レスターの岡崎慎司がプレミアリーグを見事制覇しました!脆弱な戦力で、プレミアリーグが開幕する前は降格候補のひとつとまで揶揄されていたレスターが奇跡を起こしたのです。そしてこのレスターのチームの中心には、
岡崎慎司がいたのです。そんなプレミアリーグの王者に輝いた岡崎慎司を本田圭佑も祝福しました。本田圭佑と岡崎慎司といえば、同世代で日本代表として長らく共にプレーしました。そんな本田圭佑と岡崎慎司は仲良しコンビとしても有名です。この仲良しコンビはこれまで数え切れないほどのゴールと勝利を日本代表にもたらしてきたのです。近年の日本代表が多くの勝利に恵まれたのはやはり本田圭佑と岡崎慎司というこの仲良しベテランコンビによってもたらされたと思います。そしてこの仲良しコンビはお互いにお互いを称えあう仲でもあるのです。本日は本田圭佑と岡崎慎司の仲良しコンビの信頼関係についてお伝えしましょう!
金髪のレフティは岡崎慎司を「○○○○」と・・・
2008年に日本代表デビューを果たしてからというもの、本田圭佑は素晴らしいゴールやアシストでチームを牽引してきましたが、同時にファッションや言動でも多くの人々の注目を集めてきました。中でも本田圭佑の名言は多くの人々の心のバイブルとなり、目にされているのです。そんな本田圭佑は自分自身を
「天才タイプではない」
と貶めたりすることで、逆に発奮材料にすることを慣わしをしてきました。常に厳しいタスクを自分自身に対して課し、時にはビックマウスで人々の批判にあえて身を晒すことで、それを自分自身がフットボーラーとして成長していくための推進力としてきました。そのため、多くのアンチも存在し、その奇抜なファッションや言動も相まって、アンチといわれる人々の言われもない批判に晒されなければならず、図らずも批判の対象やスケープゴートになってしまうのです。それは長友佑都も同じです。底抜けに明るいインテルのサイドバックは本田圭佑とは大の仲良しです。仲良しでありながらも、その信念やスタイルには深く共感し、貪欲に結果を追いお求めていきます。
そしてそれは岡崎慎司も同じです。本田圭佑や長友佑都に比べるとプレーに派手さもなく、そのプレーと同様に見た目も地味。説明がなければ、岡崎慎司が一国の代表チームのエースストライカーとは誰も気づかないでしょう。しかし、本田圭佑や長友佑都とは大の仲良しで志を同じくしています。
岡崎慎司はとにかくタフで90分間足を止めずに走り続けます。日本代表ではゴールを量産していますが、一方でクラブチームでは得点を量産したシーズンというのはさほど多くありません。Jリーグ時代に清水エスパルスでは得点を量産していた時期もありましたが、ドイツに渡ってからはセカンドストライカーや、サイドハーフとしてもプレーした時期があります。シュツットガルト、マインツそして現在のレスターと10ゴール以上の成績を収めたことはほとんどありません。
しかし、岡崎慎司の持ち味は得点力ではありません。前述したようにとにかくタフに90分間走り続けるのです。繊細なテクニックを持っているわけでも、驚異的なスピードがあるわけでもないのですが、とにかく無尽蔵のスタミナを持っています。このスタミナで攻撃時には味方選手の囮になり、得点をサポートすることもあります。そして守備時にはすさまじい勢いで相手のボールホルダーにプレスをかけにいきます。そうすることで、相手はボールを丁寧に操る時間を余裕をなくし、ボールが動く方向を限定することができるのです。今季のプレミアリーグではこの岡崎慎司のチェイシングが功を奏し、相手の組み立てを制限。そうなると次の展開が予想しやすくなり、当然見方の守備陣はあらかじめ予防策を立てられるため、守備が安定するのです。岡崎慎司が所属するレスターは決して豪華な守備陣がいるわけではないのですが、岡崎慎司のチェイシングの効果もあって、今季は守備が安定していたのです。
