香川真司のタッチ集が凄すぎると話題に!

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あなたは香川真司のタッチ集の素晴らしさを知っていますか?あまり繊細なテクニックを持っていないと思われがちな香川真司ですが、実は意外と素晴らしいボールタッチを持っています。

本日はその香川真司の素晴らしすぎるボールタッチ集をお届けします!この小柄なMFのテクニックの秘密を知れば、あなたも明日から即香川真司のボールタッチの真似がしたくなるはず!この記事を見て、さっそくそのボールタッチを真似してみよう!

香川真司のプレースタイル

香川真司はトップ下を天職とした攻撃的なMFです。かつてはマンチェスターユナイテッドや日本代表でサイドで使われたことがありますが、サイドで起用されると、この男の持ち味は半減してしまいます。相手ペナルティボックス周辺でボールを持って仕掛けて、細かいワンツーで攻略するのを最も得意としているからです。サイドで起用されるとどうしても窮屈になってしまうのです。

トップ下の位置で左右上下に動き回りながらボールを集めて、ワンタッチやツータッチなどのシンプルなパスワークで局面を動かしていきます。カウンターサッカーよりもボールを支配するポゼッションサッカーでこそ持ち味を発揮するタイプなのです。流れの中でサイドに開くこともありますが、せいぜいペナルティボックスの幅を超える程度で、コーナーフラッグをめがけてプレーすることはほとんどありません。

香川真司のボールタッチ

香川真司は凄まじく繊細なテクニシャンだとあなたは感じますか?この小柄なMFは足先の感度(サッカーの世界ではセンシビリティと言います)は非常に高いものを持っています。

しかし、実際に香川真司のボールタッチ集を見てみると、ポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウドやブラジル代表FWロビーニョ、そして元ブラジル代表MFロナウジーニョのように足の至る所を使ったボールタッチというのはほとんどありません。彼は踵やアウトサイドでのキックを頻繁に使います(ロナウジーニョに至っては背中まで使います)。足の多くの箇所を用いてボールを操ることが、この天才フットボーラーたちはできるのです。

それでは香川真司のボールタッチはどうなのでしょうか?実はこの小柄なMFはほとんどのボールをインサイドで操ります。両方の足が上手いので、左足からも正確なパスやクロスが出せますが、使い方はインサイドでのシンプルなボール裁きです。シュートを打つときはインステップを使います。それ以外は基本的にはインサイドです。時々アウトサイドなどを使うこともありますが、滅多に見ることが出来ません。

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最適な選択のためのタッチ

実はアウトサイドで頻繁にボールタッチする選手というのは、視界が狭いことが多いです。なぜなら体がタッチした足の方向に対して閉じてしまい、その方向に首が曲がりずらくなるからです。一方でインサイドでプレーする選手というのは身体が常に前方に対して開いているので、視野を広く保つことが出来るのです。特に香川真司のようなトップ下の選手は広い視野を確保した上でのルックアップは非常に重要です。ボールが集まってきても下を見てプレーすると、当然自分の目の前の状況を把握することが出来ません。その一瞬の隙をついてフリーの味方にマークがついてしまったり、味方がオフサイドポジションに入ってしまったり、密集地帯ができてしまったりと、コンマ数秒の違いが決定的な違いを生むのです。

インサイドで正確にプレーすることは、目の前の状況を正確に把握し、正しい選択(ラストパス、シュート、ドリブル)をするのに必要不可欠なのです。香川真司がボールタッチしている画像がこちらです。

やはり常に右足のインサイドにボールを置こうと意識していることが伺えます。もちろん長駆のドリブルやスピードが求められるドリブルがどうしてもインサイドでタッチすると、スピードが落ちてしまうので、一定回数アウトサイドでタッチしてスピードを殺さないようにしているとは思います。

香川真司はアシストも多い選手ではありますが、キーパスも非常に多いのです。キーパスとは結果的にゴールに繋がった起点となるパスのことです。密集地帯でも周囲とリンクするのが上手い香川真司はタイミングの良い縦パスで決定的なシーンを演出することができます。これも、視野の広さとプレーの選択の質の高さがものを言っているのかもしれません。

香川真司のタッチ集

ここまで香川真司のタッチ集を振り返りました。凄まじいテクニックを持たない香川真司は、シンプルではありますが、効果的かつ正確なテクニックで局面の打開を図るタイプだということがわかりました。とはいえ、密集地帯でも軽々とワンツーを決めてしまったり、タイミングを外したシュートでGKを困惑させたりと、独特の武器を持っています。例えば2011年に行われた日本代表と韓国代表の試合でのタイミングを外したシュートは皆さんの記憶に新しいのではないでしょうか?

