして本当にヴェンゲルの主張が正しかったのかどうかはわかりません(苦笑)
なぜ、内田篤人不在のシャルケは崩壊したのか?
一報のシャルケは内田篤人不在の状態が続き、ブンデスリーガでは7位につけています。
これは近年の常に上位戦線に加わっていたシャルケにとっては非常に厳しい状況と言わざるを得ません。内田篤人が復帰するまでの間にシャルケはブラジル人右サイドバックのジュニオール・カイサラを獲得。ひとまずこの男が無難なプレーを見せており、内田篤人不在の穴を埋めています。また、中盤とのマルチロールである元ドイツ代表のサシャ・リーターも獲得しており、右サイドバックは内田篤人が復帰するまでの間、この二人で賄っています。
しかし、内田篤人不在以上にシャルケは深刻な問題を抱えています。それはキャプテンのベネディクト・ヘーベデスの故障です。このドイツ屈指のディフェンダーは復帰までにあと数ヶ月を擁すると言われており、夏にフランスで行われるユーロへの出場も怪しいと言われています。
また今夏には契約が切れるカメルーン代表のDFジョエル・マティプのシャルケ退団が決定済み。現在のシャルケの主力でヨーロッパでも戦える能力を持った選手はロマン・ノイシュテッターくらいでしょうか?しかしこの長身も実は本来守備的MFの選手であり、最終ラインでの起用にはあまりなれていません。今夏には最終ラインのテコ入れが避けられない状況になっています。
現在はスリーバックを主に用いて、本来は守備的な中盤の選手で司令塔タイプであるヨハネス・ガイスをスリーバックの中央で起用して、最終ラインの頭数不足を補っています。とはいえ、このガイスは小柄でフィジカルが強いタイプではなく、フォアリベロには適正があり、組み立ての貢献度が高いとしても、対人プレーにはやや不安が残ります。資金的にさほど恵まれているとは言えないシャルケが今夏に大補強に打って出るか?それとも内田篤人やヘーベデスなどの主力の復帰を待つのか、非常に興味深い状況です。
内田篤人が復帰をあきらめなかった理由!
内田篤人の復帰に関しては悲観的な憶測が大勢を占めていますが、過去には膝の大怪我を克服して復帰し、全盛期のパフォーマンスを取り戻した選手がいました。
それは過去に名古屋グランパスでも指揮をとった元ユーゴスラビア代表のドラガン・ストイコビッチです。1990-1991シーズンにフランスのマルセイユに所属していたストイコビッチは、メス戦で左膝にキャリアを左右するほどの大怪我を負います。
しかし、その後懸命なリハビリに耐えて復帰したストイコビッチはJリーグに参戦するとその繊細なテクニックで人々を魅了。
未だにJリーグ初期の伝説的な選手として知られています。大の親日家としても知られており、日本での人気が非常に高いお方です。内田篤人もこの偉大な先達のように華々しく復帰することが出来るのでしょうか?
日本代表のファンが内田篤人を望む理由!
本日はシャルケ内田篤人の復帰の可能性と現在の容態についてお伝えしました。
日本代表へのデビューが非常に早かった内田篤人は10代のころからJリーグやシャルケでの数多くの試合に出場し、酷使されてきました。現在の膝の容態は非常に良くなく、軽めのトレーニングをシャルケで始め、復帰へのスタートを切ったように見えましたが、再びリハビリ生活に逆戻りしています。
今のところシャルケでの新シーズンの始まりか6月の日本代表が欧州の強豪と相まみえるキリンチャレンジカップでの復帰が目標と言われています。とはいえ、復帰するまでに1年以上の期間がかかったので、肉体的なコンディションや試合勘を取り戻すには一定の時間を要するかもしれません。果たして内田篤人は復帰を果たして、シャルケと日本代表の救世主となれるのでしょうか?