そしてそんな岡崎慎司を本田圭佑は「へたくそ」と発言したことがあります。もちろんこの発言は岡崎慎司と仲良しだからこそいえるのですが、そのままの意味ではありません。確かに前述したとおり、岡崎慎司は決してテクニックにあふれた選手ではありません。しかし、得点感覚を武器に代表では、エースストライカーの座にまでのし上がりました。本田圭佑はこの仲良しの相棒を例にだして「へたくそでも岡崎慎司のように日本代表のエースになれる」ということを人々に伝えるためにこの言葉を使ったのです。

オーストラリア戦後の岡崎慎司のプレーに本田圭佑も驚嘆
2014年の11月日本代表はホームでオーストラリア代表とのフレンドリーマッチを戦いました。この試合は岡崎慎司のゴールなどで日本代表が勝利していますが、この岡崎慎司が大きな話題を呼んだのです。DF森重からのクロスをにゴール前で受けるとゴールを背にしながらもヒールでオーストラリアゴールに流しこむという高度な芸当をやってのけたのです。
これにはあまり味方をほめない岡崎慎司とは仲良しの本田圭佑も興奮気味で感想を口にしました。
「並大抵の努力じゃない。ストライカーの気質やエゴイストさが磨かれている」
と、この仲良しの相棒を絶賛したのです。いくら仲良しとはいえ、普段は少し落としておいて、肝心なときは褒める(笑)という、本田圭佑と岡崎慎司の仲の良さが伝わってくるエピソードです。
デンマークとの一戦では強烈な仲良しコンビで強烈なインパクトを人々に
みなさんも記憶に新しいかもしれませんが2010年に行われた南アフリカワールドカップに本田圭佑と岡崎慎司は揃って出場しています。このときはこの仲良しコンビも駆け出しの若手に過ぎませんでした。本田圭佑は大会直前に得点力を買われワントップの位置に、岡崎慎司はその脇に入ってセカンドストライカーの役割を任されたのです。この仲良しコンビは急造ながら息のあったプレー見せました。岡崎慎司が自慢のスタミナを生かして、攻守の切り替えに貢献すると、ストライカーの本田圭佑がゴールに迫るという役割分担が明確になっており、仲良しコンビの面目躍如といういった素晴らしい内容でした。また、岡崎慎司とは反対サイドに入って松井大輔も気の効いたラストパスとドリブルで、本田圭佑と岡崎慎司の仲良しにはない独特のリズムとファンタジ-を供給していました。
そしてなによりもこの本田圭佑と岡崎慎司の仲良しコンビが輝いたのがデンマークとのグループリーグ最終戦です。日本とデンマークは共にオランダに敗戦し、カメルーンに勝利していたたため、この直接対決での勝利が決勝トーナメントに進出するための条件となっていました。このデンマーク戦にも本田圭佑と岡崎慎司の仲良しコンビは揃って先発しました。
試合は本田圭佑と遠藤保仁のフリーキックで日本代表が二点を先制する有利な展開でしたが、デンマークがトマソンのゴールで食らいついて行きます。息あがるデンマークに対して日本代表は即座にとどめとなるゴールをお見舞いします。カウンターから左サイドで本田圭佑がボールを受けるとペナルティーエリアに侵入。そして相手DFとGKを引き付けるとワンフェイクのキックフェイントを入れて、中央に走りこんでいた岡崎慎司にラストパス。これを岡崎慎司が無人のゴールに流し込み粘るデンマークに引導を渡したのです。この仲良しコンビの連携には各方面のメディアから賞賛の嵐が巻き起こりました。そしてこちらが決勝ゴールに抱擁をかわすする本田圭佑と岡崎慎司の仲良し名コンビの画像です☆
当時は2010年ということもあり本田圭佑も岡崎慎司も若干若さが残っています。しかし、この仲良しコンビの信頼関係の深さをが伝わってくる画像です。きっとこの画像を見て、あのデンマーク戦の記憶がよみがえってきた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

デンマークとの再戦はかなうか?いよいよキリンカップ開幕!
