【批判】本田圭佑の爆弾発言まとめ!【議論】

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あなたは本田圭佑がいままでに人々を驚かさせる衝撃的な発言をしてきたのを知っていますか?日本人のみならず、外国人までも驚かせたあの仰天発言や、チームメイトへの周囲を凍りつかせる発言、そしてJリーグファンには許しがたいあの・・・

本日は本田圭佑の発言のまとめをお伝えしましょう?数々の議論を呼んできたその発言をまとめてみましたので、一緒に振り返ってみましょう。多くの議論を巻き起こしてしまう本田圭佑の発言ですが、その裏には隠された真意があったのです。

衝撃のミラン批判!移籍説にも波及!

2015年10月のナポリとの試合の後に本田圭佑がミランに対して衝撃の発言を行ったのは、皆様も記憶に新しいでしょう。当時ミハイロビッチ監督が率いていたミランで出番を失っていた本田圭佑。一方でチームもなかなかミハイロビッチ監督が標榜する戦術が浸透せずに、内容的にまとまりのあるサッカーを披露することができずに苦しんでいました。ミランはチームをまとめるリーダーが不在で、空中分解寸前とまで言われいたのです。そんな状況下で自分に対して、試合終了間際の数分間にしか起用されない状況に対して、憤慨。衝撃の発言をミラン首脳陣やサポーターに向けて発したのです。今回はその引用をご覧頂きましょう。

「何で出れなくなったか分からない。こういう試合をやっていて出れるチャンスがないのがおかしい。イタリアのメディアの大問題だと思うんですけれど、誰がいい、誰が悪いというのをこういう試合で話すのがナンセンスですよね。ある程度、誰がやってもダメというのは、この3年ぐらいで分かったと思う。そこを今日しっかり学ばないと。(マンチェスター・)シティやパリ・サンジェルマンぐらいお金を使うか、もう少しストラクチャー(構造)の部分で見直していかないといけない。でも、選手が気づいていてもこのチームは変わらない。トップの人間が気づく、経営陣が気づく、監督が気づく。そして、選手たちが気づく。同時にファンたちも気づいていかないと。僕はファンの拍手のタイミングを見ていても、勝つことだけに左右されているファンだなと気づく。内容など見ない。勝てば拍手する」

「その時点で、選手に責任があると語っているという時点でナンセンス。100億ぐらい使って選手を試している。トップトップのプレーヤーではないとしても、代表チームの選手が集まっている集団。それでなぜ、彼らが出ている選手が与えられたポジションで生き生きとプレーできないのか、もう少し構造的な問題。評価基準をメディア、ファン、経営陣から大きく変えることができれば、大きく再建につながるのではないかなと思う」

本田圭佑は後にテレビ朝日の報道番組でも中山雅史とのインタビューで、この発言があくまでサポーターに向けられたものであると説明しました。確かに部分的にサポーターへの批判が含まれていると思われたこの発言ですが、残りのほとんどは会長などのミラン首脳陣やミハイロビッチ監督に向けられているような内容に思われます。

本田圭佑が自身の発言にどのような意図を含ませていようと、この発言は衝撃的な見出しで世界中を駆け巡ったのです。

「本田圭佑がミランを批判!」

本田圭佑は本来歯に衣着せぬ物言いで有名ですが、ここまで感情を露にして発言するのは非常に珍しいことです。しかも上にまとめたとおり、本田圭佑はこの発言においてミランというクラブを批判するつもりはなかったと後に弁解していますが、現実はクラブを批判する意図を持った内容にとられかねないものとなっています。この類の自分が所属するクラブを批判するような発言は、欧州サッカーではよくありがちなことです。

例えば、マンチェスター・シティのコートジボワール代表トゥーレ・ヤヤは自分の誕生日が祝われなかったことに対してクラブを批判するような発言をしました(かなり子供じみた発言ではありましたが)。そして最近では本田圭佑とは日本代表でチームメイトの香川真司のドルトムントの同僚であるドイツ代表MFマッツ・フンメルスが、自分の移籍の意思を公表したクラブを批判する発言をしました。ヤヤもフンメルスもどちらもチームをまとめるようなリーダー格の選手ですが、やはりプライドの高い選手というのは、いかにメガクラブなれど掌握するのは難しいものなのです。

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本田圭佑、ミラン批判発言後さらに出番を失うも・・・

結局ミハイロビッチ監督とミラン首脳陣が話し合った結果、今回の本田圭佑の発言はお咎なしいうことになりました。しかし、この発言以降、本田圭佑の立場はますます悪いものになりました。試合に出ても試合終了間際の時間稼ぎとしての起用ばかりとなり、

