怪我明けの羽生結弦はオリンピックで優勝できるのか?

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いよいよ平昌オリンピック開幕します。

お隣韓国での開催で時差もほとんどないことから、私たちは平昌オリンピックをリアルタイムで楽しむことができます。

平昌オリンピックでも注目度が高いのが、

フィギュアスケートです。

その中でも特に人々の関心を集めているのが、羽生結弦です。

なぜなら、羽生結弦にはオリンピックのフィギュアスケートでは66年ぶりとなる連覇がかかっているからです。

しかし、残念ながら…

羽生結弦は怪我明けのベストコンディションではない状態で平昌オリンピックを闘わなければなりません。

羽生結弦は怪我明けの状態でオリンピック連覇を成し遂げることができるのでしょうか?

今回は怪我の羽生結弦がオリンピックでの連覇を果たす可能性についてお伝えします。

オリンピック連覇に暗雲…羽生結弦を襲った悪夢とは?

2017年11月9日、羽生結弦はNHK杯の前日練習に励んでいました。

しかし、その練習中に思いもよらない悪夢が羽生結弦を襲いました。

着氷の際に右足に怪我を負ったのです…

羽生結弦は本番前日の怪我ということもあり、NHK杯の欠場を発表。

そして、後日スケート連盟により羽生結弦の怪我の状態が明かされました。

『右足関節外側靭帯の損傷』

それが羽生結弦が負ったとされる怪我です。

脚の関節には無数の靭帯が存在しており、具体的に靭帯のどの部分の怪我なのか、詳細は明らかにされませんでした。

足首の怪我なのか、それとも膝なのかすら明らかにされていません。

羽生結弦は、この怪我によりNHK杯と12月に控えていたグランプリファイナル欠場を発表しています。

オリンピックを2ヶ月後に控えた時期に気になるのは、怪我から回復するまでいどのくらいの時間を必要とするのか、という点です…

オリンピック直前の怪我!羽生結弦に与えられる時間は?

この怪我の直後に羽生結弦自身がスケート連盟を通じてコメントを発表しています。

『十日間は絶対安静と医師から言われた』

怪我の詳細が明らかにされなかったこと、そしてグランプリファイナルまで欠場すると発表されたことによるメディアの憶測は

『全治1ヶ月程度の怪我』

というものでした。

関節、そして靭帯の怪我というのは主に二つのパターンがあり、一つは今回羽生結弦が負ってしまった靭帯が『伸びてしまうこと』、そしてそれよりもさらに重傷なのが靭帯を『断裂してしまう』ことです。

今回の羽生結弦の怪我は幸いにも軽度な前者で、言い換えれば『少し重い捻挫』というものです。

怪我による欠場で、オリンピックに向けて試合勘や感覚は失われますが焦るほどの重傷ではない。

恐らく年末の全日本選手権で復帰するのではないか。

そんな安堵感がありました。

先のスケート連盟が発表した羽生結弦の言葉も、年内の復帰という憶測を裏付けていました。

11月16日には羽生結弦のコーチを務めるオーサー氏も『全日本選手権出場が現在のプランだ』と発言しています。

何せ、全日本選手権では平昌オリンピックに出場する代表メンバーの発表とお披露目が行われます。

羽生結弦は成績や怪我などは関係なしにオリンピック出場が決まっておりましたが、この大事なイベントには姿を見せてくれると予想されていました。

しかし、現実ったのです…

なぜ、羽生結弦は全日本選手権出場を見送ったのか?

11月も間も無く終わるという頃、ある報道が日本中を駆け巡りました。

『羽生結弦が全日本選手権を回避』

NHK杯での残念な怪我から既に2週間ほど経っていました。

その報道の根拠はスケート連盟などの『周辺』から端を発したと言われています。

全日本選手権出場にこだわって怪我を悪化させるのではなく、オリンピック出場(そして金メダルの獲得のために)確実に回復する道を選択するべきではないのだろうか。

そんな論調が羽生結弦の周囲であったと言われています。

確かに、怪我明けに再発するのは良くあること。

オリンピックを見据えれば、ひとまず全日本選手権は欠場して怪我の完全な回復に努めた方が長い目で見たときにメリットがあるとも考えられます。

ただし、全日本選手権を欠場すれば、残す大会は1月の四大陸選手権のみとなります。

オリンピックでライバルになる世界の強豪選手たちが全米選手権やヨーロッパ選手権で着々と実戦経験を重ねながら、試合勘を高めていくのに対して、羽生結弦はオリンピック本番2ヶ月前という大事な時期に、ほとんど実戦に臨むことができなくなるのです。