そして岡崎慎司と本田圭佑の仲良しコンビにとってはあのワールドカップ以来のデンマークとの対戦が直前に迫ってきています。もし6月3日から始まるキリンカップでは日本代表はまず初戦で東欧のブルガリアと対戦します。そして反対側の島ではデンマークがボスニア・ヘルツェゴビナと対戦するのです。日本代表とデンマークが同じ結果であれば、3位決定戦で戦うことになります。できれば決勝戦でみたいのですが・・・
戦前の予想ではやや格が下がるブルガリアにはサブメンバー中心で戦い、決勝戦では岡崎慎司や本田圭佑といった主力を中心に戦うのではないかといわれています。いずれにせよこの仲良しが再びゴールを決めてくれることを願いましょう!
岡崎慎司、レスターでは誰と仲良し?
戦前の下馬評を覆し、プレミアリーグの制覇したレスター。岡崎慎司もその中心にいたわけですが、この日本代表のストライカーはレスターのチーム内で誰と仲がよいのでしょうか?
本人よるとやはり2トップを組むバーディーとは仲が良い様子。この二人は岡崎慎司がサイドに開いて相手を引き付けると、その隙を縫ってバーディーがゴール前に侵入するというプレーが定着しており、この連携が相手チームの脅威になりました。しかし、開幕前にはバーディーがカジノでトラブルを起こした際にアジア系の客に対し、日本人を差別する発言をしたことで、二人の仲を心配する声がありました。しかし、その後バーディーは正式に謝罪し、現在この二人は良好な関係を築いています。まぁ、仲が良くないとあんなに息のあったプレーは見せられません!
そして岡崎慎司は左サイドバックのフクスともの仲良しと言われています。岡崎慎司にして「チームで一番ユニーク」といわれるこのオーストリア代表の左サイドバックは長らく内田篤人とともにシャルケでプレーしました。もしかしたら聞いたことがあると感じていた人もいるかもしれませんが、実は日本人選手とプレーしていたんですね。そして現在はレスターで岡崎慎司と非常に仲が良いようです。この人は、ラニエリ監督が30歳の誕生日を祝福するパーティーに参加したことでも有名な人ですね。実はラニエリ監督は日にちを間違えていて、会場に行っても誰もいなかったんだとか、その後翌日に行われることを聞き、翌日にもその店に足を運んだというから、この老将の人柄の良さが伝わってくるエピソードです(笑)。これくらいチームメイトもスタッフも仲が良くないとプレミアリーグ優勝は果たせなかったかもしれません。レスターというチームの仲の良さが伝わってきますね。
レスターというチームの仲の良さや結束の固さが伝わってくるのは、今夏の移籍市場で主力が軒並み残留を宣言していることです。当然レスターよりも高い給料を保証するクラブはいくらでもあるのですが、「レスターでチャンピオンズリーグを戦いたい」と多くの選手が表明しているのです。このチームはよっぽど仲が良いみたいですね!

総括~仲良しコンビ・本田圭佑と岡崎慎司~
本日は本田圭佑と岡崎慎司の仲良しコンビの関係性についてお伝えしました。本田圭佑は岡崎慎司を「へたくそ」と言うこともありますが、それは不屈の努力を重ねてきた岡崎慎司に対する敬意が込められていたようです。現在日本代表はハーフナーの復活や小林といった経験の浅い戦力も含めた新戦力が台頭してきています。しかし、この仲良しコンビの地位は磐石であり、今後はこの仲良しコンビの後継者の選定と育成が必要になってきます。未来の日本代表を引っ張るようなゴールデンコンビの誕生は実現するのでしょうか?本日は本田圭佑と岡崎慎司の仲良しコンビについてお伝えしました。
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