本田圭佑がボランチに大抜擢!?UAE戦速報!

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本田圭佑にボランチ抜擢の噂がまことしやかに流れています。以前に本人は否定しましたが・・・

なぜここにきて本田圭佑にボランチ抜擢の噂が流れているのでしょうか?

そこにはサッカー日本代表が抱える深刻な問題がありました。しかし、ボランチ抜擢というスクランブルに本田圭佑が適応したとき、この男の評価は急激に上昇するでしょう。

本田圭佑ボランチ抜擢!?

本田圭佑にボランチ抜擢の噂が流れています。

これからアジア最終予選の戦いへと見を置く、サッカー日本代表。

しかし、初戦を直前にして、ボランチのレギュラーである柏木陽介が内転筋の負傷により、戦線離脱というニュースが入ってきたのです。

しかもバックアッパーにはJリーグ復帰後、調子が上がらず、代表不要論まで上がっている山口蛍と、勢いがあるとはいえオリンピック世代で経験不素行が指摘される大島僚太しか残っていません。

そこで名前が急浮上したのが、本田圭佑のボランチ抜擢だったのです。

本田圭佑がいかにボランチに適性があるかは既にこの記事には十分に書かれています。もしこの危機に対して、本田圭佑がボランチへの適性を見せた時には、この男の評価は間違いなくあがり、英雄として今後lもチームを牽引していけるでしょう。

幸い、ボランチのもう一人のレギュラーである長谷部とは共にプレーした期間が長く、連携には問題がありません。この緊急事態に本田圭佑はボランチに大抜擢されるのでしょうか?アジア最終予選の初戦に注目しましょう!

 

本田圭佑の実績

本日は本田圭佑の理想のポジションについて検討していきます☆日本代表の攻撃的MFとして君臨する本田圭佑。今回のテーマは「ボランチ」です。守備的MFといわれるボランチ。果たして本田圭佑はボランチへの適正があるのでしょうか?

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CSKAでも試されたことがあるこの難しいポジションで、本田圭佑は本来の能力を発揮することができるのでしょうか?本日はボランチ本田圭佑としての姿を想像してみましょう!

本田圭佑は1986年に大阪府に生まれました。幼い頃からサッカーに励み、小学校の卒業アルバムには日本代表の選手としてワールドカップで優勝し、イタリアでプレーしたいという夢をつづっています。中学時代にはガンバ大阪のユーズチームに所属していましたが、昇格はかなわず、高校は石川県のスポーツの強豪、星稜高校に進学しました。高校での部活動という回り道を強いられた本田圭佑ですが、抜群の実績を残しました。星稜高校は野球選手でニューヨーク・ヤンキースや巨人でプレーした松井秀喜選手の出身校として有名な学校です。また、高校時代には日本代表でチームメイトの豊田選手とも一緒にプレーしています。そして、高校時代には奥様の美沙子さんとも出会っています。高校卒業後には名古屋グランパスに入団し、一年目からレギュラークラスとして活躍しました。そして、二年目には完全に主力として名古屋の中盤に君臨しました。2004年の北京オリンピックに日本代表選手として出場しました。当時は攻撃的なMFとしての絶対的な地位を確立したわけではなく、サイドバックやサイドハーフとして起用されていました。本田圭佑はボランチにかぎらず多くのポジションで試されたことがあるのです。そして、2008年にはオランダのVVVフェンロに移籍しました。フェンロではキャプテンとMVPを獲得するほどの実績を残しました。チームは2部への降格も経験しましたが、このレフティのアタッカーは一人気を吐くパフォーマンスでチームを牽引しました。そして、2010年には南アフリカワールドカップに出場しました。このときのポジションはセンターフォワードで、ユース時代のサイドやボランチに続き、再び本職をはことなるポジションでの起用となりました。そしてこの大会でレフティのアタッカーは2得点1アシストの大活躍で世界に注目される存在になりました。特にデンマーク戦で決めて見せたフリーキックは衝撃的で、このレフティのアタッカーの代名詞とも言える武器になりました。そして、CSKAモスクワに移籍していた日本代表のエースはボランチ、サイドハーフ、トップ下など多くのポジションをこなしてみせました。欧州最強のチームを決めるチャンピオンズリーグではスペインの強豪セビージャとの一戦で、フリーキックを決めて、ロシア勢初のベスト8進出に貢献しました。2014年には夢だったイタリアへの移籍をかなえます。しかも、行き先はヨーロッパ屈指の名門ミラン。現在は不振のチームに引っ張られる形で本田圭佑自身も苦戦していますが、赤と黒のユニフォームを着て奮闘中です。