試合勘に大きな不安を残した状態でオリンピックを闘わなければならないことになります。

怪我明けの全日本選手権の強行出場にこだわるのであれば再発のリスクは抱えども、試合勘は保たれる可能性があるでしょう。

羽生結弦陣営は年内のスケジュールの中でリスクを選択するか、安全策を選ぶかの二択を迫られた格好となりました。

そして、羽生結弦が選んだのが…

全日本選手権欠場でした。

この時、羽生結弦は怪我から完全回復した状態でオリンピックに臨むために、全日本選手権を回避しました。

『この時』としたのは、羽生結弦は年内の回復が前提とされていたからです。

ちなみに全日本選手権では羽生結弦が弟のように可愛がっている宇野昌磨が連覇を達成。

有力と噂されていたオリンピック出場権をほぼ確実にしています(その後、オリンピック代表メンバーに選出)。

羽生結弦に話を戻すと、『安全策』は意図的な選択ではなかったことが明らかになっています…

羽生結弦が周囲に隠し通した怪我の秘密…

ファンをさらに心配させたのが、1月の四大陸選手権欠場を発表したことです。

12月24日の全日本選手権終了後にスケート連盟が四大陸選手権の日本代表メンバーを発表し、その中に羽生結弦が入っていないことが明かされました。

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四大陸選手権のメンバーには、宇野昌磨田中刑事が選出されたのです。

つまり、オリンピック前の最後の実戦の機会である四大陸選手権の欠場が決まった羽生結弦は、怪我明けの状態で平昌オリンピックに挑む『ぶっつけ本番』が確定したのです…

この時明らかになったのが、羽生結弦が抱えていた怪我は人々が思っていた以上に深刻だったことです。

そう、そもそも羽生結弦の怪我は全日本選手権には到底間に合わない重傷だったことが明らかになっています。

右足の足首の靭帯を怪我したのは確かのようですが、恐らく『重めの捻挫』より深刻だったのです。

それはスケート連盟の発表により明らかになっています。

『通常の捻挫よりも治りが長引く靭帯を損傷していることがわかりました』

『腱と骨にも炎症があるため、治るスピードが早くはありません。いつから練習を再開出来るかは、まだ決まっていません』

このコメントからわかったことは、今回の羽生結弦の怪我は単なる捻挫ではなく、治りが遅い箇所の靭帯を損傷したということ。

そして、そのあとに靭帯だけではなく腱と骨にも炎症を併発したことです。

それにより回復は遅れ当初の全治1ヶ月という見込みよりも遥かに長い時間を回復に費やすことになりました・・・

オリンピック断念か…羽生結弦が抱えた絶望

今にして思えば、11月に負ったこの怪我が予想よりも重症であったという伏線がありました。

それはこの怪我を負った時の羽生結弦の姿です。

大きな怪我を負ったことを悟ったように、呆然と氷を見つめる羽生結弦。

その姿にはオリンピック出場に黄色信号が灯ったのを感じたかのような不安を読み取ることができます。

羽生結弦怪我オリンピック欠場するのではないか…

そんな噂がまことしやかに囁かれはじめました。

平昌オリンピックでの連覇がかかった羽生結弦が怪我で欠場となれば、日本勢の弱体化は必至です。

宇野昌磨は大きな大会でメダルを獲得するほど力をつけてきているとはいえ、まだ若すぎます。

代役となる可能性がある田中刑事や無良崇人は、羽生結弦との比較で大きく力が劣ります。(そもそも羽生結弦に代役は存在しない)