また、マンチェスターユナイテッド時代にハットトリックを達成したノーリッジ戦も繊細なキックが光るシュートを決めて見せました。

香川真司はバルセロナのエッセンスがタッチの端々に出ていますよね。シンプルでも効果的なプレーを心がけているからでしょうか?この日本代表の小柄なMFは、小学校高学年から中学生にかけて宮城県にある「FCみやぎバルセロナ」というバルセロナが日本に開校したサテライトチームに所属していました。そこは日本中から高い才能を持った子供たちが集まります。香川真司はこのチームで「パスを止めて」→「蹴る」というサッカーの基礎中の基礎を叩き込まれました。高い局面打開力を持っているのに球離れが良いのは、少ないタッチでボールを捌くことの重要性をしっかりと理解しているからでしょう。

「ワンタッチこそ最高の技術」

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これは元オランダ代表でバルセロナのレジェンドであるヨハン・クライフの言葉です。クライフは残念ながら先日逝去してしまいましたが、ワンタッチでプレーすることの重要性を常に説いており、それが現在のバルセロナの礎となりました。クライフはその独特のサッカー観で世界中の戦術家を驚かせ、賞賛を集めた英雄です。また、美しい攻撃的なサッカーを追求しながらも勝利を積み重ねたことでも高い評価を集めています。

アウトサイドキックの達人たち

香川真司とは対照的にアウトサイドでのボールタッチを得意とする選手が世界にはたくさんいます。もとブラジル代表DFでレアルマドリードでプレーしたロベルト・カルロスが代表的です。その左足は破壊力も精度も驚異的でした。特に1999年のフランスとの国際親善試合で見せたフリーキックはサッカーの歴史上最高のフリーキックの一つとも言われています。アウトにかかってゴールの枠から遠ざかっていったボールは途中から驚異的な変化を見せてゴールに吸い込まれました。フランスのGKファビアン・バルテズが一歩も動けなかったのが印象的でしたね。

世界最高の選手の一人であるクリスチアーノ・ロナウドもアウトサイドのタッチでボールを操るのが非常に得意です。ロナウドのアウトサイドでのボールタッチの武器の一つが細かいフェイントです。やはり足の至るところでボールを操れるとフェイントのレパートリーが増えるのでより効果的になりますね☆同じことは新旧ブラジル代表のロナウジーニョやロビーニョ、ネイマールにも言えますね。

最近はやや精度を落としていますが、ロナウドのアウトサイドにかけた無回転フリーキックは最大の武器の一つでした。ボールの軌道が読めないのは相手GKにとっては脅威でした。

彼らに対して香川真司がアウトサイドタッチをさほど得意としていないのは、パワー不足というのが大きな要因かもしれません。アウトサイドはインステップより強烈に蹴れるわけではないし、インサイドのように正確に蹴れるわけでもありません。その代わり相手に読まれづらい独特の軌道を描くことが出来るのです。香川真司のような軽量級には不向きなボールタッチなのかもしれません。中には元イタリア代表MFアンドレア・ピルロや元ブラジル代表MFジュニーニョ・ペルナンブカーノのように軽量級ゆえに正確さをそなえたアウトサイドキックの持ち主もごくわずかにいましたが。

総括~香川真司タッチ集~

本日は香川真司のタッチ集をお伝えしました。ハードな守備が特徴のドイツサッカー界でプレーしはじめて、もうすぐ5年目になります。この時間の中でより正確でスピードのあるタッチを小柄なMFはしっかりと学んでいました。今後は日本代表においてもドルトムントにおいても、決定的な仕事を増やしてもっと信頼を集めて欲しいものです。そうすれば世界でも有数の攻撃的MFの一人として認知される日もそう遠くないかもしれませんね☆本日は香川真司のタッチ集をお伝えしました!

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