特に日本代表にはやはり内田篤人の復帰が必要不可欠です。内田篤人健在時の守備の安定感や一つ一つのプレーの安定感、そしてビルドアップの質の高さは、いなくなって初めてその重要性に気づかされました。また、シャルケでも怪我人や退団する選手の影響で起用できるDFは何人いても良いくらいの状況です。果たして、内田篤人は華々しく復帰し、再び日本代表やシャルケの戦力となってくれるのでしょうか?本日はシャルケ内田篤人の復帰についてお伝えしました。
内田篤人が復帰すると聞いた時、誰もが無理だと言った。でも彼が走り始めると…
シャルケの内田篤人が練習に復帰したことで大きな注目を集め、そして何より内田篤人の復帰を待ち望んだサポーターを大いに喜ばせています。
6月3日から6月7日までの間に行われるキリンカップの招集メンバーに、内田篤人の名前があったのです。この内田篤人復帰の一報に国内外のメディアやサポーターも含めて大きな喜びを示しました。ただし、今回の復帰はあくまで練習に参加し、日本代表のチーム内においてコミュニケーションを深めることが目的となっています。そのため、ハードな練習は行わず、もちろんキリンカップにもメンバーとしては登録されていないので、試合にも出場はしません。つまり本格的な復帰はもう少し先になるということなのでしょう。
同じ理由でマインツに所属する武藤嘉紀も招集されてはいますが、本格的な練習には参加していません。
1年目のマインツで素晴らしい活躍を見せたこのアタッカーは、内田篤人と同じく右膝の靭帯を怪我したことにより負傷離脱していましたが、こちらも復帰に向けて大きな一歩を踏み出しました。長いシーズンが終わったことでコンディションの不安とと膝の調子が良くない本田圭佑も含めた3人は現在は別メニューで調整しているということです。
本田圭佑は膝の裏に痛みがあるということで、キリンカップの出場自体に疑問が投げかけられているようですが、9月から始まるワールドカップ予選にはしっかりと間に合わせてくるでしょう。
ハリルホジッチが内田篤人を復帰させた理由!
シャルケ内田篤人の日本代表の全体練習への復帰は、この男がきたるロシアワールドカップの最終予選における重要なメンバーとして認識されている証拠でしょう。
日本代表を率いるハリルホジッチ監督は「クラブでプレーする機会を得ていない選手は原則的に招集しない」という意向を示しています。
内田篤人はこれまで怪我により、シャルケでのプレーはもちろん日本代表での招集も見送られてきました。この復帰による焦点は、
1年以上に渡る離脱から復帰した内田篤人が戦力として含まれているか
ということになるでしょう。日本代表における右サイドバックのポジションは頭数こそ揃っており、比較的層の厚いポジションではありますが、質は内田篤人を欠くと大きく落ちてしまうのが実情です。そのため、内田篤人の復帰は戦力的に大きな効果をもたらします。
あえて怪我の状態でも日本代表の練習に復帰させ、チームの一員としての意識をさせるのがハリルホジッチ監督の目的なのかもしれません。今はランニング中心の練習になっていますが、本格的な練習に復帰させるのは少し先の話になるでしょう。日本代表としての復帰は11月の日本代表としての2016年の最終戦になるでしょうか?
内田篤人はいかにして膝の怪我から立ち直ったのか?
