「省エネ」とも呼ばれエネルギーの効率を上げることは、世界中で推奨されています。しかし、みんながみんなそのメリットをわかっているでしょうか。今回は、省エネのメリットとは実際は何なのか、解説していきます。
- 省エネとは?
私たちの生活で使う石油や石炭、天然ガスなどのエネルギー資源を効率よく上手に使うことで、「省エネルギー」の略称です。生活するために電気やガス、水道は欠かせません。しかし、そのエネルギー資源は限られているため、それらをいかに残しつつ、どううまく利用していくかということがこの省エネの目的です。
- 環境にやさしい
1985年のフィラハ会議以来、気候変動や地球温暖化は世界が抱える問題として提示はされていたものの、2013-14年に人間の活動が主な原因となっている可能性が極めて高いと結論づけられて以降、それは深刻な問題となり、現在も各国がさまざまな対策に努めています。
そんな地球温暖化の主な原因は二酸化炭素(CO2)を代表格にメタンやフロンガスなどの温室効果ガスであると言われています。その温室効果ガスは、私たちの生活の中で使用する石油や石炭などを燃やすとき、また、ガソリン車を走らせる時に排出されます。そのため、地球温暖化対策として、省エネはとても重要なのです。
- 節約ができる
省エネをするということは、無駄なエネルギーを使わなくなるということです。RSのような電子部品販売店で入手できる電源スイッチICは、電子機器や家電の電源ラインに組み込まれ、無駄な消費電力の削減するために、電源のオンとオフと制御する役目を果たします。そういった省エネに特化した家電や電子機器を導入することによって、一見すると初期費用は掛かるものの、毎月の電気代、ランニングコストの削減ができ、長期的な視点で見ると節約が可能になります。
他にも、省エネ対策として、冷暖房などの空調を無駄なく使うために、適切な温度への調整、扇風機と合わせて使用する、衣類を気温に合わせて調節する、窓やドアの開閉を減らす、などといった行動をすることで光熱費の削減ができます。
最近では、断熱や遮熱、換気などの性能が高い省エネ住宅(エコ住宅)も増えています。政府から補助金などの各種支援制度も用意してあり、省エネの需要がいかに高まっているかがわかります。