香川真司はサッカー日本代表に不要?もはや足枷に…

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香川真司はサッカー日本代表に不要ないのではないか?

若い時からサッカー日本代表に招集され続け、背番号10をつけたエースとして認識されている香川真司に不要論が巻き起こっています。

本当に香川真司はサッカー日本代表に不要なのでしょうか?

そして、不要であるなら何が問題点なのでしょうか?復活の芽はあるのでしょうか?

本日は香川真司の不要論についてお伝えします。

香川真司が絶不調。UAE、タイ戦で全く輝きを放てず…

あなたは香川真司のパフォーマンスを見ましたか?

香川真司が絶不調に陥っています。

サッカー日本代表がロシアワールドカップを目指して戦ったアジア最終予選のUAE代表とタイ代表の序盤の2連戦で、香川真司が絶望的なパフォーマンスを見せて、サッカー日本代表のサポーターたちをがっかりさせました。

この2試合のパフォーマンスには本当にがっかりさせられました。全くの無気力プレーを180分見せられたからです。

2時予選では及第点のパフォーマンスを見せていた香川真司。しかし、最近はドルトムントでの好調さとは裏腹に、サッカー日本代表でのパフォーマンスは絶望的なレベルです。

なぜ香川真司はサッカー日本代表で活躍できないのでしょうか?

香川真司がサッカー日本代表で活躍できずに不要と言われる3つの理由をおつたえしましょう。

香川真司がサッカー日本代表で活躍できない理由その①戦術が合わない

香川真司は非常に特殊なプレースタイルの持ち主です。

そして、そのプレースタイルの影響で、サッカー日本代表では長らく不要論が囁かれ続けてきました。

なぜ香川真司はサッカー日本代表に不要なのか?

これからそのプレースタイルを検証しましょう。

香川真司は、フィールドを横に三分割した時の相手ゴール側の30メートル、通称ファイナルサードでほとんどプレーします。

MFとして登録されることもありますが、役割としてはほとんどストライカーもしくはセカンドトップのような役割を果たすので、ミドルサードに下がってボール回しに絡むMFのような仕事はほとんどしません。低い位置ではプレーをスタートさせても殆ど仕事が出来ないからです。例えば低い位置でボールを受けて、ロングボールを出すようなプレーの選択肢もありません。

サッカー日本代表は特にハリルホジッチが監督になってからというもの、最終ラインを低く保つこどが多く、そこからのロングカウンターが主要な武器になるので、どうしてもプレーのスタート地点が低くなり、持ち味が発揮出来なくなるのです。サッカー日本代表の前線の選手は香川真司とリンクする前にボールを失っているか、攻撃を1度終わらせていることが多く、結果何もできないということになります。

特に香川真司のように自分を生かしてくれる存在が必要なタイプの選手は戦術が自分にマッチしないと、手がなくなってしまうのです。

ちなみに攻撃のキーマンとして不可欠だった第一次のドルトムント時代(2010-2012)では高い位置からプレスをかける「ゲーゲンプレス」が香川真司にもピタリとはまり、奪ってから素早く細かい動きでゴール前に侵入する動きでドルトムントの中核に成長しました。

こちらが香川真司がサッカー日本代表に不要だと言われる理由の一つ目です。

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ます一つ目の不要論は戦術的な不一致ということになります。

香川真司がサッカー日本代表で活躍できない理由その②選手同士がかみ合わない

これが香川真司がサッカー日本代表で不要だと言われる二つめの理由です。

香川真司には一緒にプレーする上で必ず必要不可欠なタイプの選手がいます。

必要不可欠なタイプの選手は、後方から縦パスを入れてくれるパサ ー相手DFを押し広げてくれるサイドアタッカーです。

ドルトムント時代には前者はマッツ・フンメルスやヌリ・シャヒン 、イルカイ・ギュンドアンが、後者はヤクブ・ブワシュチコフスキ やケビン・グロスクロイツ、ヘンリク・ムヒタリアン、マルコ・ ロイスなどがいました。

香川真司は必要不可欠な彼等のサポートを受けて前線に飛び出して 行けるのです。

サッカー日本代表ではパサーに柏木陽介と大島僚太、清武弘嗣が、 サイドアタッカーには原口元気のような人材がいます。

未だに彼等とは連携が深まらず、香川真司が求めるタイミングでパ スが通らずに無駄走りに終わってしまうことが多く見受けられます 。

サッカー日本代表には伝統的に純粋なウイングが少なく、現在も原 口元気くらいしかいないので、非常に持ち味が発揮しづらくなって います。

本田圭佑との相性も大いに懸念です。本田はホームポジションは右 サイドハーフですが、ほとんど中央に切れ込んでプレーします。 また、パスワークも香川真司に比べると遅いのです。そのため、特 にUAE戦で顕著だったのは、清武と3人によるバイタルエリアの 大渋滞です。

清武はチーム全体と香川真司をつなぐリンクマンとしての期待が持 てますが、本田圭佑とトリオでの起用となると、機能性が著しく落 ちるのです。

タイ戦で原口が起用されたのは良い采配でしたが、ベンチに降格し たのがっ本田ではなく清武だったのが致命的でした。

UAE戦、タイ戦の結果、内容を鑑みてもどちらかがベンチに下が るべきだったのは明らかです。とはいえ、本田圭佑はサッカー日本 代表での試合では6試合連続ゴール中で、必要不可欠な存在。 アジア最終予選との相性も良く、今回ばかりは香川真司がベンチに 降格するのが適切だったのかもしれません。