スケート連盟の威信がかかった平昌オリンピックで羽生結弦を怪我で失えば、その権威は大きく揺らいでしまいます。

既にフィギュアスケートには弱体化が迫ってきているとも言われています。

男子は羽生結弦、宇野昌磨に続く人材が、女子は坂本花織に続く人材に乏しいと言われているからです。

連盟の威信を保ち、日本中の人々のフィギュアスケートへの関心を保つためにはこの平昌オリンピックでの羽生結弦の連覇は非常に重要なのです。

ファンも、スケート連盟も、普段はフィギュアスケートを見ない人たちも、羽生結弦の怪我からの復活を期待したはずです。

そして、そんな人たちにようやく良いニュースが訪れたのは2018年に入ってからのことでした。

羽生結弦が怪我から復帰!連覇のリンクへ!

久々に良いニュースが入ってきたのは1月16日のことです。

スケート連盟の小林芳子フィギュア強化部長が、1週間前に羽生結弦が平昌オリンピックに向けて氷上練習を再開したことを発表しました。

どうやら9日に練習を再開したようです。

ただし、具体的にどんな練習を行ったかは明らかにされませんでした。

ジャンプを行なったのか、それとも怪我明けのため『慣らし運転』のような軽めの練習に留まったのかは、明かされなかったのです。

12月にも1度リンクに登ったとされる羽生結弦ですが、この時は氷上の感覚を忘れないためで、スケーティングは行わなかったと言われています。

しかし、怪我からの復帰とオリンピックに向けてきな一歩を踏み出しました。

オリンピックまで1ヶ月を切った段階で復帰を果たしています。

ちなみに小林強化部長が羽生結弦の怪我からの復帰と練習再開を発表した1月16日は平昌オリンピックで男子のショートプログラムが行われるちょうど1ヶ月前というタイミングです。

氷上での練習を再開させた羽生結弦。

気になるのは、怪我明けの状態でオリンピック連覇を果たせるのか、という点です。

いかにして羽生結弦は怪我明けの危機を乗り越えるのか?

小林強化部長から練習再開が明らかにされたものの、その練習内容が公表されなかったことは、ある憶測を呼びました。

それは、

羽生結弦はまだ完璧な状態ではない

ということです。

あるスポーツライターは羽生結弦の怪我明けの状態についてこう話しています。

「平昌五輪に出場できるのかどうかは、現段階ではまだわからないというのが正直なところだと思います。練習の内容がふせられているということは、故障した足に負担の大きい練習はしていないと考えるのが自然です。ジャンプが跳べれば治ったも同然と言えますが、本当に復活できていれば、海外のライバルへの心理戦の意味も含めて、普通は公表するでしょうからね」

まだ怪我から完全に回復したわけではなく、オリンピック欠場の可能性も残されているというのです。

しかし、スケート連盟やコーチ陣など羽生結弦の周辺で徹底されている『緘口令』の中で、多くを語ることがなかったオーサーコーチが『全て上手くいく』と発言しており、明るい光が見えはじめたのは確かでしょう。

人々が羽生結弦に対して期待するのは、2014年2015年に起こった奇跡再現です…

奇跡の体現者・羽生結弦のオリンピック連覇を裏付けるストーリー①グランプリファイナル2014

羽生結弦に起きた出来事の中で最もショッキングだった事件がやはり、2014年の中国杯の練習中に他の選手と衝突して怪我を負ったシーンでしょう。

頭から氷に叩きつけられた羽生結弦は自らの力で起き上がることができず、救護員に抱きかかえられた状態でリンクを去りました。

こと大会は欠場すると予想されましたが、頭にテーピングを巻いた状態で現れた羽生結弦は怪我を抱えた状態で2位に入っています。

そして、さらに人々に感動を与えたのはその怪我から約1ヶ月後のグランプリファイナルです。

バルセロナで行われたこのファイナルで、羽生結弦はまさしく会心スケーティングを披露し、優勝を成し遂げています。

2位のハビエル・フェルナンデスに34.26点差という大差をつけての優勝を果たして完全復活を印象づけました。

最後の3回転ルッツが回転不足となったことに対して、演技の後にペロリと舌を出して苦笑して見せたのにも、後続が絶対に追いつけないだろうというソチオリンピックの『王者』の余裕を感じさせました。

