あなたは見ましたか?
本田圭佑がロシアワールドカップのセネガル戦で、ゴール後に敬礼ポーズを披露したのを…
劇的な同点ゴールだっただけに本当に興奮しましたよね!
でも、あの敬礼ポーズ、実はすっごく危険な行為だったって知っていましたか…?
なぜなら…
過去には敬礼ポーズをしたことで、厳罰を下されたサッカー選手がいたんですから…
この記事では本田圭佑の敬礼の理由と、いかにこのポーズが危険かをお話しします!
正直なところ…
本田圭佑が敬礼ポーズをしてお咎めなしだったのは、ラッキーだったのかもしれないんです…
誰もが負けると思った。でも“あの男”がピッチに立つと・・・
ロシアワールドカップのグループリーグの第2戦セネガル戦での出来事です・・・
サッカー日本代表は後半26分に1-2でセネガルに勝ち越しゴールを許してリードをされており、サポーターには敗戦が頭を過ぎりつつありました。
しかし、そんな危機的な状況でピッチに送りだされたのが・・・
本田圭佑だったんです・・・!!
本田圭佑なら、もしかしたら何かやってくれるかもしれない・・・
そんな風に本田圭佑に期待したサッカー日本代表のサポーターはとっても多かったのではないでしょうか?
それでも、本当にあんな奇跡が起こるとは想像もできませんでした・・・
後半33分、ペナルティーエリア右の大迫勇也から山なりのクロスが放り込まれると、セネガルのゴールキーパーが飛び出してはじきます。
そのボールを左サイドにいた乾貴士が拾うと、ドリブルで運んでゴール前にラストパスを送ります。
セネガルのゴールキーパーとディフェンダーを引きつけながら岡崎慎司がニアで潰れると、待っていたのは一番遠くでフリーになっていた本田圭佑!
得意の左足でセネガルゴールにねじ込みました!
劣勢を強いられていたセネガル相手の同点ゴールにサッカー日本代表のメンバーが歓喜します!
そんな時に起こったのが本田圭佑と岡崎慎司の敬礼パフォーマンスだったんです・・・
なぜ、本田圭佑は敬礼パフォーマンスを行ったのか?
セレブレーションが終わって選手たちが散っていくと、本田圭佑は一番最後まで近くにいた岡崎慎司を見つけます。
そして、二人が右手を掲げました・・・
誰もがスラムダンクの桜木と流川ばりに手を合わせるかと思いきや・・・
本田圭佑が突然、右手を返して敬礼パフォーマンスを行ったんです!
敬礼パフォーマンスを行った本田圭佑に対して、岡崎慎司はちょっとびっくりしながら遅れて敬礼ポーズを行っていました・・・笑
やろうとはいってなかったんですけど・・・
そう語ったのは岡崎慎司です。

どうやら、本田圭佑が敬礼ポーズを行ったのは完全に“思いつき”だったみたいです。
それでもピッチを離れても長年連れ添った親友である本田圭佑と岡崎慎司は、素晴らしい連携で敬礼パフォーマンスを完成させていました。
“ぶっつけ本番”で行った敬礼ポーズがきれいにうまくいったのは、実は本田圭佑と岡崎慎司は過去にも敬礼ポーズでゴールを祝ったことがあったからなんです・・・
単なるチームメイトにとどまらない関係性が、敬礼ポーズを生み出す
本田圭佑と岡崎慎司が敬礼ポーズを行ったのは、2015年までさかのぼります・・・
2015年1月、サッカー日本代表の一員としてアジアカップを戦っていた本田圭佑は、ヨルダン戦の時にゴールを決めた際にも、岡崎慎司と敬礼ポーズを披露しています。
二人が敬礼ポーズを行った理由にはこうした、伏線があったからなんです。
でも、考えてみてください・・・
いろいろなゴールセレブレーションがある中で、なぜ敬礼ポーズだったのでしょうか・・・?
岡崎慎司は敬礼ポーズを行った理由について、「思いつき」と語りましたが、本田圭佑の心の中にはある“想い”があったのではないか、とも想像することができます。
セネガル戦のゴールは、岡崎慎司が相手ゴールキーパーとディフェンダーをひきつけたことで生まれました。
それだけではなく、ここ10年近くのサッカー日本代表の歴史の中で、この二人の連携で奪ったゴールは数え切れないほどです。
ここ数年は加齢の影響で運動量が落ちつつあった本田圭佑の代わりに、身を粉にして走り回ったのが岡崎慎司でした。
あるいは、本田圭佑の心の中には岡崎慎司に対する“感謝”と“敬意”の想いがあったのではないでしょうか?