いずれにせよ一年以上にわたる大怪我から復帰への第一歩を果たした内田篤人ですが、報道陣に対して胸のうちを告白しました。まず、内田篤人は怪我の状態ながらもチームの状態を知ってもらい、一員としての意識を持ってもらいたいとの意味を込めて自分を召集してくれたハリルホジッチ監督に感謝の言葉を述べました。
「一人でリハビリをやるより、外でみんながサッカーをやっている中、同じグラウンドでやらせてもらえるのはありがたい」
内田篤人はこう話したようにリハビリというのは一人で行うより、複数人で行うほうがよいと言われています。リハビリはどうしても孤独な戦いになりがちなため、肉体的というよりも精神的に選手が消耗してしまうことが多いのです。サッカーの世界では内田篤人と同じような怪我から復帰することができずに、そのまま引退という道を選択した選手もたくさんいるのです。それだけリハビリという営みは精神的に過酷なのです。現に内田篤人ははーどなメニューをこなしている日本代表の同僚たちをちゃかすなど、「らしい」一面を見せています。どうやら、この合宿を通して日本代表チームの一員であることを強く認識し、精神的にも明るさを取り戻しつつあるようです。
一方で当選1年以上戦列を離れたことによる焦りもあるようです。本人はこの一年間の離脱を彼らしい表現でこのように語っています。
「サッカー選手自体、現役でやれる時間が少ない中で、1年、2年を無駄にするのは、普通の社会人で言えば10年ぐらい何もしていないということ。取り返すのは大変だけど、やらないといけない」
特にサイドバックというポジションは現代サッカーにおいて最も重要なポジションのひとつだと言われています。攻守の切り替えを担い、守備的にも攻撃的にも振舞えなければいけません。スタミナやクロスの精度は当然必要で、1試合に何十回もスプリントとランニングを繰り返さなければならない過酷なポジションなのです。そんな精神と肉体の充実が不可欠なポジションで内田篤人は、1年以上も欠場していたのです。しかも27歳~28歳というサッカー選手としては最も脂が乗る時期を棒に振ってしまったのです。そのことは恐らく内田篤人もわかっているはずで、この喪失は本人にとっても非常に辛いことでしょう。また、日本代表でもシャルケでも新戦力の台頭があり、うかうかしていられない状況にもなりました。果たして復帰して怪我をする前の状態に戻ることができるのか?これからさらにハードなリハビリで自分自身を追い込み、過去の自分に追いつかなければなりません。
シャルケが内田篤人の復帰を心待ちにする理由!
一方で内田篤人の復帰を心待ちにするシャルケは、ドタバタと慌ただしいオフを過ごしています。
一昨シーズンに昇格組のパーダーホルンをブンデスリーガで躍進させていたブライテンライター監督が解任となったのです。解任の理由は、内容の不甲斐なさです。
ブンデスリーガでは5位と及第点の成績を残したシャルケですが、終盤10試合で全て失点するなど守備陣が崩壊しました。この増加傾向にあった守備陣の中からカメルーン代表DFジョエル・マティプがリバプールに移籍することになっているので、さらなる弱体化が懸念されているのです。
内田篤人が仮に復帰したとしても、最終ラインの補強は必要不可欠でしょう。キャプテンのヘーベデス、左サイドバックのコラシナツ、そして昨シーズン新加入ながら結果を残したカイサラなどタレントはそれほど悪くありませんので、もう一枚か二枚信頼できる高品質なタレントの獲得と組織の整備が急がれています。ゴールキーパーは十分信頼にたるラルフ・フェールマンです。新監督はアウクスブルグを脆弱な戦力ながら今シーズンも残留に成功させたマルクス・ヴァインツールの就任が決定しています。
シャルケの前線はフンテラールにチュポ・モティングと戦力が充実しているだけに今夏の課題は一にも二にも守備ということになります。とはいえ、ヴァインツールは今シーズンのアウクスブルグで52失点を喫しています。果たして守備陣の立て直しが急務なシャルケの監督に適任だったのか、やや疑問符がつきます。
また内田篤人がシャルケに入団した経緯を考えると悲しいことではありますが、ホルスト・ヘルトも辞任の意向を表明しています。
ここ数年は若手の台頭こそ著しかったシャルケですが、獲得した新戦力がなかなか思うような結果を残すことができず、批判を浴びていました。過去には元スペイン代表FWラウールやオランダ代表FWフンテラール、ペルー代表FWファルファンなど、優秀な人材を限られた財力で獲得してきたヘルトですが、今シーズンはその眼力に衰えが指摘されてきました。ちなみにこのヘルトは来シーズンからフランクフルトの要職に就くと言われています。内田篤人の次は長谷部誠の上司ということになるのかもしれません。
いずれにせよ内田篤人が復帰するシャルケは過度期を迎えていることは確かです。
恐らくチームが安定感を取り戻すまで時間を要するであろうシャルケで、果たして内田篤人は出場機会を得て、かつ活躍することができるのでしょうか?バイエルン、ドルトムントが2強を争う構図は来シーズンもわからないかもしれないので、同格には守備意識が高い内田篤人を、格下やディフェンスが脆弱なチームにはカイサラをといった使い分けがなされれば、内田篤人としてもコンディションを取り戻しやすいかもしれません。
なぜ、鹿島が内田篤人のサポートを申し出たのか?