奇跡の体現者・羽生結弦のオリンピック連覇を裏付けるストーリー②世界選手権2017

グランプリファイナルの感動から1ヶ月後の年明けには右足首重度捻挫を負いました。

この時の怪我は自力では歩けないほどの重傷でした。

この時も羽生結弦は怪我明けの状態で世界選手権という大舞台に挑みました。

中国の上海で行われたこの年の世界選手権は、グランプリファイナルで下したハビエル・フェルナンデスに優勝を明け渡した形となりました。

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怪我の影響から明らかにコンディションが良くないことを感じさせる演技でした。

最初のジャンプをいきなり失敗するとその後もパンク(予定の回転数を回りきれなかったこと)による細かな判断ミスが続き、減点を重ねました。

しかし、怪我明けの良好なコンディションではない中で優勝したハビエル・フェルナンデスとはわずか2.82点差という僅差での準優勝は、肉体的な状況さえ回復すれば羽生結弦が世界のトップであるということを示唆する成績でもあるのです。

この時も怪我により練習期間がわずか1ヶ月もないという完璧な状態ではない中での入賞となりました。

オリンピックの覇権を争うライバルたちとの比較で優っているのは圧倒的な実力です。

コンディションさえ良好で、メンタルを保つことができれば羽生結弦ほど世界で得点を稼ぐことができる選手はいません。

オリンピックで覇権を争うライバル達の現在地!①宇野昌磨(日本)

羽生結弦が弟のように可愛がるニューヒーロー・宇野昌磨は、十分にオリンピックのタイトルを狙う実力があります。

羽生結弦不在の全日本選手権を制したように、現時点で国内で、その兄貴分と争える唯一の存在ということができます。

グランプリファイナルでもネイサン・チェンと僅差の準優勝で、改めて国際レベルでも戦えることを証明してみせました。

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タイトルを重ねたことで自身を身につけていますし、何よりも大きな怪我をしておらず肉体的なコンディションはほぼ完璧な状態でオリンピックに臨むことができます。

オリンピックで覇権を争うライバル達の現在地!②ネイサン・チェン(アメリカ)

羽生結弦を尊敬してやまないネイサン・チェンは、平昌オリンピックで前回王者の最大のライバルだと言われています。

2017年は全米選手権とグランプリファイナルを制覇して、文字通り羽生結弦にとっては最大の壁として立ちはだかります。

24歳の羽生結弦よりも5歳も年下の若き皇帝か、この平昌オリンピックまで制すれば…

それは羽生結弦からネイサン・チェンへのフィギュア界の世代交代を意味するのかもしれません…

オリンピックで覇権を争うライバル達の現在地!③ハビエル・フェルナンデス(スペイン)

日本のファンからもハビちゃんの愛称で親しまれているハビエル・フェルナンデス

羽生結弦にとっては同じオーサーコーチの元で切磋琢磨する同門で兄弟のような存在でもあります。

ヨーロッパ選手権を2013年から2018年まで連覇し続けており、少なくともヨーロッパでは敵らしい敵は存在しません。

世界選手権も2015、2016年と連覇しており、今回の平昌オリンピックでは羽生結弦に次ぐ実績の持ち主で、26歳という年齢という観点から見ても最も豊かな経験を携えた選手です。

現時点では羽生結弦、ネイサン・チェンの後ろで宇野昌磨、ボーヤン・ジンと並ぶ3番手の位置付けに立っています。

オリンピックのタイトルを獲得して、さらにコレクションを増やすのでしょうか。

オリンピックで覇権を争うライバル達の現在地!④ボーヤン・ジン

羽生結弦と同じく怪我でグランプリファイナルを欠場したボーヤン・ジン

彼の場合は両足首の捻挫による欠場で、平昌オリンピックを見据えてのグランプリファイナル回避という選択をしました。

羽生結弦と異なるのは、四大陸選手権でオリンピック前に試合勘を取り戻すことができたことです。

この四大陸選手権では、得意のジャンプで得点を荒稼ぎし、宇野昌磨を抑えて金メダルを獲得しました。

優勝候補の選手達の中で、最も良い状態で平昌オリンピックに臨めるのが、このボーヤン・ジンかもしれません。

勢いではハビエル・フェルナンデスを上回るでしょうか。

故郷の中国・黒竜江省から距離的に非常に近い韓国での開催という点も彼にとっては有利に働くかもしれません。

オリンピックで覇権を争うライバル達の現在地!⑤パトリック・チャン(カナダ)