これが香川真司がサッカー日本代表に不要と言われるふたつ目の理 由です。

しかし、この不要と言われる理由については、 監督の裁量によって変わってきます。

香川真司がサッカー日本代表で活躍できない理由その③メンタルの弱さ

香川真司がサッカー日本代表に不要と言われる3つめの理由です。

香川真司のメンタルに関してはいくつか問題点が指摘されてきまし た。

一つは自分が働きやすい環境でないと能力を発揮できないこと。

そしてもうひとつが、チームを背負う意識が低いことです。

前者は若い頃から香川真司のプレースタイルや長所・短所がほとん ど変わらないことから指摘されています。

例えば、マンチェスターユナイテッドのルーニーが加齢とともにロ ングパスやビルドアップにも貢献するようになりました。イブラヒ モビッチは若い頃のポストプレーからのドリブルといったプレーが 主体だったのに対して、 最近はスルーパスなど崩しの局面でも存在感を増すようになりまし た。ロナウドは非常にエゴイスティックなドリブラーで、 ゴールに結びつけることよりも自尊心を満たすプレーを選択してい た時期がありましたが、今はゴールマシーンに変貌しています。

いかなるスタープレーヤーも彼らなりに環境や状況に適応し、 新たな能力を身につけていっているのです。

しかし、香川真司は未だにプレーゾーンが広がらず、 ミドルシュートもあまり武器になりません。 あくまでボックスの中でのパスワークやドリブルで違いを生み出す 、アタッカー止まりなのです。

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前述のとおり、 現在のサッカー日本代表において香川真司が能力を発揮しづらいの は間違いなく、今後もハリルホジッチ政権下のサッカー日本代表で招集され、必要不可欠な存在で居続けるためにはプレーの幅を広げる必要があるでしょう。

また、リーダーシップの欠落もサッカー日本代表において不要と言われる理由の一つ。

既にサッカー日本代表でのキャリアが6年目に突入し年齢も27歳になりました。そしてもう3月には28歳になります。選手としては絶頂期ともいえる年齢です。比較的平均年齢が高いこのチームでも中堅からベテランの領域に達していました。

たとえば現サッカー日本代表のキャプテンである長谷部誠などは27歳の時には既にキャプテンであり、チームをまとめるリーダーシップを有していました。また、本田圭佑や長友佑都に関しても同じことが言えるでしょう。彼らはそれぞれが異なるポジションでプレーしていますが、ピッチ上で自分が関与しない仕事にも積極的に意見し、そしてなによりも彼らは精神的にチームをけん引する存在であろうとしています。彼らは加齢による衰えに苦しめられてはいますが、それでも未だにサッカー日本代表に必要不可欠な存在であり続けています。

一方で香川真司の場合は「彼であれば何とかしてくれる」(しかもそう思われるときには、ほぼ何もできない)という求心力しかなく、チームを引っ張ろうという思いは希薄に見えます。精神的にはサッカー日本代表において必要不可欠な人材ではないのかもしれません。

またサッカー日本代表においては気心の知れたメンバーとしかコミュニケーションを取ろうとしないのも気がかりです。中にはサッカー選手の中には温い馴れ合いは不要と考える選手がいますが、ドルトムントでの香川真司の姿を見ると、このように考えているようには思えません。

もしかしたら、香川真司はドルトムントのようなファミリーのような環境下でないと輝けないのかもしれません。先日のUAE戦では明らかに大島僚太との間にはコミュニケーションの不足を感じさせました。

あるいは香川真司が内田篤人や長谷部誠のように、本当の意味でサッカー日本代表のサポーターから愛されないのは、チームへの帰属意識が薄いからかもしれえません。

香川真司に復活の芽はあるのか!?

ドルトムントとは異なり、なかなか高い評価を得られす、サッカー日本代表では必要不可欠な存在になりきれていない香川真司。それでは香川真司はサッカー日本代表で不要な存在としてみなされてしまうのでしょうか?

復活の芽はないのでしょうか?

戦術的に言うとやはり現在のハリル政権下では必要不可欠な存在になるのは難しいかもしれません。

しかし、本田圭佑のようなやや相性が悪い選手の出場機会が減少し、リンクマンの清武、純粋なサイドアタッカーの原口とプレーする機会が増えれば、ピッチ上でのぎこちなさは解消されるかもしれません。ただし、それにはまず彼らに香川真司を生かすためのピースであることを納得させなければなりません。おとなしい清武はともかく、鼻っ柱の強い原口は香川真司が結果を残せない限りその役割には到底納得しないでしょう。

彼らを「服従」させるためには精神的にも困難を打開できる唯一無二の必要不可欠な存在として君臨しなければなりません。ちなみにこれはドルトムントでもマンチェスターユナイテッドでも彼がついぞできなかったことです。

ドルトムントは香川真司抜きでブンデスリーガを制しましたし、香川真司がマンチェスターユナイテッドに移籍したその後釜にはマリオ・ゲッツェがあっさりと収まっています。そしてマンチェスターユナイテッドでも常にルーニーの陰に隠れてプレーしていました。それぞれユルゲン・クロップ、アレックス・ファーガソンの加護の下で、です。

少なくとも今のままでは王の座は誰かに奪われるでしょう。

すでに召集の是非も流れています。

本日はサッカー日本代表香川真司の不要論についてお伝えしました。

果たして、香川真司に復活して評価を取り戻すことができるのでしょうか?そしてザッケローニ時代中期のように攻撃の絶対的な核として君臨することができるのでしょうか?

そして下の記事には香川真司の移籍のうわさについて情報をまとめています。この記事を読めば、香川真司が本当に移籍するのか、そして移籍してもポジションは与えられるかなどの検証がなされています。是非クリックして一度読んでみてください。

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