クラブワールドカップでレアルマドリードに冷や汗をかかせた柴崎岳が海外移籍を実現させようとしています。
柴崎岳がわずか一ヶ月の間に世界中にその存在を知らしめることになるとは、いくら熱烈な柴崎岳のファン、そして鹿島アントラーズのサポーターでも考えもしなかったのではないのでしょうか?
そして、柴崎岳が移籍しようとしているチームはどこなのでしょうか?
噂によると…
スペインのラス・パルマスが大本命とも言われています。
しかし、実はこのラス・パルマスには柴崎岳を獲得したくてもできない事情があるのを、あなたは知っていますか?
そして、ラス・パルマスの状況によっては柴崎岳の海外移籍は実現しない可能性もあります…
果たして柴崎岳の海外移籍はどこになるのでしょうか?
柴崎岳が悲願の海外移籍!どこでプレーするのか?
12月に行われたクラブワールドカップのレアルマドリード戦で驚愕の2ゴールという望外の結果を残したことで、世界中の注目を集めることになった柴崎岳。
レアルマドリードに冷や汗をかかせた柴崎岳のゴールによって、ヨーロッパのいくつかのクラブが柴崎岳の移籍実現に向けて動いたといわれています。
実際に柴崎岳について鹿島アントラーズに照会を行ったというのが、スペインのラス・パルマス、デポルティーボ、オランダのアヤックスだったと言われています。
これは確実に「飛ばし」ですが、レアルマドリードに対して強烈なライバル心を燃やすバルセロナも柴崎岳の移籍に動いたと報道されました。
そして、実際に移籍に向けて具体的にオファーを出したのが…
ラス・パルマスです!
柴崎岳の海外移籍先!?ラス・パルマスとはどんなチームに?
ラス・パルマスは1月29日時点のリーガ・エスパニョーラでは11位に位置しています。
正直なところ、ラス・パルマスは日本はもちろん、欧州でもあまり知られた存在ではなく、多くの人々が、ラス・パルマスといわれても「どこ?」とこたえるでしょう。
ラス・パルマスの本拠地はスペインのカナリア諸島。
スペインの島といえばマジョルカ島を思い出す人が多く、カナリア島といわれても、「どこ?」と感じる人がほとんどではないでしょうか?
このカナリア島通称「グラン・カナリア」にあるサッカークラブがラス・パルマスなのです。
ちなみにカナリア島の場所はこちら!
未だにラス・パルマスは地味な存在なのです。
そのため、あまり充実した選手を獲得することができていません…
ただ、昨シーズンのリーガ・エスパニョーラでも11位という素晴らしい結果を残し、脆弱な戦力ながら結果を残せる組織力を誇ります。そして昨シーズンの最終順位と同じ順位で、今シーズンのリーガ・エスパニョーラを戦っているのが、柴崎岳が移籍すると噂されているラス・パルマスなのです。
ラス・パルマスのメンバー発表!柴崎岳の新たな仲間は彼らだ!
リーガ・エスパニョーラで11位という順位に位置するラス・パルマスは4-2-3-1で構成されています。
GKはスペイン人のハビ・バラス。

セビージャでレーしたことがある安定感のあるGKで、シュートストップに最大の持ち味があるGKです。
DFの中央部にはキャプテンのダビド・ガルシアと若いビガスのスペイン人コンビで構成されており、控えにはウルグアイ人のレモスが控えています。
右サイドバックにはブラジル人のミシェル、左にはカスティージョが位置しています。
中盤は絶対的な中核であり、司令塔のロケ・メサとビセンテ・ゴメスがダブルボランチを構成しています。
その前方でトップ下としてプレーするのが、ホナタン・ビエラ。
ラス・パルマスの選手らしく魔術師とも例えられる足元のテクニックが売りの選手です。
右のウイングには168cmと小柄なスペイン人のタナ。左にはミランで本田圭佑とも一緒にプレーした元ガーナ代表のケビン・プリンス・ボアテングが勤めています。このボアテングは年俸も100万ユーロとラス・パルマスでは断トツのサラリーを受け取っています。
1トップにはクロアチア代表の若きFWリバヤが務めています。
これが柴崎岳が海外移籍に挑戦しようとしているラス・パルマスの選手達です。
基本的には高さやパワーを前面に押し出すよりもテクニックやパスワークを重視するサッカーを志向しており、リーガ・エスパニョーラの中下位のチームとしては珍しいスタイルのサッカーを標榜しているのが、このラス・パルマスというチームなのです。
ボールテクニックとパスワークに長けた柴崎岳にとっては適応しやすい移籍先となったのが、このラス・パルマスというチームなのです。
当初は「どこ?」と思われていたラス・パルマスですが、このチームが一体どのようなクラブなのかご理解頂けましたでしょうか?
個々の選手こそ活躍してますが、選手層が厚くなく、そしてビッククラブのようなプレッシャーもないこのラス・パルマスというチームは柴崎岳が海外移籍先として選択するにはちょうど良いチームと言えるのかもしれません。
しかし、ここにきて柴崎岳の海外移籍に待ったをかける出来事が起こってしまいました…
何が柴崎岳の海外移籍を妨害するのか?
柴崎岳の海外移籍を妨害するのが、「EU外選手」の制約。
リーガ・エスパニョーラではEU外の選手を3人まで登録することができます。
現在、ラス・パルマスに所属するEU外の選手は3人。
アルゼンチン人FWのセルヒオ・アラウホ、レモス、そしてアルゼンチン人MFマテオ・ガルシアの3人。
この3人がEU外の選手として登録されており、この3人のいずれかが退団しない限り、日本人である柴崎岳の海外移籍は実現しません。
ただし、1月の移籍市場がしまる31日を直前にして、ラス・パルマスのEU外枠に空きが出る模様です。
退団必至だと噂されているのはアラウホ。
ボカ・ジュニアーズ出身のこのアルゼンチン人はギリシャのAEKアテネへの移籍が決定したとも言われています。
仮にこの報道が事実だとした場合、柴崎岳の海外移籍の確率はかなり高くなったと言えるでしょう。
しかし、ここに来てさらなる障害が柴崎岳の海外移籍に待ったをかけています…
ラス・パルマス関係者が柴崎岳移籍を否定した理由…
もう決まったも同然と思われた柴崎岳のラス・パルマス移籍。