攻撃的ポジションでの起用

このレフティのアタッカーは問答無用で攻撃的なMFです。代表では右サイドでプレーすることが多いのですが、高い得点力と左足のシュートを武器に日本代表の攻撃の中核として君臨しています。特に現在日本代表では5試合連続ゴールの記録を更新中。日本代表の得点源でもあるのです。果たしてボランチ起用で最大のストロングおポイントである得点力は失われないものか・・・

俊敏性の欠如

それでは、ここからは本田圭佑がボランチへのコンバートが噂される理由について検証していきます。日本代表では攻撃の中心として攻撃的なMFの役割を担っていますが、一方でボランチへのコンバートも提起されたことがあります。本田圭佑は得点力こそ高いのですが、俊敏性にやや乏しく、単独で相手を崩すようなドリブルがないからです。通常サイドやトップ下に配される選手は単独でのドリブルをひとつの持ち味にする選手が多いのですが、この金髪のレフティーにはドリブル突破というレパートリーがありません。これがボランチへの転向が期待される理由のひとつです。

ラストパスの精度

またこのレフティのアタッカーには相手の急所をえぐるようなスルーパスやラストパスも持ちあわせておらず、例えば過去にキラーパスでならした中田英寿や中村俊輔のようなアシスト数は記録できていません。これも二列目に配される選手としては不足感を感じざるを得ない能力の欠如です。元ブラジル代表のカカなどは本田圭佑と同じく得点力を最大の持ち味とするトップ下でしたがスルーパスやドリブル突破も大の得意としていたのです。彼らと比較すると、日本代表のエースの局面打開力にやや不足感を感じざるを得ません。これら二点がこのレフティのアタッカーがボランチへの転向を噂される理由でもあります。

ボランチへの適正①守備力の高さ

ここからはレフティのアタッカーがボランチへの適正が高いといわれるポイントをお伝えします。まず、第一に守備力が高いことがこのレフティのアタッカーがボランチに推奨される最大の理由です。やはり現代のボランチはまず守備力が最重要で、一定の守備力を備えた上で攻撃にも関与できる汎用性が求められます。

攻撃的なMFとして育ってきた日本代表のエースですが、攻撃的な選手としては、ぴか一の守備力を持っています。相手の背中を追いかけて自陣まで戻ったり、プレッシャーをかけることを拒否することが全くありません。これが日本代表のエースがボランチへの転向が噂される理由のひとつです。また、対人守備も粘り強く、セットプレーやサイドからクロスが入ったときにはマーカーを捕まえることができます。また、身長の高さやコンタクトの強さもボランチへの適正への高さをうかがわせます。

ボランチへの適正②豊富なスタミナ

ボランチへの適正をめぐる二つ目のポイントが豊富なスタミナです。このレフティーは豊富なスタミナを生かしてピッチのあらゆるところに顔をだす事ができます。特に特筆すべきは守備に従事した後にそのまま駆け上がって攻撃にも参加できる点です。

これは逆のシチュエーションでも同じで、インテンシティの高いプレーを継続することができるのがこのレフティの強みで、現代サッカーにおけるボランチのポジションに求められる資質のひとつです。このレフティであればボランチにコンバートされて、まさしく自陣のペナルティエリアから相手のペナルティエリアの幅までを動き回る、ボックストゥボックスタイプのボランチに成長するかもしれません。イメージ的にはより攻撃性能の高いブラジル代表のフェルナンジーニョといったところでしょうか?

ボランチへの適正③前を向いてしかける勇気

ボランチへの適正をめぐる三つ目のポイントが前を向いて仕掛ける勇気です。攻撃的な選手であれば、相手から逃げずに守備組織に向かって仕掛ける勇気というのは必要なのですが、このレフティはこの精神的な資質を十分に持ち合わせています。元日本代表の中田英寿が認めていたように、本田圭佑は前を向いて進んだときに最も持ち味を発揮することができる選手です。一方で、前述のように単独での突破力には限界があるのも事実です。ボランチでの位置であれば二列目で受けるプレッシャーよりもはるかに小さいそれを受けるに留まります。余裕を持った位置からのしかけであれば、より正確にミドルシュートを狙うことを出来ます。ボランチ起用で攻撃面での相乗効果も狙えるでしょう。ミランも日本代表も三列目の得点力が低いので、レフティのアタッカーのボランチ起用は理にかなっているといえるかもしれません。

