本田圭佑が持つオーストリアのクラブチームとは?その謎に迫る。

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今日は本田圭佑のオーストリアのクラブチームの謎に迫ります。いまや日本代表の顔となった本田圭佑が、オーストリアのクラブチームのオーナーであることを、あなたは知っていましたか?
本田圭佑のクラブチーム・オーナーとしての顔に迫ります!

タイムリーな話題ではオーストリア代表の特集も。
ユーロ予選で大躍進し、見事本戦への出場権を得たオーストリア代表に迫ります。
今勢いに乗るオーストリアに注目しない手はない!

本田圭佑がオーストリアに保有するクラブチームとは?

みなさんは本田圭佑がオーストラリアのとあるクラブチームのオーナーであることをご存知ですか?
実は本田圭佑は日本代表の顔にしてクラブチームのオーナーという、経営者としての顔も持っているんです.

そのクラブチームの名前はSVホルン。
ホルンはオーストリアの首都・ウィーンから車で1時間ほどの街です。
SVホルンはオーストリアの3部リーグに所属する小さなクラブチームです。

3部と4部を行ったり来たりするいわゆるエレベーターチームとも言われる、クラブチームですね。
最高でも2部リーグまでのプレーしか実績がない本当に小さなクラブチームです。
ホームスタジアムも3500人しか収容できません。

しかし、このSVホルンというクラブチームは、カップ戦では2008年にオーストリア・カップを制した実績も持っています。

本田圭佑はなぜ、このクラブチームの経営者になったのか?

今夏、本田圭佑が経営する会社がこのSVホルンの株を51%取得し、本田圭佑が実質的なオーナーになりました。
それでは、なぜ本田圭佑はこのオーストリアの小さなクラブチームのオーナーになろうと思ったのでしょうか?

サッカーの強豪国とは言えないオーストリア

あなたはオーストリアと言ったら何を思い浮かべますか?
やはり音楽ではないでしょうか?
シューベルトモーツアルトなど、多くの有名な音楽家を生み出したのが、このオーストリアという地です。

サッカーでは代表チームもクラブチームもさしたる実績は今のところありません。
時々、オーストリア・ウィーンなどの国内の強豪チームがチャンピオンズリーグのグループリーグに登場するくらいです。
しかし、そのほとんどが敗退し、ヨーロッパリーグなどに回ります。
しかもそのヨーロッパリーグでもさしたる実績はないのが、オーストリアのクラブチームの現状なのです。
日本人としては、元日本代表のキャプテンである、宮本選手サントス選手がかつてザルツブルクというクラブチームに所属していました。
現在でも先日日本代表に招集された南野選手が所属するクラブチームでもあります。

オーストリアの代表チームは2008年にスイスと共にユーロを共催しましたが、グループリーグ敗退の憂き目に遭いました。
この時のオーストリア代表はスター選手もおらず、史上際弱の開催国とも揶揄されていました。

近年は育成で光が

しかし、そんなサッカーの弱小国として陽の当たらない日々を過ごしてきたオーストリアにわずかながらが射し込みます。
なんと2016年にフランスで行われるユーロへの出場が決まったのです☆
しかも強豪ロシアやスウェーデンを抑えてダントツのトップで予選を突破しました。

その中心にいるのが、バイエルンのアラバです。
若干23歳の選手ですが、バイエルンでもすでに中心選手。バイエルンというクラブチームは世界屈指の財政規模をもつ名門中の名門クラブチーム。そんなバイエルンには世界中からトップクラスの選手が集まってきますが、アラバはまだ23歳にもかかわらずこのビッククラブの中心的な存在になっています。しかもバイエルンを率いているのは世界最高の戦術家であるグアルディオラ監督。その智将に目をかけられているのだから、いかにこのアラバがすごいかがわかると思います。
しかも複数のポジションををこなせるマルチロールであるアラバは、サイドバック、センターバック、守備的MF、サイドハーフ、インサイドハーフと、ウイングバックとこなせる多くのポジションに対応可能です。
本職はサイドバックですが、オーストリア代表では主に守備的MFの役割を担っています。
最大の持ち味はスピードと精度の高い左足のキックです。
すでの左サイドバックとしては、レアル・マドリーのマルセロに並び立つ世界屈指の実力者で、一部には既に世界一という評価もあります。
この飛ぶ鳥を落とす勢いで成長する若手に、多くのメガ・クラブが注目していますが、バイエルンにはこの金の卵を売り渡すつもりはないようです。
バイエルンのグアルディオラ監督のもと、多くのポジションで試され芸を広げているアラバは既に世界最高クラスの選手の一人といって過言ではないと思います。