しかし、ラス・パルマス関係者は、というと柴崎岳の移籍の噂を否定しています。
ラス・パルマスは柴崎岳の移籍に向けて奔走してきたとも言われていますが、実はその動きはフェイクだったと噂されているのです。
ラス・パルマスの本命はパリSGのスペイン代表FWへセ・ロドリゲス、ウェストハムのアルゼンチン人FWジョナタン・カレリ、そしてフィオレンティーナのアルゼンチン人ウイングのエルナン・トレドだと話しています。
へセ以外の二人はアルゼンチン人でEU外選手の一人。
アラウホを放出した際に新たなEU外選手として登録したいといわれているのが、カレリかトレドのどちらかだと言われています。特にカレリは前線ならどこでもこなせる起用さを持ち合わせており、アラウホの穴を埋めつつ、2列目の層を厚くするには持って来いの人材といえるでしょう。
柴崎岳の海外移籍が実現するとしたら、ラス・パルマスがヘセのみを獲得した場合。
前線にヘセを、二列目に柴崎岳を補強するという確率が大きく上がるでしょう。
資金に限りがあるラス・パルマスにとって柴崎岳獲得は日本のマーケットを獲得する大きなチャンスでもあります。
一方で日本人は伝統的にスペインで失敗する選手が多く、最近では清武弘嗣が大きな期待を持ってセビージャに移籍しながら出場機会をえることなく、間もなく退団するとも言われています。
それほど、柴崎岳を獲得するのはラス・パルマスにとって一定のリスクがあるオペレーションなのです。
それでは、ラス・パルマスへの移籍が失敗に終わった場合、柴崎岳の海外移籍はどこになるのでしょうか?
ラス・パルマス移籍破談!?柴崎岳の海外移籍はどこか?
ラス・パルマス移籍が失敗に終わった場合の柴崎岳の海外移籍はどこになるのか?
その筆頭はラス・パルマスと同じくスペインのデポルティーボだと言われています。
ガリシア地方に位置するこの古豪は2016年夏に主砲のルーカス・ペレスがアーセナルに移籍。
その影響もあって、得点力が大きく落ち込みつつあります。
デポルティーボの首脳陣は中盤ながら2ゴールをあげたレアルマドリード戦の柴崎岳のプレーに一目惚れし、獲得の可能性を探っているとも言われています。
柴崎岳獲得で中盤の構成力を取り戻し、前線のホセルやアンドーネの得点力を上昇させるという策を練っているとも言われています。
ただし、このデポルティーボは降格圏から勝ち点6差の16位に位置しており、ヨーロッパでの実績がない柴崎岳にクラブの運命を託すのは少々リスキーな選択のようにも見えます。
組織が発展途上なだけに、今は選手のやりくりをせず、上昇気流に乗るのを待つほうが得策なのではないか、と言われています。
果たして、柴崎岳の海外移籍はどこになるのでしょうか?
ちなみに28日の夜に日本を離れて渡欧しています。
恐らく欧州のどこかのクラブと契約に向けての渡欧だと言われています。
果たして、柴崎岳が2月からどこのクラブでプレーしているのでしょうか?
既に本人は欧州移籍への意思が固いこと、そして伝統的に選手のステップアップに対して寛容な鹿島アントラーズが柴崎岳の移籍を容認し、今冬は積極的な選手の補強に動いていることから、海外移籍はもはや確実といえるでしょう。

残すは柴崎岳の海外移籍がどこになるのか、という問題だけに絞られた感があります。
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