新しいシーズンへの開幕に向けて復帰へ勤しむ内田篤人ですが、強力なバックアップを得られることになりました。
それは、内田篤人の古巣でもある鹿島アントラーズが、内田篤人のリハビリをサポートすることを宣言したのです。鹿島アントラーズといえば、内田篤人が2010年まで過ごしたJリーグトップクラスの強豪です。
これまで内田篤人は復帰については、シャルケの練習場がるゲルゼンキルヘンと日本を行ったり来たりして、治療の経過を見てきました。基本的には日本代表のメディカルスタッフがサポートしていたのですが、これからはサポートチームに鹿島アントラーズのメディカルチームが加わることになったのです。
また、リハビリの際に行うランニングや筋力トレーニング、プールなどのトレーニングも鹿島の施設内で行うことになっており、復帰へ向けて全面的に古巣がサポートしてくれることになっています。内田篤人やシャルケにとってこれほどこころ強いパートナーはいないでしょう。
鹿島はJリーグでもトップクラスの充実した練習環境を誇るチームで、リハビリ施設も同様に充実しているからです。現在J2の北九州に在籍している鹿島OBの本山雅志選手は古くから膝に爆弾を負うなど、長く怪我に苦しめられましたが、彼をサポートし続けたのが、鹿島のメディカルチームです。また、小笠原や中田浩二(既に引退)などベテランが長くプレーし続けることが出来たのは、いかに鹿島のメディカルチームが優秀であるかの証拠といって良いかもしれません。
内田篤人にとってもプレーしなれた古巣でのリハビリとなれば、落ち着いて取り組めることは間違いないでしょう。充実した環境であれば、復帰が早まるのは間違いがありません。内田篤人の復帰はさほど遠くはなさそうです。
これが鹿島が内田篤人に手を差し伸べた理由だ!
それではなぜ鹿島は内田篤人へのバックアップを名乗り出たのでしょうか?それには鹿島とシャルケ、そして内田篤人の三者による深い絆があったからです。
内田篤人は現在シャルケと2019年までの契約を残しています。2010年に契約した、このシャルケに対して内田篤人は特殊な契約を結んでいます。それは、「退団するときは必ず移籍金を残すこと」そして、「その移籍金の一部は鹿島に支払われること」というものです。
内田篤人はクラブとの繋がりを非常に大切にする、実は温情に厚い男なのです。
例えば、現バイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキはドルトムントから移籍する際に、「チャンピオンズリーグで優勝できるクラブに行きたい」と古巣とはライバルクラブのバイエルンを選択しました。しかし、2シーズンをバイエルンで過ごしブンデスリーガでのプレーに満足すると、現在はレアル・マドリーへの移籍を望んでいると言われています。この噂が真実かどうかはわかりませんが、レバンドフスキは「節操がない」と批判の対象になっています。
また、本田圭佑のロシアでは古巣CSKAモスクワのファンから批判を受けています。
CSKAのギネル会長は本田圭佑が移籍するならば、移籍金を残して欲しいと希望していましたが、本田圭佑は移籍金を残さずに契約満了で退団しています。これに関しては移籍したミランとの兼ね合いもあるのですが、本田圭佑がミランへの移籍を希望したのに対し、当のミランは移籍金での本田圭佑獲得を狙っていたのでした。移籍金が発生する取引のテーブルにはつかなかったと言われています。
一方の内田篤人はシャルケと鹿島に必ず移籍金が発生するような契約を締結、シャルケのホルスと・減るとGDはこの内田篤人の希望に対して「感謝する」と述べて、握手まで交わしました。
近年のブンデスリーガは育成が非常に充実しており、毎年のように優れた才能を持った選手がそこかしこに台頭します。