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このアラバの他にも、シュツットガルトというクラブチームで日本代表の岡崎と共にプレーしたハルニクや、世界のビッグクラブが注目するDFドラゴビッチなど多くの優秀な選手を抱えているのです。
それから昨シーズンまで岡崎と、今シーズンは武藤とマインツというクラブチームでプレーするバウムガルトリンガーもオーストリアの主軸選手です。
長い名前の選手ですが、ぜひ覚えてくださいね(笑)このバウムガルトリンガーは現在マインツのキャプテンを務めるほどのリーダーシップを持った選手で、主にボランチの位置でプレーします。ボールを奪ってからの攻め上がりが最大の持ち味で、印象的なドレッドヘアーなので、遠くからでもすぐにわかる選手だと思います☆
また、現在レスターで岡崎と、昨年までシャルケで内田とともにプレーしたフクスという選手にも注目です。破壊力抜群の左足が武器のサイドバックで、代表チームだけでなく、クラブチームでもプレースキッカーを任されることが多々ある選手です。それからストークシティというクラブチームに在籍するアルナウトビッチも個人的にお勧めの選手です。イブラヒモビッチと同じく、旧ユーゴ系の選手で、その先輩に似て大柄でテクニックがあるという非凡なストライカー。若かりし日に得ていた評価を26歳になって確立できてはいませんが、それでも巨体のわりにサイドアタッカーまでこなせるという高い機動性は注目に値します。イブラ2世と言われたその潜在能力を始めての大舞台で見せ付けてほしいですね☆
ブレーメンでプレーするユヌゾビッチブンデス屈指のフリーキッカーとして有名です。彼も旧ユーゴ系の選手で、幼少時代にオーストリアに移住し、現在は代表の主軸になりました。28歳と働き盛りで、ブレーメンでも代表チームでもすっかり主軸になっています。
プレミアリーグのワトフォードというクラブチームでプレーするプレードルは屈強なセンターバックで、長くブレーメンでプレーしました。昨シーズンに日本代表の清武選手とマッチアップした際にフェアプレーに徹した清武を試合中ながら賞賛とした熱い男でもあります。

ご覧の通り、オーストリア代表の選手たちは主にドイツのクラブチームでプレーする選手が非常に多いです。今夏はオーストリア代表の主力2名がプレミアリーグへと移籍したので、彼らが今後どのような活躍を見せるのか、期待しましょう☆

オーストリア代表は主に27歳から25歳位の選手が中心となり、彼らにアラバやドラゴビッチといった若い力が加わったチームです。

育成大国オーストリア

ここまで書いてきたようにオースリアは近年、多くの優秀な若手選手を輩出しており、育成の面で大きな注目を浴びています。
今はアラバ以外にはメガクラブでプレーする選手はいませんが、今後増えていく可能性は十二分にあります。
育成した若手選手の輸出先は主にドイツのクラブチームです。

本田圭佑がオーストリアを選んだ理由

本田圭佑がオーストリアのクラブチームの経営に手を出した理由として、育成し将来世界に羽ばたけるような人材を育成する上で、オーストリアというのは非常に魅力的な地だからいうのがひとついえると思います。
また、ホルンという場所はウィーンからも距離が近く、ビッククラブのスカウトの目に留まりやすいというメリットもあります。

またホルンという街は田舎なので、選手が伸び伸びとプレーし、サッカーに集中しやすい環境が整っているという利点もあります。
これは本田圭佑自身が、オランダのVVVという田舎のチームで研磨を研ぎ、成長してきており、その環境がホルンという街やこのクラブチームを選択させた要因とも言えるでしょう。

今後は本田圭佑が輩出したスターが

今後本田圭佑が所有するクラブチームであるSVホルンに所属する選手が、ビッククラブの注目を浴び、スター選手として活躍する日が来るかもしれません。
本田圭佑が今後どのような形でこのSVホルンの強化に携わっていくのか、見物ですね☆

オランダ、ロシア、ミラノと多くのクラブチームで活躍した本田圭佑が自身の経験を、SVホルンの選手に伝えていけるのか、目が離せません。

総括

今日は本田圭佑のオーストリアのクラブチームに関してお伝えしました。
本田圭佑が今勢いに乗るオーストリアのクラブチームに注目して、その育成メソッドに本田圭佑の考えや経験を上乗せし、世界にも通用するような人材を育てていくというビジョンを知ることができました。

サッカーの世界では未来のスーパースター候補が現れては消えていくの繰り返しで、さほど期待されていなかった選手が大物になるという先の読めない世界です。本田圭佑自身も当初はあまり期待されていない選手で、注目もあびていませんでしたが、自分自身の力でライバルを蹴散らし、日本代表のエースやイタリアの名門ACミランに所属するまでになったのです。この経験を糧に若い選手の将来のための礎になろうと本田圭佑は考え、このSVホルンというクラブチームのオーナーになろうとしたわけです。
当然日本代表のことも考えており、このSVホルンというクラブチームには日本人選手も数名在籍しています。例えばこのSVホルンから飛躍し、将来の日本代表や世界に名をとどろかせるような選手が現れてもおかしくはありません。本田圭佑の選択は日本代表の未来も考えてのものでもあったのです。