ボランチへの適正④ロングパス精度

ボランチへの適正をめぐる四つ目のポイントがロングパス精度です。本田圭佑といえば、左足から放たれるロングキックも持ち味のひとつです。攻撃の最終段階ではロングパスはさほど効果的ではありません。特にさほど高さがないミランや日本代表ではいくら精度の高いロングパスを蹴ることができてもターゲットマンがいないので、宝の持ち腐れになってしまうケースが少なくないのです。ボランチであれば左右広角にロングパスを通すことができます。特に日本代表では遠藤選手が代表から声がかからなくなって以降、絶対的な司令塔といえる選手がいなくなりました。

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先日の代表戦では柏木選手が良いプレー見せましたが、彼はあくまで動き回って無数のショートパスをつなぐタイプ司令塔で、速度とパワーがあるロングパスはさほど得意ではありません。もちろんタイプの違う二人の司令塔の併用も面白いかもしれません。本田圭佑のボランチ起用で攻撃に幅が生まれそうです。

攻撃的なポジションから後退して体制した選手たち

過去には二列目から三列目(ボランチ)にコンバートされて輝きを増した選手が数多くいます。最近ではレアル・マドリーのトニ・クロースがバイエルン時代に勤めたトップ下からボランチにコンバートされて、正確なパスを低い位置から配球する役割を担っています。最近では守備力も増してきて、あるいは近い将来に世界屈指のボランチに大成するかもしれません。若くしてバイエルンで主役を張り、ワールドカップで優勝したドイツ代表でも司令塔の大役を勤めあげましたね☆ブラジル戦での2ゴールも非常によく印象に残っています。体をくの字型に曲げながら丁寧なインサイドキックでゲームを創り上げる姿がとてもエレガントです☆25歳にして既に完成された選手という印象があります。

1980年代から2000年代にかけてスペイン代表とレアル・マドリーで中軸をになったフェルナンド・イエロも元はトップ下として頭角を現した選手でした。その後、ボランチへのコンバートをへて守備力が上昇し、最終的にはセンターバックまでポジションを下げました。守備的な選手ながら、フリーキックやロングフィードなども得意で、PKも数多く任されてきました。元々体格が良かったこともあり、あっという間に守備的なポジションに適応しました。恐らく、トップ下、ボランチ、センターバックとこれだけのポジションをそれぞれ、高いレベルでこなした選手は長いサッカーの歴史を紐解いても多くありません。レアル・マドリーでは3度のチャンピオンズリーグ優勝を果たした偉大なキャプテンです☆スペイン代表としては2002年の日韓ワールドカップでも来日しました。PKを決めるなど活躍が目覚ましかったですね。特に筆者はイエロの強烈なミドルシュートが大好きで、スペイン代表ではラウールに継ぐ得点記録を持っています☆守備的な選手ながらここまで得点力の高い選手はイエロくらいのものでしょう。

そして歴代最高の司令塔ともいえるイタリア代表のアンドレア・ピルロも、本来トップ下の選手でしたがボランチ(彼の場合は中盤の底のアンカーと呼ばれるポジション)にコンバートされて才能が開花しました。正確無比なパスと、試合の流れを正確に読める戦術眼、そして中盤の底から味方FWにダイレクトであわせることができるタッチダウンパスはボランチとしてのピルロの代名詞ともいえる武器になりました。ピルロは2度のチャンピオンズリーグと2006年のドイツワールドカップを制した偉大なレジェンド。未だに現役を続けているという点でも尊敬を集める選手です。また、肉体的な衰えに負けず技術と経験でチームを勝利に導けるのは世界中のどこを探しても彼だけでしょう。それからボランチにコンバートされたばかりの頃は不得手だったデイフェンスも都市をまあ巣ごとに向上させ、司令塔としての読みを活かしたパスカットはまさしく名人芸と呼べる代物で、守備でも十分な貢献ができる彼の総合力の高さが際立ちました。昨年のチャンピオンズリーグの決勝ではバルセロナ相手に奮闘。全選手で一番の走行距離を記録しました。まだまだ若い選手にも負けないくらいのスタミナがあるということですね☆また、試合後の涙も非常に印象的で、筆者もついついもらい泣きしてしまいました。現在は今年フランスで開幕する(テロの影響でテンションが下がってますが・・・)ユーロに出場するかどうかで、議論になっています。イタリア代表のコンテ監督はピルロにイタリアに復帰してもらってプレーしてもらいたいという希望があるようですが、ピルロはもうイタリアでプレーする気はないみたいです。この男をトップレベルの舞台で見れないのは非常に残念ではありますが・・・