内田篤人もそうですが、香川真司もドルトムント、セレッソとの三者間に同じような契約を結んでいます。香川真司はセレッソからドルトムントに移籍する際の移籍金はわずか4000万しかありませんでした。しかし、ドルトムントが他のクラブに香川真司を売却する際には、その移籍金の一部がセレッソに支払われる決まりになっていたのです。つまり2012年に香川真司がマンチェスターユナイテッドに移籍した際には22億円といわれた移籍金の一部がセレッソに支払われているのです。
内田篤人は2010年のシャルケ加入以降、移籍はしていませんが、古巣にお金を残す契約を結んでいるのです。
そのため鹿島はその感謝も込めて、内田篤人のリハビリをバックアップする姿勢をは表明しているのです。鹿島においては小笠原や中田浩二も欧州での挑戦を終えた後には鹿島に復帰しています。あるいは内田篤人も同じ考えを持っているのかもしれません。Jリーグでプレーするなら鹿島しかない、内田篤人の頭にはそんな思いがあるのかもしれません。
最新情報!内田篤人が復帰する決定的証拠がコレだ!
この一報を聞いたときには本当に言葉が出ませんでした。
本当に長い間、私達ファンは待ち望んでいたからです。
10月初頭に復帰に太鼓判を押せる検査の通過がシャルケから発表されましたが、それでも実践への復帰は2017年も入ってからだと噂されていたからです…
しかし、かなりハードなトレーニングで膝の周辺の筋肉を強化。そして何試合かの紅白戦もこなし、ついにシャルケのアクセル・シュスターSD(スポーツディレクター)から復帰へのゴーサインが出たのです。
こちらがシャルケのシュスターSDの内田篤人の復帰を明言する言葉です1
「おそらくは来週にも再び、シャルケのユニフォームに身を包んだ内田篤人の姿を目にすることになるだろう」
復帰への舞台となるのは、ヨーロッパリーグのシャルケ対ザルツブルク戦。
すでにシャルケはヨーロッパリーグで首位通過を決めています。そのためこの試合は消化試合となり、復帰したばかりの内田篤人が試合勘を試すには格好の舞台となります。この試合は日本時間の12月8日木曜日の早朝3時頃行われる予定です。
ちなみにザルツブルクには日本代表のチームメイトである南野拓実が在席。
対戦チームとして内田篤人の復帰に華を添える活躍を期待しましょう。
当初、内田篤人のシャルケでの復帰については12月3日のフライブルク戦ということもアリ得るという見通しもありましたが、重要なリーグ戦で長期離脱から復帰したばかりの内田篤人をシャルケは起用する意向はなかったようです。
いずれにしても、内田篤人がいよいよ本格的に復帰するのは間違いないようです。
そして、シャルケ内田篤人の復帰が成し遂げられるとなると、期待がかかるのは日本代表での復帰。
日本代表としては、2017年3月に親善試合とワールドkップのアジア最終予選が行われます。
ワールドカップ予選での復帰は、内田篤人の調子次第ということになると思われますが、親善試合には出場すると憶測されています。
アジア最終予選を戦う日本代表にとって内田篤人の復帰は大きな戦力になります。
特に3月の試合は因縁深く、狡猾なUAEとのアウェーでの戦いとなります。灼熱と大声援がこだまする超アウェーの環境で内田篤人の経験と堅実さは大いにモノを言います。
果たして、日本代表に復帰した内田篤人の姿を見れるのはいつになるのでしょうか…
そして下のリンクには内田篤人を支える奥さんとのエピソードが書かれています。もうすぐ父親になるとまことしやかに噂されている内田篤人。果たして、奥さんとはどのような関係だったのでしょうか?
よく読まれている記事
→復帰間近の内田篤人がもうすぐ父親に!?かわいい奥さんとのエピソード!