自分のサッカー選手としての人生をただでは終わらせずに、若い選手や日本代表の未来のために使うという、常に先を見据えて行動する本田圭佑らしい理念を見ることができましたね☆

実は筆者はこっそりと2008年くらいからオーストリア代表を応援していて、昨今の代表チームの躍進をとっても嬉しく思っていました。ハルニクやバウムガルトリンガー、プレードル、アルナウトビッチなど、個人的に好きな選手が多かったし、ブンデスリーガを中心に活躍いして注目を集めている選手も非常に多かったので、いつかオーストリア代表が躍進するのではないかと期待していたのですが、ついに願望が現実のものとなりました☆(笑)さらにグッドニュースは続いて、オーストリアのクラブチームを本田圭佑が経営する会社が買収したと聞き、さらに期待が膨らみました。今後の本田圭佑がどのような経営手腕を発揮してこのオーストリアの片田舎のクラブチームを導いてくれるのか楽しみが増えました☆

いつか本田圭佑が所有するクラブチームから排出されたスター選手をスタジアムで見れる日がやってくるといいですね☆

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タイムリーな話題も

ここまで本田圭佑が所有するオーストリアのクラブチーム・SVホルンについてお伝えしました。

それでは冒頭でお伝えしたとおり、オーストリア代表の特集に行ってみましょう☆

少し古い話題になってはしまいますが、9月のモルドバとスウェーデン代表との対戦し、連勝したオーストリア代表は、見事2008年以来のユーロ出場権を獲得しました☆
特にスウェーデンとの一戦は4-1の大勝を収めています。
前半早々にアラバのPKで先制すると、その後はハルニクとヤンコの重鎮コンビが得点を重ね、最後は再びハルニクがとどめとなる4点目を決めて試合を決しました。終盤にスウェーデンのエース・イブラヒモビッチに決められてしまいましたが、実績で上回るヨーロッパの大国との一戦を大勝で飾り、世界にオーストリアここにありをしめしました。この一戦で大きいのはやはり、堅守を誇るスウェーデンから4得点を奪取したこと、またイブラヒモビッチを要するスウェーデンの攻撃陣を一点に封じ込めたことですね。攻守ともにオーストリア代表が高いレベルにあるチームであることを示した勝利だったと思います。

少し余談になりますが、スウェーデンはオーストリアに敗戦し、またロシアにもグループ2位の座を奪われてしまったため、プレーオフに回ることになりました。相手は北欧のライバル・デンマークになりました。プレーオフに回ったチームの中では特に秀でた戦力を持つ2チームが対戦することになり、どちらかのチームががユーロで見れないということが決まり、とても残念な気持ちです。特にスウェーデンはイブラヒモビッチが代表での最後の戦いともなる可能性がありますので、是非その姿をフランスで見たいですね☆

オーストリアはユーロではさしたる実績がないので、グループリーグから強豪国との対戦が見込まれます。

イタリアとイングランド、開催国のフランスが好調で、前回王者スペインも復調の気配があります。
昨年のワールドカップの王者であるドイツはやや不調ですが、本番までには調子を整えてくるかもしれません。
クリスティアーノ・ロナウド擁するポルトガルもいますね。
オーストリアにとっては厳しい戦いが続くかもしれませんが、今のオーストリアの実力であれば強豪チームもあなどることができないと思います。来年のユーロでオーストリアの実力を見せ付けてほしいと思います。そして、さらに西欧のビッククラブで活躍できるような選手が増えれば、今後オーストリアサッカー界はさらに発展するのではないでしょうか?
そしてオーストリア代表チームだけではなく、クラブチームにも脚光があたればさらに良いのではないでしょうか☆

ザルツブルクには日本代表の南野選手もいますからね、日本代表のためにもオーストリアのクラブチームにも是非がんばってもらいたいですね(笑)

今日のまとめ

今日は本田圭佑のオーストリアのクラブチームにフォーカスしてお伝えしました。

サッカーに関してはなかなか脚光を浴びることのないオーストリアのチームですが、今回は本田圭佑がクラブチームのオーナーになるという話題性がない限りはニュースにもならなかったであろうような話題をお伝えしました。

個人的にもオーストリアは代表、クラブチームともに応援していたので、嬉しい話題が満載でしたね☆
せっかく日本でも注目を集めたオーストリアですから、今後も代表、クラブチーム共に躍進を応援していきましょう☆

今回はあまり取り上げられなかったのですが、本田圭佑が経営しており今回のクラブチームの買収にも一役買った会社についても、いずれお伝えしたいと思っています。国内外でサッカーにまつわるいろいろな事業に関与している会社で、本田圭佑の理念や思いが凝縮されています。日本代表チームの未来の礎にもなるようなプロジェクトなので、是非お伝えしたいと思っております。

それでは本田圭佑追っかけブログ、今日のところは一旦おしまいです☆

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