ほとんどの時間をベンチで過ごすことになりました。
結果的に本田圭佑はミランというチーム内で地位を回復し、スタメンに定着しました。ミハイロビッチ監督が導入した守備的な戦術が軌道に乗り始め、ミランはまとまりのあるサッカーを披露し始めました。本田圭佑はクツカやモントリーボ、アバーテと共に中盤で、攻守にまとまりのあるプレーを連発しました。

しかしその後は首脳陣がまたもドレッシングルームに混乱を巻き起こしました。当初からミハイロビッチ監督の戦術が気に入らなかったベルルスコーニ会長がミハイロビッチを解任新しくミランのユースチームを率いていたブロッキが就任し、まとまりかけていたカウンターサッカーを解体したのです。

ミハイロビッチ解任の衝撃。チームはまとまりを失う

ミハイロビッチが解任されたミランのロッカールームは首脳陣に対する不満で渦巻いていました。本田圭佑は再びベンチ生活が始まり、エースのバッカは堂々と監督に造反しました。他の選手もモチベーションの低下を全く隠さずに、無気力でまとまりと説得力に欠いたサッカーばかりを展開しるばかりでした。

結局ミランはヨーロッパカップ戦への出場権が得られる5位以内という順位と、コッパイタリアのタイトルを逃し、来年も国内リーグとカップ戦のみを戦うということになりました。これはミランという名門チームにおいては恥ずべき結果です。

ベルルスコーニ会長は中国資本にクラブを売却することを画策している言われていますが、それでもミランに対する発言権を残したいと考えており、その権力欲に対する批判が渦まいています。これから中国資本との具体的な交渉に入ると見られており、本田圭佑の動向も含めた、このイタリアの元首相の次の発言に大きな注目が集まっています。以上、本田圭佑の発言、ミラン編でした。

ワールドカップ出場に水を差す発言に会見場は凍りつく・・・

ここからは、金髪のレフティの日本代表選手への発言のまとめです。そして本田圭佑のもうひとつの爆弾発言が2014年のブラジルワールドカップ出場を決めたあとの会見での発言です。多くの報道陣が集まった会見場で、元日本代表の今野選手が本田圭佑や香川真司などの海外組みと共にプレーすることの感想を求められたときのことです。恐らく今野選手は本田圭佑や香川真司に対して敬意をもってこの発言をしたのだと思うのですが・・・

「ビッグクラブでプレーしている人と一緒にプレーできるのは楽しい。あこがれ」

と発言したのです。アジア予選では多いに苦しんだ日本代表。本田圭佑も無視の居所が悪かったのか、今野選手に対して、強烈な返答えおしたのです。

「自分が前に出るという人が集まっているのが代表。真司や佑都のようにトップクラブでやっている選手もいるけど、そうじゃないリーグやクラブでやっている人もできることがある。それを今野選手のように憧れみたいな気持ちでやってもらっては困る」

この本田圭佑の発言に会見場は凍りつきました。ちなみに今野選手はこの本田圭佑から指摘に対して問われると、

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「あこがれているだけじゃなく、必死に追いついて、食らいついていく。その人達の要求に応じられるようにというのは感じているので、素直に受け止めています」

と返答しています。あくまでリスペクトを持っているという旨のものだったようです。確かに今野選手は地味ながらも2010年南アフリカワールドカップからの主力として活躍し続けてきた代表の主軸でした。身体は小さいながらも読みと粘り強いマーキングで守備陣をめてきたのです。本田圭佑とはポジションは違えど、継続が難しい日本代表でコンスタントなプレーをしてきた一人で、決して意識の低い選手とは断じかねるでしょう。

本田圭佑は常に若手に対して苦言を呈するような発言が多いことでも知られています。若手のためを思っての発言かもしれませんが、日本代表では長谷部誠と同調して採算若手の次上げの不足を指摘しています。そしてミランに在籍する若手たちににも、高級な外車を購入したり、身だしなみばかりを気にしてはいけないと諭しています。「彼らはまだ何も成し遂げてはいない」というのが、本田圭佑がよく若手に対して諭す言葉です。確かにサッカー選手というのは人気スポーツ故にクラブと最初に契約した契約金と初年の年俸だけで、普通のサラリーマンが一生かけて稼ぐような大金を手にすると言われています。そのため若手選手というのは、高級なブランドに身を包んだり、たくさんの女性をかこったりするのに夢中になってしまうんだとか。これは若手の問題というより、サッカーというスポーツの構造上の問題のひとつと言えるかもしれません。以上、本田圭佑の日本代表選手への発言のまとめでした。

Jリーグ軽視発言が大騒動に!?