27歳のパトリック・チャンにとってはバンクーバー、ソチに続く3度目のオリンピック。

ジャンプで得点稼ぐ現在の採点方式にはマッチしない選手ですが、反面ミスが少なく堅実にスコアを重ねていけるいぶし銀のスタープレーヤーです。

かつて羽生結弦とライバルと言われた相手ですが、現在はやや水を開けられた感があります。

恐らく、現役生活では最後のオリンピックとなります。

その堅実なスケーティングで上位陣に食い込んでいけるでしょうか?

さて、オリンピックにおける羽生結弦のライバルたちの現状をお伝えしましたが、当の羽生結弦はオリンピックを直前に控えた段階でどのような状況にあるのでしょうか?

平昌オリンピック直前!怪我明けの羽生結弦の状態は?

羽生結弦は来たるオリンピックに向けて日本国内調整を続けています。

普段はカナダで練習や療養に取り組み、今回の怪我の治療もカナダで行っていた羽生結弦ですが、現在は韓国との時差を考慮して日本国内でコンディションを整えています。

練習内容に関しては厳戒態勢が敷かれており、漏れ伝わってくる情報はほとんどありません。

そんな中で2月3日にスケート連盟から発表されたのが、9日から始まる団体戦羽生結弦参加しないことが発表されました。

つまり、羽生結弦は平昌オリンピックで個人戦のみに参加することになります。

宇野昌磨、田中刑事はそれぞれ8日と6日に平昌入りして団体戦に控える予定でしたが、個人戦のみに参加する羽生結弦はそれよりも遅く現地入りし、オリンピック本番に向けて準備することになります。

つまり、団体戦では宇野昌磨か田中刑事のどちらかもしくは両者が参加することになります。

この決定により、羽生結弦に与えられた猶予期間がわずかに伸びることになりました。

何よりも怪我から完全に回復した状態でオリンピックに臨むことが最優先された形です。

本番が行われる平昌の江陵アイスアリーナは、オリンピックのプレ大会として2017年に四大陸選手権が行われた場所で、羽生結弦はその時にこのスタジアムの氷の感触を体感しています。

「非常に滑りやすい温度だし、氷の状態も非常によかった」

羽生結弦は江陵アイスアリーナに良いイメージを持っているようで、普段練習に取り組むカナダの氷と近いことに好感を感じているようです(ちなみに羽生結弦は、今回の足首の怪我の療養もカナダで行なっている)。

北朝鮮との外交不安やロシア選手の派遣など競技とは離れたところで、多くの問題を抱えている平昌オリンピック。

日本と韓国の間にも歴史や政治の問題をめぐって軋轢が生じており、両国間の関係は未だ嘗てないほどに良くありません。

それでも、韓国にも羽生結弦のファンは非常に多く、今回は怪我で欠場の噂も流れただけに、平昌への到着を心待ちにする現地の人々がいます。

日本からも多くのファンが駆けつけることが予想され、羽生結弦にとってはほとんどホームのような環境で平昌オリンピックを戦うことができます。

あとは怪我からの回復具合がどの程度なのか、試合勘はどれくらい取り戻せているのかが焦点となります。

現在24歳の羽生結弦にとって、この平昌オリンピックは最後オリンピックとなるでしょう。

怪我も少なくなく、キャリアの集大成とも言われるこの平昌オリンピックで、新たに偉大な歴史を書き込むことになるのでしょうか?

今回は羽生結弦の怪我とオリンピック直前の状況についてお伝えしました。

そして、下のリンクでは羽生結弦の肉体の秘密に迫っています。

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驚異的な飛距離と回転数を誇る羽生結弦のジャンプを実現する秘密は、彼の筋肉にあると言われています…

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