本田圭佑の敬礼の理由にはこんな感動的な背景があったんです・・・
でも・・・
知ってました?
サッカーの世界では、敬礼ポーズはともすれば罰金や出場停止処分にもつながりかねない、『危険』な行為であることを・・・
アレはダメ!でもコレはOK!敬礼ポーズの謎…
ゴールの後のパフォーマンスって、本当に感動しますよね・・・
選手たちが抱き合って喜んでいる様子、それに祝福を送る観客、そして失点を喫した側とのコントラストもサッカーの醍醐味の一つです。
そして、ワールドカップで本田圭佑が行った敬礼パフォーマンスは、選手たちのなかでも非常に人気のパフォーマンスのひとつだといえます。
元カメルーン代表のエトーや元フランス代表のアンリも・・・
ブラジルワールドカップでサッカー日本代表を沈めた元コートジボワール代表のドログバも・・・
敬礼ポーズでゴールを祝っています。
メキシコ代表なんて、試合前に国歌を歌うときに敬礼しています…
しかし、選手たちの中には敬礼パフォーマンスにより、とても厳しい罰を受けてしまったケースもあるんです。
最も有名なお話は、2005年のことです・・・
なぜ、彼らは敬礼ポーズで罰せられたのか?ケース①ディ・カーニオ
元イタリア代表のパオロ・ディ・カーニオはセリエAのラツィオでプレーしていました。
12月のリボルノ戦、ユベントス戦で片手を高くあげる敬礼ポーズを行い、大問題になりました。
なぜ、敬礼ポーズが問題になったかというと・・・

この敬礼のスタイルは「ファシスト式の敬礼」だったからなんです。
パフォーマンスが問題視され、ディ・カーニオはイタリア中からバッシングを受けることになりました。
ディ・カーニオは敬礼パフォーマンスについて、自己弁護を行いました。
古代ローマ時代の敬礼であり、ファシズム主義を意味するものではない。ファシズムが不法であることを承知で行った。
すばらしいわがサポーターと喜びをわかちあう。すなわち、古代ローマ時代に根付く“一体化”を意味したパフォーマンスなのだ。
サポーターの前でこのジェスチャーをしないわけにはいかない。過ちとして罰せられることは腑に落ちない
しかし、ディ・カーニオに下されたのは、1試合の出場停止と140万円の罰金。
そしてディ・カーニオが所属していたラツィオにも、1400万円という重い罰金が課せられてしまったのです。
なぜ、彼らは敬礼ポーズで罰せられたのか?ケース②カティディス
2013年には、ディ・カーニオのケースよりも遥かに重い罰則を受けた出来事がありました。
主人公はギリシャ人選手のヨルゴス・カティディスという選手です。
ユース世代からギリシャ代表のメンバーに選ばれ続け、ギリシャの未来を担う選手の一人とされていたカティディスは、残念ながら期待されたようなキャリアを歩むことができませんでした。
なぜなら当時20歳だったカティディスはクラブでの試合でゴールを決めた後に、ナチス式敬礼を行ってしまったのです。
この行為に対して、ギリシャサッカー連盟が下した決定は想像以上に厳しいものでした。
ギリシャ代表チームからの永久追放
これが、カティディスに課された処分です。
カティディス自身はこのように弁明しましたが、結局処分が覆ることはありませんでした・・・
僕はファシストなんかじゃない。あれ(右手を挙げるポーズ)の意味を知っていたら、あんなことはしなかった
ギリシャ代表を担うといわれていたカティディスの未来は、こうして閉ざされてしまったんですね・・・
いかに才能に溢れた若い世代といえど、間違った行為をしてしまうと道を閉ざされてしまうのです。
つまり、ともすれば本田圭佑がワールドカップで行ったの敬礼ポーズも、国や思想が違えば処分される可能性があったということなんです。
ディ・カーニオやカティディスの例は、ナチス式の敬礼をしてしまったからなんですが、本田圭佑の場合は処分されなくて本当によかった・・・
せっかくのパフォーマンスも、処分されてしまったら感動が半減してしまいますからね。
さて、今回は本田圭佑の敬礼の理由と、いかのこのポーズが危険かについてお伝えしました。
そして、下のリンクでは本田圭佑の奥さんについてお伝えしています。
高校時代に付き合い始めてそのまま結婚した、本田圭佑と奥さんの美沙子さん。
かなり気の強い人物として知られているみたいなんです・・・
どうやら、本田圭佑に動向したワールドカップで他の選手の家族とトラブルを抱えてしまったと噂されています。
その噂は本当なのでしょうか・・・?
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