トップ下や二列目からボランチにコンバートされた選手たちを紹介してきましたが、ボランチというのは経験が非常にものを言うポジションです。多くの監督のもとで多様な戦術でプレーしてきた経験を持つ本田圭佑ならば、独自の価値を持ったボランチとして大成できるかもしれません。特にすでにCSKAモスクワでボランチでの経験があるこのレフティのアタッカーならば、ボランチというポジションは全くの未経験というわけではありません。しかし、選手としての経験値や能力は当時より格段に上がっているはずで、改めてこのボランチというポジションに挑戦する価値はあるのではないでしょうか?ミランはともかく日本代表はボランチのポジションは層がやや薄いポジションだけにこの男がボランチへの適正を示すのは大いに価値があるように見えます。本人はボランチは嫌だと発言したとかしないとか・・・

ボランチうんちく

ここからはボランチというポジションに関するうんちくをお話ししたいと思います。実は筆者はこの手の戦術的なお話が大好きでございまして…(苦笑)サッカー雑誌を読んでいても戦術に関する記事に思わず目がいってしまうんです!ちょっとマニアックな話になりますがご勘弁を!(笑)ボランチというのは過去には1994年のワールドカップでトレンディになったポジションです。この大会はブラジルが優勝したのですが、この時のブラジル代表のダブルボランチが現代表監督のドゥンガとかつてスペインのデポルティボなどで活躍したマウロ・シルバという選手でした。こちらがドゥンガの現役時代の画像です。

こわ・・・(笑)この2人の持ち味は1にも2にも守備で、相手のオフェンスのキーマンを影のように付きまとっては、徹底的にマークし、削っていきました。この2人の活躍もあり、ブラジル代表は見事ワールドカップで優勝するのですが、攻撃的でテクニックを生かしたサッカーが大好きなブラジル国民からは大ブーイングを受けました。「こんなのはブラジルのサッカーじゃない!」と、未だに国民の中に史上最低の代表チームと揶揄されています。ワールドカップ優勝なんてなかなかできることじゃないのに…それくらいブラジル国民というのは攻撃サッカーにこだわりがあるということですね☆未だにロナウジーニョやロビーニョ、そしてロナウドなどのフットサルに近いようなプレーをするまさしくブラジルのストリート仕込みのテクニックをもった選手が圧倒的に愛されているんですね。そしてこれ以降、ボランチというポジションは相手のオフェンスのキーマンをひたすら潰すというのが仕事であると意味づけられました。この傾向は2000年代半ばまで続きました。守備にも攻撃にも、ピッチのあらゆるところに精力的に顔を出すのがボランチの仕事という概念が定着したのはまだここ数年の話なんですね☆守備に関しては相手のトップ下やインサイドハーフのマーク、バイタルエリア(ペナルティエリアの前)のケア、最終ラインのカバーリングなど多岐にわたり、攻撃では前線への飛び出し、攻撃の組み立てなど非常に多岐にわたるタスクを課せられていることが多く、今や現代サッカーの最重要ポジションはボランチとまで言われているのです。こういう話を知人とかに熱く語ると大体引かれるんですけどね(苦笑)以上、ボランチうんちくでした!

総括~本田圭佑、ボランチへのコンバート~

本日は本田圭佑のボランチへのコンバートの可能性について検証してみました。多くの持ち味を持つこのレフティのアタッカーですが、ボランチにコンバートすることで、さらなる飛躍、成長を見せるのでしょうか?世界には多くの選手がボランチにコンバートされて大成していますので、本田圭佑も是非、ボランチへのコンバートの可能性を考えて欲しいと思います。このレフティのアタッカーも時期に30歳を迎えます。コンバートを経験することで、選手としての寿命が伸びた選手も多いです。ボランチへの転向で延命を考えてみるのも良いかもしれません。是非、日本代表監督のハリルホジッチ監督とミランのミハイロビッチ監督にはこのレフティのアタッカーのボランチ起用を一度検討していただきたいと思います。本日は日本代表のエースのボランチへの適正と可能性について考えてみました。それでは、さようなら☆★

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