そして最後に、Jリーグへの爆弾発言のまとめをお伝えしましょう。ワールドカップ予選を終えて、それぞれがクラブチームに戻り、8月には再び翌年に控えるワールドカップに向けて始動し始めた日本代表。相手は南米の雄で前回大会第4位のウルグアイです。選手の質や量、経験を考慮してもホームゲームとはいえ部が悪いと言われていた日本代表。そして蓋を開けてみると2-4と惨敗を喫しました。

内容の悪さにフラストレーションが溜め込んでいたいたのか、本田圭佑は報道陣に対してこんな衝撃の発言をしました。

「世界トップのクラブやリーグ、欧州CLといったレベルで何十試合、何百試合とやって身につくもの。Jリーグでやってる人がどうあがいても勝てない部分。だから僕は海外に出た方がいいと言ってきている」

これは衝撃的な見出しを持って日本中に伝わり、また本田圭佑がJリーグを貶めるような発言をしたと報じられました。そしてこの報道に対して反応したのが、Jリーグの関係者です。

「みんなが同じ方向に行こうとしている。そこ(海外移籍)は選手個人の好き勝手な問題だと思う。それに海外に行っても、すぐに帰ってくる選手もいる」

この金髪のレフティに関してはJリーグでプレーする選手の能力不足を批判したことは初めての出来事ではありません。過去にはハーフナー・マイクや前田遼一をはじめとする日本代表のFW陣を批判し、それが多くの選手やサポーター、Jリーグ関係者から顰蹙を買ったことがあります。確かにJリーグが世界のトップクラスと比べてかけ離れた場所にいるのは間違いありません。パスやシュートのスピード、スプリントの距離や数。全てにおいてJリーグはトップクラスのリーグよりも劣っている言わざるをえないでしょう。Jリーグでプレーする選手は足元の技術は高いというのは良く効きますが、控えめにいってもJリーグクラスの選手は欧州にもざらにいるでしょう。さらに言うと、いくら足元のテクニックが高くても、結局はそれをチームに還元することが重要なのであって、独りよがりになってしまっては意味がないのです。バルセロナの選手がポゼッションサッカーという文脈の中で各々がテクニックを生かしているのです。

本田圭佑のJリーグに対する意見は正論でもありますが、一方で自分自身の発言に対して実績がついてきていないのは明らかです。確かにCSKAでの優勝などの実績はありますが、やはりまだまだロシアはサッカーの辺境の地でありトップクラスの選手は数えるほどしか在籍していません。現在所属しているミランもいまや欧州のトップクラスからはかけ離れた状況であり、一流の選手は一人もいないといえるでしょう。そんなミランで背番号10という勲章はさほど大きな意味を持たず、マルディーニをはじめとするミランのOBたちは本田圭佑の能力不足を指摘しています。以上、本田圭佑のJリーグに向けた爆弾発言のまとめでした。

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総括~本田圭佑の発言まとめ~

本日は本田圭佑の発言のまとめをお伝えしました。そのスター性故にどうしても注目を集めてしまう、この金髪のレフティの言葉。日本代表ではこれほどのスター性を持った選手が本田圭佑以降現れていない状況のため、この金髪のレフティばかりが注目を集めることが多いのです。この金髪のレフティは精神的にも戦力的にもチームの軸になるような人材の不足を心配しており、その不安を若手を叱咤する意味を込めて厳しい言葉に代えて発しているようです。その発言の過激さやビックマウスぶりも含めてどうしても人々の注目を集めてしまうのですが、本心は今後日本代表がどうなっていくのか、というところに収斂しています。これから日本代表はキリンカップにおいて、欧州の強豪チームをの対戦が控えています。日本代表は若手が続々と選出されており、彼らをどのように戦力の中に取り込んでいくかが、今後のポイントとなります。本田圭佑の発言だけではなく、若手の動向を含め、結果も気になるところではありますが、目先のところではワールドカップのアジア予選でも有力な戦力の発掘が今大会の重要な目的となるでしょう。果たして日本代表の行く先にはどのような険しき道が待っているのでしょうか?本日は本田圭佑の発言まとめをお伝えしました。

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